翔んで埼玉。 埼玉の人、ごめんなさい 魔夜峰央さん「翔んで埼玉」、まさかの実写映画化|好書好日

『翔んで埼玉』地上波で初放送 フジテレビ『土曜プレミアム』でノーカット

翔んで埼玉

映画『翔んで埼玉』が、本日2月8日にフジテレビ系の『土曜プレミアム』でノーカット放送される。 昨年2月に公開された『翔んで埼玉』は、「埼玉県民が東京都民から迫害を受けて身を潜めて暮らしている」という設定の日本が舞台となる、魔夜峰央の漫画『このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉』を実写化した作品。 監督は映画『テルマエ・ロマエ』シリーズなどの武内英樹、脚本は徳永友一が務めた。 『第43回日本アカデミー賞』優秀賞12部門に輝いた。 東京の名門校・白鵬堂学院を舞台に、都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美が、アメリカ帰りの転校生で「埼玉解放戦線」のメンバーの麻実麗に惹かれ、次第に東京と埼玉、千葉を巻き込んだ抗争に巻き込まれていく様を描いたもので、百美や麗が活躍する「伝説パート」と、埼玉在住のある家族を通して伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識する「現代パート」の2部構成となる。 キャストは白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美役の二階堂ふみ、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗役のGACKT、東京都知事・壇ノ浦建造の執事・阿久津翔役の伊勢谷友介、伝説の埼玉県人・埼玉デューク役の京本政樹、白鵬堂学院の生徒・下川信男役の加藤諒に加えて、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌、中尾彬、間宮祥太朗、益若つばさ、武田久美子、麿赤兒、竹中直人らが名を連ねている。 製作発表時の魔夜峰央、武内英樹監督、二階堂ふみ、GACKTのコメントは以下の通り。 魔夜峰央のコメント 30年前の作品です。 当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。 良いところなんです所沢は。 しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。 とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。 今の生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。 その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。 おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。 今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。 それが、今になって、なぜ? まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。 今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。 「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。 二階堂ふみへの想い 最近テレビでお顔は拝見しておりました。 なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。 映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。 GACKTへの想い まさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。 最初GACKTさんのお名前が上がった時、そこにいた一同全員がのけぞり次の瞬間、ありか、と頷いたものです。 願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。 武内英樹監督のコメント 原作では、東京に虐げられた埼玉が熱い魂を持って立ち上がる話ですが、映画にはオリジナルで積年のライバル千葉も登場し、埼玉、千葉そして東京の仁義なき戦いを私なりの解釈で、コミカルに、ダイナミックに、壮大なスケール感で描きます! 今年浦和と大宮が住みたい街ランキング上位にランクインしたなど最近何かと注目度が高い埼玉と、埼玉には間違えなく勝っていると信じる千葉!そして、高みの見物東京! 果たして埼玉・千葉・東京の仁義なき戦いの決着は..!?!? 爆笑してなぜか泣いていて、劇場を出る時には、自分の出身地を誇りに思うようなそんな作品になると確信しています! 二階堂ふみのコメント 埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。 どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います! GACKTのコメント このオファーがあった時は、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。 正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。 (二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。 番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。 ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。

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埼玉のプロが紐解く『翔んで埼玉』のネタ

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【ストーリー】 人気コミック「パタリロ!」の作者である魔夜峰央の人気漫画を実写映画化。 埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、東京都知事の息子と埼玉出身の転校生の県境を超えたラブストーリーが展開する。 『ヒミズ』『私の男』などの二階堂ふみと『カーラヌカン』で主要人物を演じたミュージシャンのGACKTが主演を務める。 『テルマエ・ロマエ』シリーズなどの武内英樹がメガホンを取った。 埼玉県の農道を1台のワンボックスカーがある家族を乗せて、東京に向かって走っている。 カーラジオからは、さいたまんぞうの「なぜか埼玉」に続き、DJが語る埼玉にまつわる都市伝説が流れ始める。 その昔、埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受けていた。 通行手形がないと東京に出入りすらできず、手形を持っていない者は見つかると強制送還されるため、埼玉県民は自分たちを解放してくれる救世主の出現を切に願っていた。 【スタッフ】• 監督:武内英樹• 脚本:徳永友一• 撮影:谷川創平 【キャスト】• 二階堂ふみ• GACKT• 伊勢谷友介• ブラザートム• 麻生久美子 【情報】• 製作:日本• 上映時間:107分• 公開日:2019年2月22日.

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公式ウェブサイトによれば「埼玉県内オープニング興行収入・東映歴代実写映画史上圧倒的No. 1!」であるという。 筆者は2019年3月13日に埼玉県さいたま市浦和区の劇場で鑑賞した。 平日の夜の回にもかかわらず、268人のスクリーンが満席札止めとなっていて、その人気を実感した。 埼玉県は荒野の掘っ立て小屋にわずかな人々が住むような地域であり、埼玉県人が東京都に入るには通行手形が必要とされ、手形を持たずに荒川を渡ればたちまち捕らえられてしまうような世界で、埼玉県人解放のために立ち上がる男がいた、というようなストーリーである。 映画は架空の世界を描く「伝説編」と、ラジオで放送される伝説を聴く家族を描く「現代編」が交互に進む。 「なにもない」「まとまりのない」埼玉県・埼玉県人が徹底的に否定される(「ディスる」)ことを通して、現状を変革する主体としての自覚が呼び起こされていく。 最後には「そこそこいいものがいろいろあるよね」という埼玉県のよさが確認され、大団円となる。 東京都民の弾圧に耐え忍ぶ埼玉県人の姿には悲痛な感じがあり、埼玉県人が県内各地域から集結し、旗を立て東京へと進撃するシーンは1884(明治17)年に埼玉県秩父地域で発生した農民蜂起を描いた映画『草の乱』(神山征二郎監督2004)をなんとなく想起させるところもあったが、全体的には荒唐無稽で笑いが絶えないコメディドラマである。 「伝説編」で説明される埼玉県の成り立ちなどの歴史は、「都市伝説」と断りを入れてあるだけあって事実ではない。 しかし、そこに描かれるさまざまな「埼玉ネタ」について、埼玉県の歴史や文化を知ることでより深く味わうことができるのではないかと感じた。

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