泣ける 小説 恋愛。 死ぬまでに絶対に読むべき!ボロクソに泣ける感動小説10選【これぞ涙活?涙が止まらないオススメ小説】

感動の泣ける恋愛小説7選。涙がとまらない切ない恋の物語

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[目次]• 「泣ける」小説を読んでいますか?その効果とは 皆さん、最近本を読んで泣いた記憶はありますか?学生の頃は読んでいたけど、社会人になってからは、日々の生活に追われて「本を読む機会自体が減ってしまった」という人も少なくないかと思います。 でも、思いっきり泣いた後ってなんだか気持ちが軽くなったような気がしますよね。 「涙活」という言葉もあるくらい、能動的に涙を流すことは、心のデトックスにもなるんですよ。 そこで!古本店『もったいない本舗』のスタッフsakuraがおすすめする、絶対に泣ける小説を厳選してご紹介します。 巷には「泣かせる」小説があふれていますが、今回は知らず知らずのうちに涙が流れてしまう 「泣ける」小説をピックアップしてみました。 ジャンルにとらわれず、青春もの、恋愛もの、歴史ものから海外作品まで、読書好きスタッフの視点で幅広くご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね! 【スタッフおすすめ!】絶対に泣ける小説ランキング 福士蒼汰さん主演で映画化されたことでも話題になりましたね!著者の有川浩さんといえば、『図書館戦争』シリーズや『塩の街』『空の中』『海の底』から成る自衛隊三部作など、どこまでも甘々なラブコメ作品に定評のある作家さんです。 でもこの『旅猫リポート』を読んで、「有川さんって恋愛ものだけじゃないんだ」とその引き出しの多さを実感しました。 野良猫だったナナの視点から描かれる物語。 主人公サトルとの出会い、単純だけど幸せな日々、そしてサトルとナナの長い長い旅。 徐々に明らかになる真実と、その終着点を思うと胸が張り裂けそうになりますが、不思議と清々しい読後感です。 久々に嗚咽がもれるほどに泣いた作品。 猫好きの人はもちろん、そうでない人にも絶対におすすめです!• 「旅猫リポート」(文藝春秋)のご購入はこちら 2018年の本屋大賞を受賞した作品です。 単行本で500ページを超える大作ですが、一気読み必至!ページを繰るのももどかしいほどのめり込んでしまいました。 さまざまな理由で不登校になった子供たちが、鏡の向こうにある不思議なお城で交流を深めていくというお話なのですが、ファンタジーとはいえ登場人物の境遇はあまりにもリアルです。 怒涛のごとく回収されていく伏線と、ラストで押し寄せるただただ温かな感動。 感無量の読書体験になること、間違いなしです。 本作の主人公と同年代である中学生の方はもちろん、その親御さんの世代まで幅広く感動できる傑作です!• 「かがみの孤城」(ポプラ社)のご購入はこちら いかにもライトノベル風なイラストに加え、ファンタジーど真ん中の内容なので、もしかすると読む人を選ぶかもしれません。 …が、この作品を読まないなんてもったいない!本作品は全3巻+外伝が出版されていますが、必ず全作品を読んで下さいね。 本作にはさまざまな人物が登場しますが、必ずしもハッピーエンドではありません。 光と闇。 叶わない夢もまたあり、読了後には一抹の寂寥感に胸がチクリと痛むかも。 タイトルの『夢の上』の意味が分かった時には、思わず涙が…。 補足ですが、多崎さんといえば、以前にこちらのコンテンツでもご紹介させて頂いた『煌夜祭』も、ファンの間ではとりわけ人気のある作品です。 『夢の上』の4冊はハードルが高い…という人は、ぜひ『煌夜祭』から挑戦してみてください。 たまには忙しない現実を忘れて、ファンタジーの世界にどっぷりと浸ってみるのはいかがですか? 毎年箱根駅伝の季節になると、本棚から引っ張り出してきて再読を重ねているので、sakuraの持っている本はボロボロです(笑)私、大きな声では言えませんがこの本を読むまでは「駅伝」と「マラソン」の違いが分かっていなかったんです…。 10人のランナーそれぞれの人間性の描き分けがお見事で、「たすきを繋ぐ」という一見簡単そうに見えることが、個々の人生をかけるほどに重みを背負っているとは思ってもみませんでした。 本作は、2007年に漫画化されたのを皮切りにラジオドラマ化、舞台化、実写映画化、2018年にはテレビアニメ化もされており、その人気はとどまるところを知りません。 面倒見の良いハイジに、たびたび周囲と衝突する天才ランナーのカケル。 他にも漫画オタクや運動音痴の青年など、個性豊かなメンバーが揃っていて、各キャラクターとの掛け合いもまた見所のひとつ。 「青春」という二文字がこれほどしっくりくる作品はありません。 駅伝に興味がない人ほど、手に取っていただきたいです!• 「風が強く吹いている」(新潮社)のご購入はこちら まずこの本が児童書だということに驚きです!子どもに読ませるにはあまりにも苛酷。 私が幼い頃に読んでいたらトラウマになっていたかもしれません。 それでも、この『獣の奏者』に出会えたことに心から感謝をしているし、生涯のマイベスト本として10本の指に入ることは間違いありません。 獣ノ医術師を目指す、まだ年端もいかない少女エリンの生涯を描いた物語です。 なぜこんなに不幸を背負わなくてはいけないの?!と哀しくなってしまうぐらいに壮絶な人生。 それでも、エリンはどこまでも健気で、そして大人顔負けの聡明さを持ち合わせた少女。 エリンに感情移入して読み進めるうちに、物語は不穏な方向へ…。 本作は闘蛇編・王獣編・探求編・完結編のほか、外伝「刹那」が発売されています。 あまりに号泣しすぎて再読するのは勇気が要るのですが、いつかまた時が来れば手に取ろうと、そっと本棚に忍ばせてあります。 「獣の奏者 1 闘蛇編」(講談社)のご購入はこちら ファンタジー作品ではありますが、まるで歴史大河小説を読んでいるかのような重厚感!2つの国の2人の若き王。 生まれたときから互いに憎み合い、覇権争いを続けていた国同士が長い統合への道を歩み始める物語です。 当然、心の根っこに刷り込まれた憎しみは、一朝一夕に解決されるはずはなく…その道は苦難を極めます。 王とは言っても、2人はまだ10代。 若くして、氏族の運命を背負わなければいけないなんて想像を絶しますよね。 薫衣とその妻のやりとり、そして最終的に下した薫衣の決断には涙が止まりません。 これが一番正しい選択だったのか、他の道はなかったのか。 何度グルグルと考え続けても結論は出ず…。 とにもかくにも、号泣必至の作品です。 文庫化に際して、表紙イラストがかなり変わっていますが、私は単行本のほうが好み。 「黄金の王 白銀の王」(幻冬舎)のご購入はこちら 「泣ける小説」として常時ランキング上位に食い込んでいる作品のひとつ。 「キミスイ」という愛称で、10代20代の若い世代を中心に大ヒットした作品です。 『君の膵臓を食べたい』。 タイトルだけ聞くとホラーと勘違いしそうですが、実は典型的なボーイ・ミーツ・ガール小説。 こういうタイプの青春小説に没頭するには、私は少し年齢を過ぎてしまったけれど、それでもラストは涙が止まりませんでした。 ひょんなことから主人公が偶然拾ってしまった「共病文庫」。 それは、クラスの人気者である少女・桜良が綴った闘病日記。 余命いくばくもない彼女が抱えている秘密とは…。 終盤の展開には驚きでしたが、読後には不思議とすべてを吹っ切ったような清涼感を感じられる良作です。 タイトルの意味が分かったら、すぐにでも再読したくなるかも? ちなみに北村匠海さんと浜辺美波さん主演の実写映画版は、原作ファンも納得の良質な恋愛映画に仕上がっています。 アニメ化もされているので、興味のある方はあわせてどうぞ!• 「君の膵臓を食べたい」(双葉社)のご購入はこちら 最初にお伝えしておきますが、sakuraは乙一さんの大ファンです。 以前別コンテンツでも乙一さん特集を書かせていただきましたが、その中でも特にイチオシなのがこの『失はれる物語』です。 特に、表題作については涙なしでは読めません。 事故により全身不随になってしまった主人公と、彼を支えるピアニストの妻を描いた物語です。 感覚が残った右腕の皮膚感覚だけが、妻との唯一の交流手段。 乙一作品を読んでいると、いつも切なさや温かさが入り混じった雑多な感情が押し寄せてきて、なかなか気持ちの整理が付かなくなります。 …が、必ずしもハッピーエンド、大団円で終わらないところがまた乙一さんの良いところでもあります。 本作は短編集ですが、感動作からコミカルな作品まで傑作揃いです! ご存知、日本中で大ヒットした2016年のアニメ映画『君の名は。 』の原作小説。 新海誠監督自らが執筆された小説なので、監督のイメージがダイレクトに伝わってくる作品です。 私は、映画公開前に待ちきれずに原作本を買ってしまったのですが、『君の名は。 』に限っては、アニメ映画、原作小説ともにそれぞれ単品で非常に完成度が高いのが特徴。 どちらが先でも楽しめるかと思います! 夢の中で入れ替わっている男女を描いた物語。 単なるSFかと思いきや、ストーリーは思いもよらない方向へと進んでいきます。 本来絶対に出会うことのない少年と少女。 「切ない」「すれ違い」を最も得意とする新海誠監督の真骨頂を、ぜひ本書でご堪能ください。 「小説 君の名は。 」(角川文庫)のご購入はこちら 佐藤健さん主演で映画化されたことでも話題になりましたね!川村元気さんの原作は、なんとLINE公式アカウント初の連載小説として発表され、その後単行本化の運びとなりました。 発売当初から、ひょっこり覗く猫の表紙が可愛くて、しばらく本屋で眺めていた記憶があります。 昔、「死ぬまでにしたい10のこと」という洋画がありましたが、もしも余命宣告をされたら、自分は何を選ぶだろうかと考えてしまいます。 本作では、主人公に悪魔が取引を持ちかけてくるあたりはファンタジーなのですが、軽いタッチでありながらも「死」と向き合うことについて深く考えさせられる作品です。 母からの息子への手紙に、思わず涙、涙。 ラストは賛否両論ありそうですが、個人的には含みを持たせたこの幕引きが結構気に入っています。 「世界から猫が消えたなら」(マガジンハウス)のご購入はこちら 「水滸伝」と聞くと、ハードルが高い…と躊躇してしまう人が多いかもしれません。 そもそも「水滸伝」とは、「三国志」などとは違って完全なる創作。 弱きを助け、強きをくじくという古くから中国で愛され続けてきた小説です。 ハードボイルド作家としても有名な北方謙三さんは、それを一から再構築し、北方流の男気あふれる「北方水滸伝」として完成させました。 これがまた面白いのなんのって!汚職などで腐敗しきった宋王朝を倒そうと、志を胸に集まった同士たちが「梁山泊」にひとつの独立国家を作り上げるのですが、登場するキャラクターすべてがとにかく格好良いのです。 驚くほどたくさんのキャラクターが登場し、容赦なく死んでいきます。 本作は「大水滸伝」シリーズとして、『水滸伝』全19巻、『楊令伝』全15巻、『岳飛伝』全17巻という、すべて合わせると50冊を超える超大作。 数多く登場する魅力的なキャラクターの中で、皆さんのお気に入りを見つけてみてくださいね!• 「水滸伝」1巻(集英社)のご購入はこちら 壬生義士伝(浅田次郎) これは号泣必至!!泣いて泣いて泣きまくって、読み終えた後もしばらく魂を抜かれたように呆然となってしまった、という作品です。 これまで何冊か泣ける小説をご紹介してきましたが、sakura的には一番おすすめしたいのはこれだったりします(笑)そして、私の新選組好きはこの『壬生義士伝』から始まりました。 新選組といえば、土方歳三や沖田総司、斎藤一が主人公として取り上げられることが多いですが、本作の主人公は一隊士である吉村貫一郎。 守銭奴と周りからは蔑まれながらも、どこまでも家族への愛と「真の義」を貫いた人物として描かれています。 美しく、儚く散ることが美徳とされていた時代で、貫一郎はさぞや生きづらかっただろうなと思います。 下巻はもはや1ページ繰るごとに嗚咽状態。 今でもタイトルを聞くだけで、条件反射的に涙が出そうになるほどです。 ちなみに中井貴一さん主演で映画化もされていますが、こちらも原作を活かした素晴らしい作品なので、あわせてどうぞ!• 「壬生義士伝」(文藝春秋)のご購入はこちら 日本でドラマ化されたこともあり、非常にメジャーな小説ではありますが、意外と読んだことがない人も多いのではないでしょうか?幼児なみの知能しか持ち合わせない主人公チャーリイが、ひょんなことから劇的に知能が上がる手術を受けます。 物語は、チャーリイの経過報告書という形式で進んでいくため、最初は正直ものすごく!読みづらいです。 (何しろ幼児の書いた日記という態なので) 知能はなくても心優しかったチャーリイ。 彼の知能が向上し、周りの世界が見えてくるにつれて、人間のドロドロした部分や駆け引きなどを認識できるようになります。 やがて、周りが自分を馬鹿にしていることに気付き…。 この作品を読んでいると、本当の幸せとは何なのかということが分からなくなります。 頭が良いことが、全てを知ることが本当に当人にとって幸せなことなのか? ラストにかけての展開は、ただただ切なくやるせない気持ちになりますが、世界中でベストセラーになったのも頷ける不朽の名作です。 「アルジャーノンに花束を」(早川書房)のご購入はこちら わたしを離さないで(カズオ・イシグロ) カズオ・イシグロさんといえば、2017年にノーベル文学賞を受賞したことでも記憶に新しいのではないでしょうか?カズオ・イシグロさんの繊細かつ静謐な筆致でつづられる文章は、心穏やかにさせられる一方、どこか不穏な予感をはらんでいます。 本作はその筆頭で、「介護人」や「提供者」など胸騒ぎを覚えるワードを交えつつ、じわじわと真実に迫っていきます。 著作の中でも、とりわけ異彩をはなつ本作。 主人公キャシーと、彼女と同じ施設で生まれ育った友人たちの日常が淡々と描かれていくのですが、中盤以降に「何かおかしい」と違和感を感じ始めるはず。 その小さな違和感が形になる前に明らかになる衝撃の事実は、読者を絶望へと突き落とします。 哀しさと重苦しさと一抹の希望と。 不思議な余韻の残る傑作小説です。 「わたしを離さないで」(早川書房)のご購入はこちら 今回は、「絶対に泣ける小説」をご紹介しましたが、気になる作品はありましたか?人の死や絆、恋愛などテーマはさまざまですが、きっと泣かずにはいられない作品ばかりだと思います。 ひと昔前は、『恋空』をはじめとするケータイ小説が一世を風靡しましたよね。 若い人たちを中心に「泣ける小説」の人気が広がったのもこの頃からです。 その後、「泣ける小説」は恋愛小説だけにとどまらず、SF小説や時代小説、さらにはミステリ小説に至るまで泣ける要素が盛り込まれており、日々進化を続けています。 それだけ世の中は 「泣く」ことを求めているのかもしれませんね。 日々の生活にマンネリや疲れを感じたときは、泣ける小説を読んで心のデトックスを図りましょう!.

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コレは泣ける!おすすめ感動小説15選【青春・恋愛小説編】

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おすすめの恋愛小説 泣ける恋愛小説・海外恋愛小説10選 〈恋愛小説〉 1.マチネの終わりに 平野啓一郎 天才ギタリストの蒔野 38 と通信社記者の洋子 40。 出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。 しかし、洋子には婚約者がいた。 スランプに陥りもがく蒔野。 人知れず体の不調に苦しむ洋子。 やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、 ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。 2.君の名は。 新海誠 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、 自分が男の子になる夢を見る。 見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。 一報、東京で暮らす男子高校生・瀧も山奥の町で 自分が女子高校生になる夢を見る。 出会うことのない二人の出逢いから、 運命の歯車が動き出す。 3.桜のような僕の恋人 宇山佳佑 カメラマン見習いの晴人と、新米美容師の美咲。 恋に落ちた二人だが、美咲は人の何十倍もの早さで 年をとる難病を発症する。 しかも、治療法はないと告げられ……。 切なく哀しいラブストーリー。 4.イニシエーション・ラブ 乾くるみ 僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。 やがて僕らは恋に落ちて…。 「必ず二回読みたくなる」と 絶賛された傑作ミステリー。 5.肩ごしの恋人 唯川恵 等身大の女性を描く、第126回直木賞受賞作。 女であることを最大の武器に生きる「るり子」と、 恋にのめりこむことが怖い「萌」。 対照的なふたりの生き方を通して模索する女の幸せ探し、 新しい家族のあり方を描く。 6.よだかの片想い 島本理生 顔の左側をおおったアザ。 からかいの対象にされ、恋愛はあきらめていた。 けれど、映画監督の飛坂逢太と出会い、 世界がカラフルに輝きだす。 24歳にして恋愛経験値ゼロの理系大学院生アイコ。 女性に不自由しないタイプの飛坂の気持ちが まったくわからず、時に暴走したり、妄想したり、 大きく外したり。 一途な彼女の初恋の行方は…!? 切なくもキュートなラブ・ストーリー 7.Red 島本 理生 2歳の娘を持つ塔子は、友人の結婚式で元恋人と再会。 8.君の膵臓をたべたい 住野よる 偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。 タイトルは「共病文庫」。 それはクラスメイトである山内桜良がつづっていた、 秘密の日記帳だった。 病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。 【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、 終わりから始まる物語。 9.ぼくは明日、昨日のきみとデートする 七月 隆文 京都の美大に通うぼくがひと目惚れした女の子。 気配り上手でさびしがりやな彼女には、 ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて…。 奇跡の運命で結ばれた2人を描く、 甘くせつない恋愛小説。 10.ぼくは愛を証明しようと思う。 藤沢数希 渡辺正樹、27歳、弁理士。 誠実でまじめなことが取りえだが、 恋愛ではいつも失敗ばかり。 そんな僕が、ひょんなことから「恋愛工学」の マスターに出会う。 そして、真実の愛を探す冒険に旅立った。 〈海外恋愛小説〉 1.初恋 ツルゲーネフ ツルゲーネフの名作です。 もうタイトルもストレートにそのまんまです。 この作品を選んだ理由は、 初恋を経て少年が大人になっていく過程を描いている、 どこか懐かしい感じがするというところにあります。 2.きみに読む物語 ニコラス・スパークス 映画にもなった感動の恋愛物語 作者スパークスの妻の祖父母がモデルで、 実話をもとにした作品となっています。 人はこれほどまでにいちずに人を愛することが できるのかと感動しました。 一人の男性が一人の女性を純粋に愛し続ける物語。 3.ロミオとジュリエット ウィリアム・シェイクスピア ウィリアム・シェイクスピアの名作。 ただし、これは小説ではなく戯曲です。 有名な悲恋の物語シェイクスピアは劇作家で さまざまな舞台の脚本を書きました。 その内容は普遍的で、現代にも通じるものがあります。 4.高慢と偏見 ジェーン・オースティン 十七、八世紀のイギリスの片田舎を舞台に、 当時の女性の結婚事情と誤解と偏見から起こる 擦れ違いの恋を軽妙なタッチで描いた作品。 5.マディソン郡の橋 ロバート・ジェームズ・ウォラー アメリカの平凡な主婦が、家族が留守にした四日間だけ、 村を訪れた写真家の男と恋に落ちるという不倫の物語。 でも、ただの不倫の物語とも言い切れないのが この作品の良いところ。 運命の四日間で二人は深く愛し合い、 男は一緒に行こうと誘うが、ヒロインは家族のことを 思ってギリギリで思い止まります。 このことが二人を死ぬまで結びつけます。 6.ジェーン・エア シャーロット・ブロンテ 孤児となった女性が、家庭教師として住み込みで 働いていた家の主人と恋に落ちる物語。 十九世紀のビクトリア朝時代。 まだまだ女性は自由に恋愛して結婚なんて できなかった時代です。 今のように男女平等なんてなく、 身分や財産によって結婚相手が決まる。 そんな常識を覆してしまったのが、この作品。 7.夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 日系イギリス人のカズオ・イシグロが 描く音楽の物語が凝縮された海外恋愛小説が 『夜想曲集』。 副題に『音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』とあるように、 音楽をテーマに5組の男女の関係を描いていきます。 8.朗読者 ベルンハルト シュリンク 15歳のミヒャエルは黄疸にかかってしまいます。 学校の帰り道、苦しんでいると一人の女性が助けてくれます。 それが21歳年上のハンナです。 元気になったミヒャエルはハンナにお礼を伝えるため、 彼女に会いに行き、そこで女性というものに 遭遇します。 9.「椿姫」 デュマ・フィス 娼婦との恋愛を描いた、なんて紹介すると、 そこでもう好き嫌いが分かれそう。 愛し合いながらも立場の違う二人が、 相手のためを考えるがゆえに行き違ってしまうという切なさ。 内容はロマンチックだが、 「愛するとはどういうことか」というテーマは普遍的なテーマ。 10.二都物語 ディケンズ フランス革命下のパリとロンドンを舞台に、 歴史の荒波に翻弄される人々を描く。 物語のラストは、愛する人とは結ばれないのに 思いは成就するという、悲劇的でありながら幸福な、 矛盾に満ちた結末を迎える。 愛し抜く、とはこういうことか。

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【感涙必至!】絶対泣ける小説おすすめランキングトップ10!

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登場人物に共感したり、辛い境遇に胸が締め付けられたり、感動的なセリフに出会えたり、小説を読んで泣くことで心が温かくなって癒されますよね。 しかし、 泣ける本にはそう簡単に出会えません。 さらに、本は読む時期やコンディションによっても感じ方が変わることもしばしば。 もちろん人によって感想が全く異なることも……。 私は本に関しては比較的涙もろい方だと自覚しておりますが、それでも 今までの1,000冊を超える読書生活の中で 泣いた本は数える程しかありません。 随時追記していくつもりですが、今回は今まで私が読んだ本の中から「私が泣いた本」12冊のブックレビューをお届けします。 知念実希人の「ムゲンのi 」は予測不能で一気読み必須のミステリー超大作! 眠り続ける謎の奇病「イレス」の患者を同時に3人も担当している若き女医の愛依(あい)は、全く目処が立たない治療方針に悩んでいました。 不思議な出会いに導かれ、人知を超える奇病と事件に挑む愛依は、 ククルと共に患者たちのマブイグミに挑みます。 夢幻の世界に秘められた謎を解き明かし感動の結末を迎える、一気読み必須の幻想的なミステリー小説です。 電車の中で泣きながらも読む手を止められない! 私は普段、通勤電車の中で本を読むのですが、この作品を読んだときは流れる涙を止めることも読む手も止めることもできず、 開き直って泣き散らかしながら読み進めました。 「心はやはり胸にあったんだな」と改めて気付かされたほど、胸の奥がジンと熱くなった作品です。 私はファンタジー小説をあまり読みなれておらず、物語に入り込むまで少し戸惑いましたが、ミステリー要素と相まって ぐんぐんと引き込まれていきました。 次々と巻き起こる予測不可能な展開に心を鷲掴みにされて、家族の愛情に心温まるミステリー超大作です。 そんな中、 偶然通りかかった商店街の裏路地で 定食屋のような古ぼけた一軒家を見つけます。 シロウトが作るので美味しくない日もありますが、くじ引きで当たった人は すみっこごはんに伝わるレシピを元に家庭料理を作ります。 人々との温かな交流と、美味しい家庭料理によって元気を取り戻していく連作小説です。 家庭料理の温かさが胸に沁みて泣ける……! 「東京すみっこごはん」は何年も前から好きな本でしたが、結婚して子供ができてから再読したところ、 ひときわ泣ける作品だと気づきました。 物語の中に愛が見えるような優しさに溢れた作品で、心がホッと穏やかな気持ちになります。 親の立場になってから読むと、今まで気づかなかった無念な気持ちと切なさが増して、 電車の中で何度も泣いてしまいました。 人々とのつながりと、美味しい家庭料理の大切さに改めて気付かされます。 どんなに辛いことがあっても、美味しいご飯を食べれば大丈夫! そんな気持ちにさせてくれる元気の出る小説です。 登場人物がまるで自分の家族のようで、物語を読み終えても放っておけないほど親しみを感じます。 私は「東京すみっこごはん」が大好きで、特にオススメの心温まる泣ける本です! 原田マハの「まぐだら屋のマリア」は生きる希望を取り戻していく再生の物語 神楽坂の老舗料亭で修行を積んでいた主人公の紫紋(シモン)は、 料亭での偽装事件をきっかけに夢や仲間を失い、 現実から逃げ出します。 知り合いが一人もいない場所に行きたい……そこで人生を終わらせよう。 そんな思いで遠くへ遠くへとさまよい続けた紫紋が辿り着いたのは、空と海と山と道路以外はなにも無い、崖っぷちにポツンと建った「まぐだら屋」という小さな食堂。 紫紋はそこで食堂を切り盛りしているマリアという女性と出会うことに。 マリアは突然現れた素性のわからない一文無しの紫紋に食事をさせ、眠る場所まで与え、救いの手を差し伸べます。 成り行きからまぐだら屋で働くことになった紫紋は、 料理を通じて人の役に立つことで自身が癒され、 どん底から生き直す勇気を得ていきます。 様々な出会いの中で人を思いやり、生きる希望を取り戻していく再生の物語です。 深い愛情に包まれる温かさに溢れた作品! 「まぐだら屋のマリア」は、 食事の大切さや 近くにいる人への思いやりなど、 生きていく上で当たり前のことを思い出させてくれる作品です。 私はこの本を読んで、何度もマリアに癒されて泣きました。 特に、物語の中盤に登場する居候の青年が母親に対する自分の罪を告白するシーンでは、 心にズシリとくるほど重く辛い内容が自分のことのように感じられ、マリアの赦しの言葉が胸を打ち、何度読み返しても泣いてしまいます。 母との関係に溝ができてしまい大切にできずに後悔した経験が私にはあって、母の愛情に気付けなかったいたたまれなさと、未だにそれを引きずってしまう自分の未熟さを思い知らされるのです。 私も親になり子供ができたことによって、 初めて親の気持ちが理解できたように思います。 また、妻を見ていても感じますが、母親の愛情は偉大です。 誰にでも帰る場所があって、 母はいつでも自分の味方でいてくれている。 そんな深い愛情に包まれる温かさに溢れた作品です。 東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は優しい気持ちが心に灯る笑って泣ける本! 悩み事相談を請け負い様々な人を救ってきた「ナミヤ雑貨店」。 店を閉めてからしばらく経ち、あばら屋のように朽ち果てたその古い家に、悪事を働いた3人組が逃げ込んできました。 夜が明けるまで身を隠すことにした3人が埃だらけの店内を物色していると、 店のシャッターの郵便口から突然手紙が投げ込まれます。 店内に忍び込んでいることがバレたのかと驚いた3人ですが、気づかれた様子はなく、外に人がいる気配もありません。 突然投げ込まれた手紙に戸惑いつつ中身を読んでみると、それは 雑貨店宛に書かれた悩み事相談でした。 今まで誰にも相談などされたことがない3人は、いい気になって返事を書いてみると、再び手紙が届きます。 まるで時空を超えて届いたかのような手紙に顔を見合わせ戸惑った3人は、下手に関わることを恐れながらも再び返事を書くことに……。 悩み事相談を請け負い様々な人を救ってきた雑貨店で起きた、時空を超えた奇蹟の物語です。 笑って泣ける綿密で爽快なストーリー! 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、ツイッターで知り合ったという方から教えていただいた泣ける本。 ハートフルで、コミカルで、さらにはミステリアスでもあり……、様々な特筆すべき要素がふんだんに詰め込まれています。 時空を超えるSF的設定、小悪党3人組のシュールな笑い、人に言えないシリアスな悩み、そして感動の涙……。 この様々な要素がお互いの邪魔をせずに共存し、なおかつ1つずつ絡み合って、全てに繋がっていきます。 特に第2章の 「夜更けにハーモニカを」が切なくて、 いつの間にか涙が溢れていました。 第1章のコミカルな雰囲気から一転してのシリアスな展開と、そこで語られる音楽への想いと最後まで信じ抜いた己の道。 そこに交差するナミヤ雑貨店の悩みごと相談が絶妙でなんとも言えません! 一部の無駄もない 素晴らしい構成で 物語の中に引き込まれました。 哀しい話ですが胸に響き、優しい気持ちで満たされ思わず涙が溢れる一編です。 思い切り泣いた心温まる命のドラマ!夏川草介「新章・神様のカルテ」 主人公の栗原一止は信州にある 「24時間365日対応」で患者を受け入れる本庄病院に6年間勤務したのち、より良い医師になるために 信濃大学医学部の大学院生として入局します。 内科医としての激務をこなしながら、大学院での研究や生活を支える当直アルバイトに明け暮れ2年の月日が流れました。 大学病院とは不条理なもので、最先端の技術と大勢の医師を抱えながら、ルールや建前にとらわれてスムーズな治療に結びつかない矛盾を抱えた巨大組織です。 それでも患者のことを第一に思い、奮闘を続けてきた一止でしたが、29歳の膵癌患者の治療を巡り、 医局の御家老(ごかろう)と恐れられる准教授と激しく衝突してしまいます。 医局内での自分の立ち位置など気にも留めず、患者の心身を第一に考え立ち向かっていく青年内科医の熱き想い。 その情熱は患者だけでなく 関わる医師や病院までも変えていきます。 じわじわと感情の波が押し寄せる静かな感動作! 「神様のカルテ」はシリーズもので今作は5巻目になります。 しかし、今作を読んで びっくり! 筆者の文章力が格段に上がっており「日本語が美しい」と感じるほど! 物語に深くのめり込み、こんなに泣いたのは久しぶりというくらい思い切り泣きました。 シリーズをまだ読んでいない方にお伝えしたいのは、この5巻目の「新章・神様のカルテ」を読むために シリーズ全作を読む価値があるということです。 読み終わった後も余韻でしばらく本を持ち歩いていた程です。 小坂流加「余命10年」は、切実な描写に胸を打たれる恋愛小説 20歳の茉莉(まつり)は、 数万人に1人という不治の病に倒れ、 余命は10年であることを知ります。 20代の女性が抱える余命10年という絶望的な未来。 何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならず、未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごす毎日。 そんな中、 親友から勧められて始めた趣味に情熱を注ぐようになり、偶然の出会いから しないと心に決めていた恋に落ちていきます。 生きたいと願う希望がそのまま死という絶望へと繋がる逃れられない運命。 衝撃のタイトルとその結末にいつの間にか涙が流れる切ない恋愛小説です。 文章にムラがあるが、見せかけではない魂の叫びを感じる 「余命10年」の著者である小坂流加(こさかるか)さんは、文庫化された本作の編集が終わった直後、 病気が悪化し刊行を待つことなく2017年に逝去しました。 詳細は書かれていないので推測ですが、この物語の主人公と同じ病気であったのではないかと思われます。 それくらい 病気と死に対する絶望感にリアリティがある作品です。 正直なところ文章にムラがあり、お世辞にも文学的に優れた作品とは言えません。 文章の(特に会話の)稚拙さや、一人称の視点の切り替えが悪く混乱するところなど、読みにくさを感じる部分もあります。 358ページにも及ぶ長編なので、細部まで推敲できなかったのかもしれません。 しかし、それを踏まえても 著者のリアルな感性がそのまま物語に現れており、 心に残る魂の叫びのように感じました。 読んでいるとただ悲しいのではなく、その切実な葛藤や苦悩に胸を突かれ、いつのまにか涙が流れています。 普通の小説なら茉莉の考えや決断はただのヒステリーと片付けられそうなところ、「余命10年」という長くて短い運命に閉塞感や焦燥感などリアルな重みがあって、 その耐えきれない絶望に共感を感じるほどです。 そう思わせる気迫が文章から伝わってくるため、 ここ数年で読んだ本の中でもインパクトが強く、「生と死」について否応無く考えさせられました。 心に残る衝撃的な作品です。 じんわりと心が温まる短編集!東直子の「とりつくしま」 この世に未練を残して死んだとき、 あなたが望んだ「物」にとりついて現世に戻ってくることができます。 それが「とりつくしま」。 その案内をする「とりつくしま係」は、あなたの希望を聞いて「とりつくしま」の契約をしてくれます。 役所のように手続きを済ませると、 死んだあなたは「なりたいと望んだ物」にとりついて、 もう1度だけこの世を体験することができるのです。 物になってまわりを見たり、人の声を聞いたりすることはできますが、あなたから何かを伝えることはできません。 また、その物が壊れたり半分以上消失したりすると、「とりつくしま」もおしまいです。 愛する妻を見守りたい、大好きなママと遊びたい、大切な息子のそばでほんの少しだけ過ごしたい。 「死」と向き合い「もしも〜だったら」という世界を味わえる、切なくて温かい短編小説です。 静かな温もりに心休まる連作短編集 私がこの作品で涙したのは「青いの」という章に描かれる子供が あまりにけなげで胸を締め付けられたからです。 初めて読んだときは結婚もしていなかったので当然自分の子供もおらず、 泣くことはありませんでした。 しかし、 実際に自分の子供ができてから再読してみると、なんとも堪らない気持ちになってしまいました。 親になって感じ方が変わったのですね。 幼い子供は浅はかで、いじけやすく、そして素直であるが故にけなげです。 「ぼく、いい子にしてるから、会いに来て」とママを待ち続ける姿はいじらしく、とにかく切なすぎました……。 子供を持つ親ならばその想いをひとしお感じるはずです。 七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は2度読みたくなる恋愛小説! 美大に通う南山高寿(みなみやまたかとし)は、 通学電車の中で一目惚れをした女の子に意を決して声をかけます。 相手の女の子は福寿愛美(ふくじゅえみ)。 「一目惚れをした」と告白をされたその別れ際「また会える?」と聞かれた愛美は 突然泣き出し、高寿に抱き着きます。 驚く高寿はこの時の涙の理由を知る由もありませんでした。 翌日、再会した二人は意気投合し、やがて付き合い始めることに……。 初めてデートした時、初めてお互いを名前で呼び合った時、初めて手を繋いだ時、愛美は何故か涙を零します。 高寿は不思議に思いながらも優しく受け止め、2人は愛情を深めていきます。 そんなある日、 「隠してきたことを全部話す」と打ち明けられた愛美の秘密は 想像もできないようなことでした。 そして2人の運命はすれ違いはじめます。 奇跡の運命で結ばれた2人を描く、甘く切ない物語。 彼女の秘密を知った時、きっと最初から読み直したくなりますよ。 2度読みたくなり、2度目こそ泣ける この作品は、物語の設定(トリック)が単純でありながら良くできており、 想像の斜め上をいきます。 恋人が病気になったり、死んでしまったりといった恋愛小説の王道とは少し毛色が異なり、 SF的な要素があることが特徴です。 そのため、初めて読むときと再読した時とでは、感じ方が変わります。 この書評を書くために改めて読み直しましたが、 私は序盤で泣きました。 2人が初めて出会った日の別れ際に、高寿が「また会える?」と聞いたところがピークです。 初読では意味がわからず泣くようなシーンではないのですが、2巡目では切ないシーンにしか見えません。 同じ文章を読み直しているのに、感想がまったく異なる点が面白いですね。 1巡目では設定についていくのに気を取られてしまうので、 2巡目の方がより楽しめるはずです。 北川恵海の「ちょっと今から人生かえてくる」は爽快で泣ける人生応援ストーリー! この作品は2015年に刊行され映画化もされた「ちょっと今から仕事やめてくる」のアナザーサイドストーリーです。 前作では、ブラック企業での仕事に追い詰められ命を投げ出そうとしていた隆(たかし)が、「ヤマモト」と名乗る男と出会い人生を見つめ直していく話でした。 その続編となる今作の主人公は、 なんとブラック企業で隆を追い詰めた張本人である先輩の五十嵐(いがらし)です。 自分の営業成績のために後輩を蹴落とし退職にまで追い込んだ五十嵐ですが、彼もまたブラック企業での仕事に疲れ果て限界を迎えていました。 そんなある日、疲弊しきっていた五十嵐は 通勤電車で倒れそうになったところを見知らぬ男「ヤマモト」に助けられます。 再び登場する「ヤマモト」と五十嵐の新しい物語と、前作では語られなかった裏エピソードが今、明らかに……! 仕事に悩み、日々に迷う人たちに勇気を与える人生応援ストーリーです。 ブラック企業に勤め、人生に疲れた方にオススメ! 「ちょっと今から人生変えてくる」は、ブラック企業に勤めている方や、ブラック企業卒業生にオススメの作品です。 とても読みやすい作品なので、普段本を読まない方や、仕事に疲れて本を読む余裕がない方でもハードルは低いはず……! 親しみやすい温かさを感じる文章は、 まるで家族や友人と話しているかのようです。 今回、改めて前作から読み直しましたが、温もりが胸に沁みてしんみりと泣けました。 スカッと爽快な展開は読んでいて気持ちよく勇気付けられます。 仕事に疲れた時に、そっと寄り添ってくれる優しい作品です。 辻村深月の「凍りのくじら」は私の1番好きな本! 主人公である高校生の理帆子(りほこ)は傲慢で達観しており、表面上は周りの人に合わせながら心の中では孤立している女の子。 どこにいても執着できない、誰のことも好きじゃない、誰とも繋がれない……要するに感じが悪い性格です。 はじめはこの主人公にはまったく共感ができません。 そのため、「この分厚い本をどう読み進めたものか……」と 、誰もが手を止めてしまいそうになるはず……。 そんな状況を払拭してくれるのが物語の端々に登場する ドラえもんです。 ドラえもんのひみつ道具にちなんだストーリーと、藤子・F・不二雄先生の面影が随所に描かれ、物語に引き込む起爆剤の役割を果たします。 「写真を撮らせてほしい」と言って現れた別所(べっしょ)という青年との出会いによって、少しずつ変わっていく理帆子。 別所の優しさが、孤独だった理帆子の心を少しずつ癒し、別所の知人である郁也(いくや)と多恵(たえ)との出会いによって、さらに物語は穏やかに進んでいきます。 ところが、 不穏な警告が鳴り響き、 物語は思いも寄らぬ方向に急転下していきます。 いつの間にか物語にのめり込み、主人公に共感していく少し不思議な世界観。 理帆子の成長と光に満ちた世界を描いた希望の物語です。 好きな人にオススメしたくなる本 「凍りのくじら」を読んで涙を流す人がどれほどいるのかわかりません。 そもそも泣くような本ではないような気がします。 しかし、私は何回も泣きました。 「泣ける本」と評価してしまうと薄っぺらく聞こえるかもしれません。 それでも、「凍りのくじら」が私の心に深く刺さり、 何度読んでも涙を流してしまう本だったという事実はお伝えしておきたいのです。 特にクライマックスでテキオー灯(ドラえもんのひみつ道具)が出てくるときは、理帆子に感情移入しまくりでボロボロ泣きました。 いい本を読んだとき誰かにおすすめしたくなりますが、「凍りのくじら」は違います。 この本は私が好きな人にだけおすすめしたくなる本です。 「面白い本」と「好きな本」の位置付けは少し異なります。 誰が読んでも面白く、ベストセラーになって映画化までされるような本と、いつまで経っても自分の心に残っている本は違いますよね。 「凍りのくじら」は私の好きな本です。 自分の弱みを見せられる私の好きな人に読んでほしいと思える作品です。 こだまの「ここは、おしまいの地」は泣くほど笑える自伝的エッセイ! こだまさんの「ここは、おしまいの地」は、を利用して 「泣ける本」をリクエストした時に選んでもらった1冊です。 ところが、「泣ける本」をリクエストしたにも関わらず、この本の帯には 「爆笑しました」というコメントがあり、どう考えても「泣ける本」には見えません……。 本当に泣けるのか困惑しながらも読み進めていったところ、納得、 この本は「泣けるほど笑える本」だったのです! シュールで笑いのセンスが光るこの作品は、ただ笑えるだけでなく、家族や友人の温かいエピソードにいつの間にか涙が溢れそうにもなります。 「感動して泣ける本」としては異色ではありますが、「泣ける本」として紹介せずにはいられない1冊です。 飾らず素直に受け入れられる言葉たち 「ここは、おしまいの地」を読んで、 私はこだまさんの文章が大好きになりました。 すっと心の中に入ってくる飾らない自然体の言葉たち。 絶妙のタイミングで散りばめらる鋭い表現。 こんなにも自然に笑わせられると元気が出ますね。 自虐的な内容も鼻につかず笑いに変換されて描かれるのが良いところです。 また、ただ笑わせられるだけでなく、 しんみりと描かれる家族や友人の話は温かく、やさしく胸を打つところも……。 そういった意味では 「涙が出るほど笑える本」というだけでなく 「いつの間にか泣いている本」でもありそうで、この本を読んで思わず涙をこぼした方もいらっしゃるのではないでしょうか。 私は「涙が出るほど笑える本」と解釈しましたが、 「泣ける本」として紹介されたとしても充分に納得ができる作品です。 まとめ 今回は12冊の「私が泣いた本」を紹介しました。 実はこれ以外にも候補があったのですが、読み直してみると泣けなかったという作品が多く、 やはり読む時期や状況によって感想は変わるものですね。 有川浩さんの「レインツリーの国」は、初読ではめちゃくちゃ泣いた記憶がありましたが、今回再読したら泣けませんでした。 同じく村山由佳さんの「天使の卵」も高校生の頃に号泣したはずなのですが……。 これらの作品はまた別の機会に紹介します。 特に 村山由佳さんの作品は思い入れが強すぎるのでここでは書き切れません! 今回紹介したのは12作品だけですが、 このページは随時追記して更新していきます。 泣ける本の情報も探しておりますので「この本こそは!」という作品がありましたら教えて頂けると嬉しいです。

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