くも膜 下 出血 予兆。 【くも膜下出血】前兆に要注意!その症状はくも膜下出血の初期症状かも?

くも膜下出血の前兆【MY介護の広場】

くも膜 下 出血 予兆

脳出血の一つ「くも膜下出血」は、発症すると死亡率が約50%と非常に高く、とても怖い病気です。 処置が遅れると再出血の危険性もあり、また後遺障害などのリスクもあります。 それだけに、できるだけ発症しないように、日ごろからリスクを下げるための予防が大切です。 くも膜下出血の予防というと、意外に感じる方も多いかもしれません。 一般にくも膜下出血は、「なんの前ぶれもなく、ある日突然起こる」と思われているからです。 しかし最近の調査・研究から、 くも膜下出血には特徴的な前兆ともいえる症状がいくつかあることが分かっています。 また、くも膜下出血は「女性に多い病気」とされ、男性には少ないように思われています。 ところが実際には、死亡率を比較すると男性1に対して女性1. むしろ年代によって男女差がみられ、 40歳代、50歳代では男性に多く、60歳以降は女性に多くなる傾向がみられます。 中年期以降は、誰にでも起こりうる病気だといえます。 病気の特徴や、どんな人に起こりやすいのかをきちんと知っておきましょう。 10万人当たりの死亡率は、男性19. 5人、女性24. 6人となっています。 くも膜下出血の前兆とは くも膜下出血は、脳を包むくも膜の内側の血管で起こる出血です。 多くの場合、血管に動脈瘤(どうみゃくりゅう=コブ)ができ、そこに圧力が加わって破裂することで起こります。 動脈瘤がなぜできるのかは、まだよく分かっていませんが、血管の弱い部分(分岐部など)にできやすい傾向があります。 くも膜下出血が起こったときの典型的な症状は、「激しい頭痛」「意識障害」「嘔吐」などです。 特に頭痛を経験する人は多く、「バットやカナヅチで殴られたような」といわれるほどの強烈な痛みが突然起こります。 ただし、頭痛をほとんど感じない例も少なくありません。 「意識障害」も、比較的多くみられる症状です。 頭痛もなく、いきなり意識を失う例もあります。 いびきをかいて寝たようになる例もみられます。 そのほか、嘔吐や目の痛みなどの症状を経験する人もいます。 ただし、こうした症状は、実際にくも膜下出血を起こしたときに経験するもので、いわゆる前兆とは異なります。 では、前兆の症状とは、どういうものでしょうか。 その一つは、血圧の乱れです。 数日前から血圧の乱高下をくり返したあと、くも膜下出血を起こす例がみられることから、血圧の変化には注意が必要です(ほかの原因も考えられるので、血圧が乱高下した場合には早めに受診しましょう)。 また、くも膜下出血の場合、前段階で動脈瘤から少量の出血があったり、動脈瘤が神経を圧迫したりして、軽度の症状がみられることがあります。 その場合にもよく経験するのが、です。 頭痛の程度は人によって異なりますが、経験する人が多いので「警告頭痛」とも呼ばれます。 そのほか、 目の異常(痛み、二重にみえる、まぶたが下がるなど)、めまい、吐き気を感じる人もいます。 頭のなかに違和感(モヤモヤ、ボォーッとする)を覚える人もいます。 こうした症状は、しばらくすると治ってしまいます。 ところが、その数日後に大きな発作を起こす例が少なくありません。 原因が思い当たらない場合には、早めに受診することが予防につながります。 <もし発症した場合は> 経験したことがない強烈な頭痛におそわれたら、迷わず救急車を呼びましょう。 意識を失いそうなときは、周囲の人に助けを求めます。 くも膜下出血は緊急を要する病気で、放置していると再出血を起こし、最悪の事態になりかねません。 前兆のような軽い症状の場合でも、なかなか治まらないと、引き続いて大きな発作を起こすことがあります。 頭の中で何か異様なことが起こっていると感じたら、すぐに受診するか、救急車を呼ぶことが大切です。 こんな人はとくに注意(リスク要因) くも膜下出血の二大リスク要因が、高血圧と喫煙習慣です。 そのほかのリスクもふくめ、自分が起こしやすいタイプかどうか、知っておきましょう。 リスク1 くも膜下出血のリスク要因のなかでも、最も一般的なものは高血圧です。 高血圧の人は、そうでない人と比較すると、くも膜下出血による死亡リスクが約3倍(男性2. 97倍、女性2. 血圧が高いと、動脈瘤にかかる圧力も常に高い状態にあり、それだけ破裂の危険性も高くなるためと考えられています。 特に先ほど紹介した、血圧の乱高下には十分な注意が必要です。 高血圧の原因の一つに、塩分のとりすぎがあります。 くも膜下出血の場合も、塩分の摂取量が多いことがリスクにつながります。 塩分の多い食事を好む人は、そうでない人と比較すると、リスクが男性で3. 01倍、女性でも2. 34場合にもなるからです。 リスク2 喫煙 くも膜下出血の最大のリスクとされるのが、喫煙の習慣です。 喫煙との関連性については、さまざまな調査が行われていますが、喫煙者のリスクは非喫煙者の2. 2倍~3. 1日の喫煙量が少なめの人(10本未満)であっても、20本以上吸っている人とリスクは違いません。 喫煙そのものが、リスクを高めているといえます。 リスク3 家族の病歴 親や兄弟などの家族に、脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)の体験者がいる場合にも要注意です。 男女とも約2倍、リスクが高くなるからです。 リスク4 輸血歴 あまり知られていないリスクでは、輸血歴があります。 特に男性の場合にはその影響が大きく、なんらかの手術などで輸血歴がある男性は、そうでない男性と比較すると、4. 20倍のリスクがあります。 輸血がどのように関連しているのかは、まだ分かっていません。 リスク5 その他 ストレスは血管を傷つけ、くも膜下出血のリスクを高めます。 特に女性は影響を受けやすい傾向がみられるので、注意が必要です。 また女性の場合、60歳以降にくも膜下出血を起こしやすくなります。 これには、女性ホルモンの分泌量の減少が関係していると推定されています。 リスクの数値はJACC Studyによる。 リスクはいずれも、くも膜下出血による死亡リスク。 10倍、女性2. 26倍。 厚生労働省研究班による大規模疫学調査(2004年)では男性3. 6倍、女性2. 同じく厚生労働省研究班による2009年調査では、男性2. 19倍、女性2. 88倍。 くも膜下出血・予防の原則 くも膜下出血は、日常での予防対策が大切です。 次のようなことに気をつけましょう。 1 血圧をきちんとコントロールする 高血圧の人は日ごろから血圧に注意し、特に大きな変化(乱高下など)があったらすぐに受診しましょう。 2 に気をつける 塩蔵品や漬物、味噌汁などをとりすぎないようにし、また外食も塩分が多いので注意を。 野菜に含まれるカリウムは塩分の排出を促すので、野菜を多めにとりましょう。 アルコールの飲みすぎも、くも膜下出血のリスクの一つなので、控えめにしましょう。 3 禁煙を心掛ける タバコをやめると、くも膜下出血のリスクは低下し、やがて非喫煙者と同じレベルになります。 禁煙による予防効果は明確なので、とくに高血圧の人や家族に脳卒中の人がいる場合には 4 前兆を見逃さない 血圧の乱高下のほか、突然の頭痛、頭のモヤモヤ感、目の痛みなどの前兆があったら、必ず受診しましょう。

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【脳を知る】くも膜下出血の前兆 目は口ほどにものを言う(1/2ページ)

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脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)チェック 脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)とは<脳梗塞、脳出血> 脳梗塞、脳出血は突然発症します。 脳梗塞の場合、まれに前兆・前触れとして症状が現れることがあり、「一過性脳虚血発作」といいます。 一時的に血栓(血の塊)が脳の血管に詰まることで起こり、症状の多くは数分、長くても1日ぐらいで消えます。 <クモ膜下出血> 脳はクモ膜という膜に覆われており、クモ膜の下(脳の表面)には多くの血管が走行しています。 これらの血管から出血して、クモ膜の下に出血が広がり脳を障害する状態が「くも膜下出血」です。 クモ膜下出血の多くは、血管に生じた脳動脈瘤の破裂が原因です。 死亡したり、重い後遺症を残したりする怖い病気です。 突然死の原因にもなります。 監修:IMSグループ 明理会中央総合病院 各項目順番に該当するものにチェックをして、最後に【判定するボタン】を押してください。 1.60歳以上である年齢 はい いいえ.

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くも膜下出血の3つの前兆!頭痛と目の異常に要注意

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くも膜下出血は「片頭痛」と間違う場合も 脳の病気で頭痛が起こる原因は、脳出血では血管が破れるため、脳梗塞では血管が急につまるため、脳腫瘍や硬膜下血腫は大きくなった腫瘍や血腫が周りの髄膜を圧迫するためです。 頭痛と同時に脳の障害による症状も出るのが特徴です。 脳の病気を見逃さないコツは、頭痛よりもそのほかの症状ということになります。 ただし、くも膜下出血は例外です。 頭痛だけが初期症状であることが少なくないのです。 放っておくと意識がなくなり、ほかの症状の有無がわからなくなってしまうこともあります。 くも膜下出血を起こす原因である動脈瘤が、初め少しだけ出血するときなどがそうです。 広範なくも膜下出血を起こす大出血の前触れとして脳動脈瘤の一部から少しずつ出血することがあります。 1~2週間のあいだに2~3回起こる動脈破裂の警告です。 もちろん、前触れなく最初から大出血が起こることも少なくありません。 前触れ出血をすると急に頭痛が起こり、1~2時間、脈打つ痛みが続きます。 いったん痛みがなくなるので「片頭痛かな」と思ってしまいがちです。 よほど高精度のMRIやCTを使った脳検査でないと少量の出血はわかりません。 そのまま放置して、動脈瘤が破裂して大出血を起こすと、それこそ命に関わることにもなります。 二次性頭痛で危険な頭痛の代表は雷鳴頭痛です。 その名の通り、突然、雷に打たれたような強い頭痛が起きます。 しかも、1分未満で痛みの強さがピークに達し、5分以上続くとされています。 医学用語でいう「雷鳴頭痛」とは、突然に来る激しい頭痛の総称ですので、一次性頭痛の場合に使うこともあります。 しかし、突然起こり生命の危険のある頭痛は二次性頭痛が多く、その代表が脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の頭痛です。 脳に突然起こる病気は脳の血管に関係する場合が多く、中でもくも膜下出血は早期発見と治療が必要です。 動脈瘤は太い血管壁の一部がこぶのようにふくらんだもので、血管の壁が薄くなったところが破れやすくなります。 脳の表面は3層の膜(硬膜、くも膜、軟膜)で覆われて保護されています。 動脈瘤は脳の表面にできやすく、破裂すると出血がくも膜下のスペースに拡がります。 大量の決液で圧迫されると脳は機能障害に陥り、意識がなくなります。 動脈瘤からの出血を早く止めれば脳の障害は少なく済み、命は助かります。 今まで経験したことのない、突然の激しい頭痛で、「こんな頭痛は初めて」と感じたら雷鳴頭痛を考えてください。 一刻を争いますので、すぐ救急車を呼びましょう。 同様の病気としては、解離性動脈瘤などがあります。 いずれも危険な「超」悪玉頭痛です。 ただし、雷鳴頭痛には善玉の頭痛があるから脳は不思議です。 有名なのは入浴頭痛。 片頭痛のある人に起こりやすい頭痛です。 入浴前にかけ湯をしたとたんに、あるいは浴槽に体を沈めた直後に突然頭を打たれたような感じの痛みが襲う。 あわてて浴室を出て5分ほど横になっていたら治まるような頭痛です。 あるいはかき氷頭痛やアイスクリーム頭痛と呼ばれるもの。 冷たいものを一気に飲み込んだときに喉の奥からこめかみにかけてツーンと鋭く痛む頭痛も良性の雷鳴頭痛です。 性行為の最中に急激に起こる性交時頭痛もそのひとつ。 「くも膜下出血じゃないか!?」と、真っ青になって病院に駆け込んでくる患者さんも少なくありません。 これらは突然でつらい頭痛ですが命に別状はありません。 脳の血管が拡張して起こる頭痛で、内科的な治療で予防ができます。 坂井文彦(さかい ふみひこ) 埼玉国際頭痛センター長。 1969年慶應義塾大学医学部卒業後、同内科学教室に入局し、神経内科および脳循環・代謝の研究を始める。 76年米国ベイラー医科大学神経内科留学。 Harold G. Wolff賞受賞 片頭痛と脳循環の研究。 97年11月北里大学医学部神経内科学教授。 2010年11月より埼玉医科大学客員教授、埼玉国際頭痛センター長として日本初の頭痛専門病院を立ち上げる。 日本頭痛学会、国際頭痛学会の理事長など重職を歴任した頭痛治療の世界的名医で、長年にわたり、日本の頭痛医療を進化させてきた。 「頭痛そのものが脳の病気」「薬を上手に使うことでコントロールできる」「頭痛ダイアリーは必ずつける」「片頭痛予防体操で慢性化を防げる」等、啓蒙活動に尽力。 監修書に『きょうの健康シリーズ 頭痛で悩む人に』(NHK出版)がある。 このほど『』(講談社現代新書)を上梓した。

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