赤ちゃん うんち 黒い。 赤ちゃんのうんちの色について。生後の推移や病気の可能性

便に黒い粒が混じる原因とは?これって一体何者なの?病気?

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この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。 赤ちゃんのうんちが真っ黒! 出産後の赤ちゃんが、初めてうんちをするのはいつか知っていますか。 個人差はありますが、赤ちゃんの初めての排便は、出産から12時間以内に行われます。 赤ちゃんの初めてのうんちを「胎便(たいべん)」と言いますが、初めて胎便を見たママは、きっとびっくりします。 なぜなら、胎便は真っ黒だからです。 第107回医師国家試験G44 赤ちゃんがこんなに真っ黒なうんちをするのは、理由があります。 そして、赤ちゃんが胎便を出し切ることはとても大切なことなんです。 今回は、赤ちゃんの胎便が黒い理由、胎便のトラブルで起こる病気についてお話したいと思います。 胎便(たいべん)とは 胎便とは、赤ちゃんが初めて出すのうんちのことで、緑がかった黒っぽい色をしています。 質感はべっとりとした泥状でネバネバしていますが、匂いはありません。 胎便は、地域によってカニババ、蟹屎(かにくそ)胎屎(たいし)とも呼ばれます。 新生児の多くは出産から12時間以内に胎便を排泄しますが、もし出産から2日以内に初めての排便が見られない場合は、消化器系の異常を疑います。 胎便の量 胎便の総量は100-200グラムほどですが、赤ちゃんは胎便を一度に排泄できるわけではなく、数回に分けて排泄します。 胎便の成分 胎便の成分は、羊水の不用な成分(腸壁上皮細胞、胎児の髪の毛、胎児の脂肪、腸粘液、胆汁粘液など)が蓄積されたもので、80%以上が水分、残りはムコプロテイン、脂肪、コレステロールなどの固形成分です。 また、胎便には胆汁が混じっているため、ビリルビンという成分も多く含まれています。 胎便~移行便~通常便の変化 胎便は、初めての排便から2-4日かけてすべて排泄されますが、その過程で黒緑色の胎便に黄色が混じった移行便になり、少しずつ黄色みが強くなっていきます。 さらに、移行便から黄色い粒が入った黄色顆粒便に変わり、その後、茶色っぽい通常便に変わっていきます。 胎便と授乳 赤ちゃんの胎便が排泄されはじめ、徐々に黄色顆粒便や通常便に移行するには、初日-4日目までの授乳が大切です。 赤ちゃんは、授乳で排便反射が起きることで、胎便の排泄が促されます。 排便反射とは、胃の中に食べ物が入ると信号を受けて大腸が蠕動運動(ぜんどううんどう)を始め、直腸にうんちが到達すると直腸内圧を高めうんちを出す準備に入ります。 そこで、便意を感じて肛門括約筋(こうもんかつやくきん)が緩み、排便に至る反射を言います。 胎便吸引症候群 胎便吸引症候群とは、赤ちゃんが胎内で羊水といっしょに胎便を吸引することが原因で、出産後に肺呼吸を始めた際、胎便が気管支などの呼吸器に詰まって呼吸困難を起こす病気のことです。 胎便吸引症候群の多くは、出産後の呼吸確保時に気管支内の胎便を吸引することで解決しますが、吸引が困難な場合は、吸い込んだ空気を吐き出せずに気胸を起こしたり、重症になると新生児死亡に至る可能性があります。 また、胎便による羊水汚染(MSAF)によって肺炎などの感染症を起こす場合もあります。 赤ちゃんは、妊娠10週ごろから羊水を飲んで排尿をすることで、消化器機能と腎機能を高めていますが、排便は行いません。 ところが、臍帯巻絡などの酸素欠乏によってストレスを受けると、反射的に羊水内に排便をすることがあります。 そのため、胎便で汚染された羊水を飲み込んでしまい、胎便吸引症候群の原因になってしまいます。 胎便はおしりにくっついてなかなか取れない 出産後は、入院中に赤ちゃんの授乳やおむつ替えを行います。 そのため、胎便の処理をすることもあるでしょう。 胎便は赤ちゃんの通常のうんちよりもネバネバして水分が少ないため、少し放置すると乾いておしりにこびりついてしまいます。 産まれたばかりの赤ちゃんのおしりはとてもデリケートなので、胎便で荒れてしまわないように、早めにきれいに拭き取らなければいけません。 おむつ替えの際は、おしりふきはできるだけ肌に優しいもので、水分が少ない場合はぬるま湯を少し足してから拭いてあげましょう。 大人の感覚でゴシゴシ擦ると、切り傷になって菌が繁殖することもあるため、ゆっくり丁寧に拭いてください。 また、胎便を放置しないように、授乳をしたら1時間後におむつをチェックしてあげるなど、こまめなおむつ交換を心がけるとなお良いですね。 胎便は2-4日以内にはすべて排泄されるため、退院するころには緑がかった黄色いうんちに変わっているはずです。 母乳の出が悪いときはハーブティーがおすすめ! 母乳育児をしてるママが赤ちゃんの母乳不足を感じたら、早めに母乳量を増やす対策を取りましょう。 母乳不足対策の基本は、水分摂取とストレス解消です。 そのため、ママの飲み物にも気を使ってください。 リラックス効果が高いハーブティーを飲むと血の巡りが良くなり、母乳の生成を助けてくれます。 おすすめは、母乳生成を促す目的で作られた「ミルクアップブレンド」です。 口コミ評価も高いので、一部ご紹介します。 以下は、AMOMA公式サイトの使用者のレビューです。 夕方から出が悪くなるのもわかっているので、早めに飲むと安心して授乳が出来ます。 子供がゴクゴクと母乳を飲んでくれることが増えてとても嬉しいです。 定期購入商品ですが、初めの1回で手数料なしで解約できるので、安心して気軽に試せます。 わたしは、1人目のときに飲んでましたが、2人目のときは必要なかったです。

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便が黒い:医師が考える原因と対処法|症状辞典

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この記事の目次• 健康な時の赤ちゃんのうんちの色 赤ちゃんのうんちの色や状態は、月齢によって大きく違います。 新生児期を経て乳児期、幼児期と成長に沿って色も変わって行きます。 各月齢によって、どのような色のうんちが健康の証なのでしょうか。 生まれたてのころから順を追ってみてきましょう。 生まれたばかりの赤ちゃんのうんちは「タール色」 赤ちゃんの初めてのうんちは真っ黒で粘り気があります。 これを見て驚くママも多いのでは。 でもこれは普通の状態です。 病気などではありません。 生まれてすぐに出るうんちのことを胎便と言います。 赤ちゃんが飲んだ羊水と、赤ちゃんの胆汁、腸の水分などが混ざり合って、ねばねばした黒っぽい便を作ります。 この胎便が出尽くすと、次にはマスタードの様な黄色の便が出るようになります。 急に色が変わるので、初産のママは驚くことがいっぱいですね。 便の色が黒から黄色に変わるのは、ママのお腹に居た時に身体にため込んでいた栄養分を使い果たすからです。 それからはミルクや母乳で育ちます。 黄色い色の訳は、胆汁がタンパク質を分解するからです。 その際肝臓ビリルビンという物質の作用によって、血液の赤い色素が黄色く変化します。 でも、便がお腹の中に長く留まっていると腸内細菌であるビフィズス菌、乳酸菌、などの影響を受けて、緑色に変わることもあります。 緑色のうんちが出る事自体は問題ありません。 赤ちゃんのうんちの色は、大腸の中が酸性かアルカリ性が、どちらかに傾いていることで変わるからです。 生後2~3か月のうんちの色は「明るい黄色」 生後2ヶ月頃までは、明るい黄色のうんちをします。 3か月以降になると、徐々に色が濃くなり、大人のような茶色いうんちに近づいてきます。 黄色から色合が濃くなっていく理由は、ミルクや母乳を飲むことに慣れてきて、胆汁の働きが穏やかになるから。 ミルクを吸収するときに働く肝臓ビリルビンの黄色い色素が、便に混ざらなくなるのです。 そのため、徐々に大人と同じ茶色のうんちに変わって行きます。 これ以降は、茶色いうんちが出ることが健康の目安です。 生後4~6か月のうんちの色は「様々な色」 この時期に離乳食を始める方は多いですね。 ミルクは水分が多いですが、離乳食を食べるようになると、食事の水分の摂取量も減ります。 ミルクや母乳だけの頃は下痢状の便が出ます。 離乳食の回数が増えれば、だんだんと固形物のようなうんちに変わって行くでしょう。 色は、明るい色になったり暗い茶色になったり、黄色っぽくなったりと様々です。 これはその日に食べた離乳食の色が関係するからです。 この時期の注意点が、便秘を経験することです。 便秘の時には赤い固まりが混ざったうんちが出ることがあるのです。 これは排便の時、直腸などが切れて血が混ざるからです。 便秘でうんちが出にくくなったら、水分を多めに取ったり、お腹をマッサージしてあげましょう。 母乳育児とミルク育児の場合のうんちの色の違い 現在市販されている赤ちゃんミルクは、母乳とほとんど成分が変わりません。 なのでうんちの色や状態もさほど違いはないです。 でも完全母乳育児のママとミルク育児をしているママの間では、赤ちゃんのうんちに若干色の差もあります。 具体的に見て行きましょう。 母乳育児の赤ちゃんのうんちの色は「オレンジから黄色へ」 完全母乳で育てられている赤ちゃんは、オレンジ色のうんちをします。 生後間もない赤ちゃんのうんちは黄色がかっているものですが、特に濃い色をしています。 色の推移は濃いオレンジ色から黄色へと変化します。 この色の変化は、ママが食べたものによって母乳の成分が変わるからです。 脂っこい食事をすると母乳も脂質過多になるように。 赤ちゃんの消化器官はまだ未発達です。 脂質をうまく消化できません。 そのため、消化しづらい母乳の場合は腸が軽い炎症を起こします。 その影響で、濃いオレンジ色になるのです。 ミルクに比べて母乳は消化しづらいのです。 そのため、赤ちゃんの腸にも少しだけ負担を掛けるのです。 ママは健康的な食生活を目指さなくてはいけません。 ミルク育児の場合の赤ちゃんのうんちの色は「明るい黄色から緑色へ」 腸の消化能力が落ち着いてくる生後3か月以降、うんちの色は母乳育児もミルク育児も違いが無くなります。 生後すぐからミルク育児になった赤ちゃんは、完全母乳育児の赤ちゃんに比べて色が薄目です。 明るい黄色から緑色にうんちの色が変化します。 うんちの色が黄色になるのは先の述べた肝臓ビリルビンのためです。 黄色のうんちは新生児の健康の証。 ミルクは母乳と比べて成分が安定しています。 毎日同じ内容の食事が出来ていると言うことですね。 なので、母乳に比べて消化が簡単なのです。 この消化し安いかし辛いかという事が、母乳とミルクでうんちの色に差を作ります。 病気のサイン?注意すべきうんちの色 病気の時、赤ちゃんはどのような色のうんちをするのでしょうか。 かかっている病気の種類で、うんちの色も普段とは変わります。 赤ちゃんがお腹の病気にかかっていたら、見たこともないような変な色のうんちをするでしょう。 中でも、赤、黒、灰色、白い色のうんちが出た時は、すぐに病院を受診してください。 理由は以下の通りです。 赤いうんちが出る時 腸が出血しています。 便の中にまだらに血が混ざるのは、便秘の影響ですが、うんち全体がイチゴジャムの様に真っ赤になっていると、細菌感染が疑われます。 病原性大腸菌や、サルモネラ菌に感染しているかもしれません。 そのため腸から出血し、血便が出るのです。 また腸重積という、腸の壁がめくれ上がってしまう病気かもしれません。 この病気は強い痛みを伴います。 赤ちゃんは普段とはちがった泣き方をします。 激しい泣きと赤い便には気を付けましょう。 黒いうんちが出る時 生まれてすぐの真っ黒でねばねばしたうんちは問題ありません。 でも、月齢が進んでから黒い便が出る時は、赤いうんちと同様に腸内の出血が疑われます。 出血していても色が真っ赤でなく、黒くなるのは、腸内環境が関わっています。 赤ちゃんの腸の酸性度が強いからです。 赤ちゃんの腸内が酸性に傾いていると、血中の鉄分が酸に反応して黒くなります。 胃や十二指腸の異変も考えられます。 急いで病院に行きましょう。 白いうんちが出る時 おやつや食事の時に牛乳をたくさん飲むと、うんちも白っぽくなります。 そうではない時に白いうんち、クリーム色がかったうんちが出た時は要注意です。 ウイルスに感染しているのかもしれません。 心配なのが、ロタウイルスです。 ロタウイルスに感染した時の症状• 高熱が出る• 嘔吐がある• 脱水症状を起こす• ぐったりして動かなくなる 脱水症状は危険な状態です。 夜間でも急いで受診をして点滴などの治療を受けましょう。 灰色のうんちは先天性胆汁閉鎖症の症状 先天性胆道閉鎖症という病気があります。 胆道とは、胆汁の通り道です。 胆道が塞がってしまっていると、胆汁の流れが滞ります。 胆道が詰まると体に胆汁が溢れ、赤ちゃんのうんちは灰色になります。 または、胆道そのものが生まれつきないために、肝臓が上手く働きません。 生後2ヶ月まで灰色のうんちが続くようでしたら、この病気の検査を受けてください。 ほおっておくと肝硬変などを併発する危険な病気なのです。 うんちの色で病気が分かることも。 日々のチェックが大事! 便の状態は食べたものによって変わりますが、病気や体調不良の時も色や質感が変わります。 赤ちゃんは自分で具合いが悪いことを訴えられません。 なのでうんちの色を毎日確かめてください。 すぐに治療しなくてはならない病気かもしれません。 場合によっては命に関わることもあります。 うんちは赤ちゃんの病気を見つけるためのヒントです。 汚いと思わずに、しっかり見るくせをつけてくださいね。

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便に黒い粒が混じる原因とは?これって一体何者なの?病気?

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どういう場合に体調が悪いと判断したら良いのか、難しいですよね。 そこで、赤ちゃんのウンチの基本と、心配なウンチの見分け方、ウンチに症状が出る病気について「かたおか小児科クリニック」院長 片岡正先生に教えていただきました。 回数や色、母乳とミルクの違い…まずは月齢別ウンチの特徴をチェック ウンチの状態や回数は個人差が大きいものですが、大まかな傾向はあります。 月齢による特徴をまず知っておきましょう。 新生児~4ヶ月の赤ちゃんのウンチ 新生児のころは母乳の場合はやまぶき色のような黄色、ミルクの場合は薄めの黄色です。 ときどき緑色のウンチが出ることがありますが、これは胆汁色素が腸内で酸化したためで、赤ちゃんの機嫌がよく、食欲があれば心配いりません。 消化機能が落ち着く生後3~4ヶ月ごろまでは、健康なウンチでも母乳とミルクで違いが見られることがあります。 母乳はミルクに比べて乳糖が多く含まれているため緩いウンチになりやすく、回数も多くなる傾向があります。 色は黄色から茶色で、緑がかっていることもあります。 甘酸っぱいにおいがするのも特徴です。 ミルク育児のウンチは母乳育児に比べると、多少かためで粘りけがあり、回数も少なめの傾向があります。 色はクリーム色から緑色までさまざま。 においは母乳ほど強くありません。 混合の場合は、母乳とミルクの中間のウンチになります。 いずれも生後3ヶ月くらいまではゆるくて水っぽく、量も少なめです。 排便が1日1回という赤ちゃんもいれば、10回以上の赤ちゃんもいます。 5~8ヶ月の赤ちゃんのウンチ 離乳食が始まるとウンチも変化します。 色もにおいも少しずつ大人のものに近くなってきます。 離乳が進むとともに色はますます茶色に、形状もかたまってきます。 でも消化機能がまだ未熟なので、食べた物や体調によって状態や回数はコロコロ変わりがちです。 食べた物がそのまま出てきたりすることがあります。 9ヶ月以降の赤ちゃんのウンチ 離乳食後期から完了期になると、消化能力も高まってウンチはさらに大人に近づきます。 ウンチの量や回数もその子なりにだんだんと定まり、1日1~2回程度に落ち着いてくる子が多いです。 とはいえ、食べる量や内容によってお腹の調子が変わりやすい子もまだ少なくありません。 要注意ウンチは「赤」「黒」「白」! 赤ちゃんのウンチは成長とともに変化し、個人差も大きいもの。 しかし、以下のようなウンチが出た場合は、病気の可能性が大。 早めに小児科を受診しましょう。 以下に出てくる各病名については、次の章で詳しく解説しています。 赤いウンチが出た 赤い色は血液である可能性があります。 新生児のウンチに鮮血が混じっている場合は、消化管から出血する「新生児メレナ」の可能性があります。 また、稀ですが、腸に生まれつきの異常があり、そこから出血が起こっているケースもあります。 血のようなものに加えて粘膜も混じっているような赤いウンチが出た場合には、「細菌性腸炎」が疑われます。 また、生後3~4ヶ月以降でイチゴジャムのような真っ赤な血便が出たときは、「腸重積症」の可能性が考えられます。 赤いウンチが出て10分間隔で繰り返し泣いたり嘔吐する場合や、下痢便に血が混じる場合は緊急に受診してください。 黒いウンチが出た 粘り気がある黒っぽいウンチが出たら、消化管のどこかから出血をしていることが心配されます。 体の上方で出血して、血液が胃散と混ざるとウンチが黒くタール状になります。 ただし、鼻血を飲み込み、それが混じった場合も黒っぽいウンチが出ますので、まずは鼻血が出ていないかどうかチェックしましょう。 もしも黒いウンチが出て、赤ちゃんがぐったりと元気がない場合は、緊急に受診してください。 白いウンチが出た 生後一週間を過ぎておっぱいを飲めるようになっても黄色味がかった白っぽいウンチが出ている場合は、「胆道閉鎖症」が疑われます。 乳児で、お米のとぎ汁のような粒が少しでほとんど液体のような白いウンチが出たら、「ウイルス性胃腸炎」が疑われます。 脱水症状や脳症を起こすおそれがある怖い病気の場合もあります。 白いウンチが出て、赤ちゃんがぐったりと元気がない場合は、緊急に受診してください。 ウンチの色が変わる病気の基本情報を知っておこう 赤、黒、白のウンチが出てもいたずらに不安にならないように、上で出てきた病気も含め、ウンチに症状が出る病気の基本情報を知っておきましょう。 新生児メレナ 新生児期に起こる消化管からの出血で、吐いたものや便に血液が混じり、色が赤や黒になります。 血液を固めるにはビタミンKが必要ですが、赤ちゃんが自分でビタミンKをつくれるようになるには数日かかるため、一過性のビタミンK欠乏症になることが原因です。 現在は生まれた赤ちゃん全員にビタミンK2シロップを飲ませるので、この病気は減っています。 細菌性腸炎(さいきんせいちょうえん) 主に細菌に汚染された食べ物から感染して起こる腸炎で、いわゆる「食中毒」です。 とくに7~10月に発症率が高くなります。 食後に激しい下痢や嘔吐(おうと)、腹痛が起こったときや血便が出たときは、感染の可能性が高くなります。 原因となる細菌にはサルモネラ菌、カンピロバクター菌、O-157(オーイチゴーナナ)に代表される腸管出血性大腸菌など、たくさんの種類があります。 腸重積症(ちょうじゅうせきしょう) 腸の一部が腸の中にもぐり込んで重なってしまう病気です。 生後6ヶ月くらいから1歳くらいまでに起こりやすい病気ですが、2~3ヶ月から2歳くらいでも起きている例があるので注意が必要です。 原因ははっきりと解明されていません。 ロタウイルスの予防接種後、10万人に1~2人の割合で腸重積が発症しており、ロタウイルスの予防接種後は特に赤ちゃんの様子をよく見ておく必要があります。 腸重積症になると顔色が急に青くなって激しく泣きだし、10~30分間隔で火がついたように泣いたり急に静かになったりする状態を繰り返します。 しだいにその間隔が短くなり、ぐったりしてきます。 嘔吐(おうと)を伴うこともあります。 腸管にある細い血管が破れて血液が腸の中に入るため、便に血液と粘液が混じり、いちごジャムのような真っ赤な血便が出ることもあります。 処置が遅れるともぐり込んだ腸が血行障害(けっこうしょうがい)を起こし、壊死(えし)してしまう場合もあります。 異常を感じたら、すぐに受診することが大切です。 肛門裂 こうもんれつ かたい便が肛門を通ることで肛門が傷つき、裂傷や潰瘍(かいよう)ができます。 排便のときに痛がる、少量の出血がある、便の表面に血がつくなどの症状が現れます。 生後6ヶ月以降の赤ちゃんに見られます。 傷を治療する塗り薬が処方されます。 胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう) 生後一週間を過ぎておっぱいを飲めるようになっても黄色味がかった白っぽいウンチが出ている場合、この病気が考えられます。 肝臓から腸に胆汁(たんじゅう)を送る管である胆道(たんどう)がふさがってしまうために胆汁が十二指腸まで流れず、肝臓にたまってしまう病気。 1万人に1人の割合でみられ、女の子は男の子の2倍の頻度で発症します。 胆道閉鎖症になると、新生児の生理的な黄疸(おうだん)の時期 生後2週間くらい を過ぎても黄疸が軽くならず、生後1ヶ月前後から緑がかった黄疸になっていきます。 ウンチの色は薄く、クリーム色から白色になります。 さらに症状が進むと肝臓が腫れて腹水がたまり、おなかがふくれ上がることもあります。 早期発見が重要で、発見が遅れると肝硬変(かんこうへん)に進行したり、最悪の場合は死亡する恐れもあります。 母子手帳に胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう)を早期発見するための「便色カード」が付いているので、日ごろからチェックするようにしましょう。 ウンチの色が便色カード1~3に近かった場合には、すぐにその便を持参して、1ヶ月健診を担当した医師または小児科医を受診してください。 ウイルス性胃腸炎(ウイルスせいいちょうえん) 乳児下痢症(にゅうじげりしょう)ともいい、冬になると乳幼児を中心に流行がみられます。 「ロタウイルス」「ノロウイルス」「アデノウイルス」などが胃腸に感染して起こる病気です。 中でも多いのが「ロタウイルス」によるものです。 症状は嘔吐から始まり、しだいに下痢が見られ、発熱することもあります。 酸っぱいにおいがする米のとぎ汁のような白っぽい水のような便が、1日に何回も出るのが特徴です。 嘔吐と下痢のため体の水分が失われやすく、ひどくなるとぐったりして水分を受けつけなくなったり、尿の出が悪くなります。 ぐったりして水分を受けつけないときは、すぐに小児科を受診します。 原因の一つである「ロタウイルス」に対しては予防接種があります。 予防接種を受ければ高い確率で発症しない、または重症化を防ぐことができます。 1回目の接種時期が早く接種できる期間も短いので、早めにかかりつけ医か小児科にお尋ねください。 受診するときの準備と注意点 赤、黒、白のウンチが出た場合はすぐに受診するようにしましょう。 ただし、1回のウンチの色や状態だけであわてるのは危険。 赤ちゃんの機嫌はどうか、元気があるか、食欲はあるかなど、全身状態も併せてチェックします。 機嫌がよく、食欲もあって元気に手足を動かしているようなら診察時間内の受診で大丈夫でしょう。 受診の際はお医者さんにウンチの状態を正確に伝えることが大切です。 病気によっては検査のためにウンチが必要な場合もあります。 デジタルカメラやスマホなどでウンチの写真を撮り、同時にウンチのついたおむつをビニール袋に入れて持って行くのがベストです。 まず写真を先生に見せ、実物が必要な場合はおむつを渡して診てもらいましょう。 また、以下の点についても伝えられるよう準備して受診するのがおすすめです。 たとえばトマトは赤いままウンチに混ざるので、素人には血便との見分けが難しいことが少なくありません。 また、抗生剤の影響で便の色が血便に見えることもあります。 危険な色のウンチが出てもあわてず、まずは赤ちゃんの様子をよくチェックしましょう。 ただし、元気であっても念のため、診察時間内に受診しておくと安心ですね。 NPO法人「VPDを知って子どもを守ろうの会」理事。

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