ご承知おきくださいますよう。 「ご承知ください」の意味や使い方!ビジネス・メール・電話での例文を紹介!

「ご承知ください」の意味や使い方!ビジネス・メール・電話での例文を紹介!

ご承知おきくださいますよう

「ご承知おきください」は、後から事前の説明がなかったと言われたら困る場面で、頻繁に使われている言葉です。 「ご承知おきください」はよく使われている言葉ではありますが、正しい敬語ではありません。 今回は、「ご承知おきください」の正しい使い方や意味・類語などについて詳しくご紹介します。 日常の会話で「ご承知おきください」を使う際の参考にしてください。 「ご承知おきください」の意味 「ご承知おきください」は、「知っておいてほしい・分かっていてほしい」という意味で使われます。 「ご承知おきください」の「承知」という言葉は、「了解」の謙譲語です。 了解はすべて分かったうえでの承諾で、「承知」は相手の言っている部分だけを理解したことを表す言葉です。 「ご承知おきください」はよく使われている言葉ですが、「承知」は謙譲語ですので、目上の方に対して使うべき言葉ではありません。 「ご承知おきください」の類語 「ご承知おきください」の類語をご紹介します。 「ご承知おきください」は、「お含みおきください」や「ご理解ください」などが類語にあたります。 「承知」という言葉の類語は「了解」「了承」です。 「承知」は全貌が分からないが相手の言っていることは理解した。 という意味で、「了解」は全貌を理解したうえで相手の言う事を理解した。 という意味になります。 「了承」はこれから行うことに対して許可するという意味です。 「ご承知おきください」の使い方3つ 使い方1は「ご承知おきお願いします」です。 「ご承知おきお願いします」は、「事前に何かしらのことを分かっていてほしい」という意味で使われます。 「台風が近づいている。 危険だと判断したら電車の運行をとりやめる。 このことを分かったうえで出かけてほしい」というような場合などに、慣用句的な表現として使われます。 例文 「ご承知おきお願いします」という言い回しを使った例文をご紹介します。 例えば、「台風のために電車の運行をとりやめることがございます。 あらかじめご承知おきの上でご利用をお願いいたします。 」という形で使うことができます。 他にも、「3か月間は解約できません。 ご承知おきのうえご契約をお願いいたします。 」という文でも「ご承知おきお願いします」を使うことができます。 「ご承知おきのほど」は、「ご承知おきお願いいたします」が使われる場面で使われている言い回しです。 「ご承知おき」も「ご承知おきのほど」も意味は同じです。 「ご承知おき」に「ほど」を付けることによって、表現を柔らかくしています。 例文 「ご承知おきのほど」という言い回しを使った例文をご紹介します。 「ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。 」というような形で、「ご承知おきのほど」を使うことができます。 「ご承知おきお願いいたします」が使われている場面で、「ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。 」という表現が使われる場合があります。 「ご承知おきください」は正しい敬語ではないので、別の言葉に言い換えることが必要です。 「ご承知おきください」は「お含みおきください」に言い換えることができます。 「お含みおきください」を使うことで、正しい敬語表現になります。 「お含みおきください」というと「覚えていてほしい」というようなニュアンスとなります。 例文 「ご承知おきください」の代わりに使うことができる、正しい敬語表現を例文でご紹介します。 例えば、「3か月間解約できません。 ご容赦ください」「こちらの契約は3か月間解約できません。 お含みおきください」というような形の文にすることができます。 「ご承知おきください」は敬語表現として正しくないので、「ご容赦ください」や「お含みおきください」を使い、「ご承知おきください」を言い換えましょう。 敬語を使うことが苦手な方におすすめの本はこちら 敬語を使うことが苦手な方におすすめする本は、敬語「そのまま使える」ハンドブックです。 敬語「そのまま使える」ハンドブックは、日常の会話の中でよく使われる基本中の基本の敬語の言い回しを、豊富な例文で紹介しています。 例文で紹介されているので、本で紹介されている例文をそのまま覚えたり、そのまま使うだけで、正しい敬語を話すことができます。 新社会人の方や、敬語を学びなおしたいという方はぜひ読んでみてください。 「ご承知おきください」と「ご了承ください」の使い分け方法をご紹介します。 「ご承知おきください」は知っておいてほしい事柄に使われるので意味が少しずれますが、「ご承知おきください」を使うよりも「ご了承ください」を使う方が丁寧です。 「ご承知おきをお願いします」は「ご了承をお願いします」と違い、「貴方には分からないだろうがこの部分だけは理解しておいてほしい」というニュアンスになるため、失礼になってしまいます。 例文 「ご了承ください」を使った言い換えの例文をご紹介します。 例えば、「3か月間は解約できません。 ご了承ください。 」という形の文にすることができます。 「ご承知おきください」を使うよりも丁寧な表現になります。 「ご承知おきください」を正しく使おう.

次の

敬語「お含みおきください」の意味と使い方!メールの例文、類語、英語も紹介

ご承知おきくださいますよう

「ご承知おきください」は、後から事前の説明がなかったと言われたら困る場面で、頻繁に使われている言葉です。 「ご承知おきください」はよく使われている言葉ではありますが、正しい敬語ではありません。 今回は、「ご承知おきください」の正しい使い方や意味・類語などについて詳しくご紹介します。 日常の会話で「ご承知おきください」を使う際の参考にしてください。 「ご承知おきください」の意味 「ご承知おきください」は、「知っておいてほしい・分かっていてほしい」という意味で使われます。 「ご承知おきください」の「承知」という言葉は、「了解」の謙譲語です。 了解はすべて分かったうえでの承諾で、「承知」は相手の言っている部分だけを理解したことを表す言葉です。 「ご承知おきください」はよく使われている言葉ですが、「承知」は謙譲語ですので、目上の方に対して使うべき言葉ではありません。 「ご承知おきください」の類語 「ご承知おきください」の類語をご紹介します。 「ご承知おきください」は、「お含みおきください」や「ご理解ください」などが類語にあたります。 「承知」という言葉の類語は「了解」「了承」です。 「承知」は全貌が分からないが相手の言っていることは理解した。 という意味で、「了解」は全貌を理解したうえで相手の言う事を理解した。 という意味になります。 「了承」はこれから行うことに対して許可するという意味です。 「ご承知おきください」の使い方3つ 使い方1は「ご承知おきお願いします」です。 「ご承知おきお願いします」は、「事前に何かしらのことを分かっていてほしい」という意味で使われます。 「台風が近づいている。 危険だと判断したら電車の運行をとりやめる。 このことを分かったうえで出かけてほしい」というような場合などに、慣用句的な表現として使われます。 例文 「ご承知おきお願いします」という言い回しを使った例文をご紹介します。 例えば、「台風のために電車の運行をとりやめることがございます。 あらかじめご承知おきの上でご利用をお願いいたします。 」という形で使うことができます。 他にも、「3か月間は解約できません。 ご承知おきのうえご契約をお願いいたします。 」という文でも「ご承知おきお願いします」を使うことができます。 「ご承知おきのほど」は、「ご承知おきお願いいたします」が使われる場面で使われている言い回しです。 「ご承知おき」も「ご承知おきのほど」も意味は同じです。 「ご承知おき」に「ほど」を付けることによって、表現を柔らかくしています。 例文 「ご承知おきのほど」という言い回しを使った例文をご紹介します。 「ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。 」というような形で、「ご承知おきのほど」を使うことができます。 「ご承知おきお願いいたします」が使われている場面で、「ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。 」という表現が使われる場合があります。 「ご承知おきください」は正しい敬語ではないので、別の言葉に言い換えることが必要です。 「ご承知おきください」は「お含みおきください」に言い換えることができます。 「お含みおきください」を使うことで、正しい敬語表現になります。 「お含みおきください」というと「覚えていてほしい」というようなニュアンスとなります。 例文 「ご承知おきください」の代わりに使うことができる、正しい敬語表現を例文でご紹介します。 例えば、「3か月間解約できません。 ご容赦ください」「こちらの契約は3か月間解約できません。 お含みおきください」というような形の文にすることができます。 「ご承知おきください」は敬語表現として正しくないので、「ご容赦ください」や「お含みおきください」を使い、「ご承知おきください」を言い換えましょう。 敬語を使うことが苦手な方におすすめの本はこちら 敬語を使うことが苦手な方におすすめする本は、敬語「そのまま使える」ハンドブックです。 敬語「そのまま使える」ハンドブックは、日常の会話の中でよく使われる基本中の基本の敬語の言い回しを、豊富な例文で紹介しています。 例文で紹介されているので、本で紹介されている例文をそのまま覚えたり、そのまま使うだけで、正しい敬語を話すことができます。 新社会人の方や、敬語を学びなおしたいという方はぜひ読んでみてください。 「ご承知おきください」と「ご了承ください」の使い分け方法をご紹介します。 「ご承知おきください」は知っておいてほしい事柄に使われるので意味が少しずれますが、「ご承知おきください」を使うよりも「ご了承ください」を使う方が丁寧です。 「ご承知おきをお願いします」は「ご了承をお願いします」と違い、「貴方には分からないだろうがこの部分だけは理解しておいてほしい」というニュアンスになるため、失礼になってしまいます。 例文 「ご了承ください」を使った言い換えの例文をご紹介します。 例えば、「3か月間は解約できません。 ご了承ください。 」という形の文にすることができます。 「ご承知おきください」を使うよりも丁寧な表現になります。 「ご承知おきください」を正しく使おう.

次の

「お含みおきください」の意味と使い方は?例文付きで解説

ご承知おきくださいますよう

「ご承知ください」は、すでに起きた事柄や将来起きる事態について通知や予告、あるいは免責(めんせき)を伝える場合に用いられます。 掲示板や文書・メールなどで示され、ウェッブ上の掲示板や店頭掲示でも使われます。 まれに受付での電話応対で使われることがあります。 社内メールなどでは情報の共有や通告で使われるときがありますが、目上の人や上司に発信するメールで「ご承知ください」と使われることはほとんどありません。 「ご承知ください」を使うような状況は、不特定多数の人々にあらかじめ通知しておく場合、あるいは、債務者に厳しく催促や督促を行う場合などに使われます。 また、「ご承知ください」のほかに「ご承知おきください」という同様の表現があります。 補助動詞「おく」はあとに起こる事柄を予想して、前もって「承知する」ことを表しますので、「あらかじめ知っておいてください」という意味が強くなります。 「ご承知ください」と同様に「ご承知おきください」が頻繁にビジネスでは使われます。 発信側が強く意思表示をする場合に「ご承知ください」と言い切る使い方があります。 「ご承知ください」、「ご承知おきください」を使うときには、要件の趣旨を充分把握したうえで表現が適正かどうかを判断する必要があります。 不用意に「ご承知ください」、「ご承知おきください」などを使わないように気を付けましょう。 「ご承知ください」、「ご承知おきください」の「ください」は、「くださる」の命令形です。 「承知する」という動詞に尊敬の意味を持った接頭語「ご」を使っても丁寧な表現にはなりません。 「承知」は謙譲の意味を持った言葉ですが、謙譲は自分がへりくだって使うものであって、相手に強いるものではありません。 むしろ、相手からすると知ることを強制されているかのように響く言葉ですので、目上の人には失礼な表現となります。 上司や目上の人には「ご承知のほどよろしくお願いいたします」のように使います。 「よろしくお願いいたします」などの敬語表現を使うと強制ではなく「お願い」の意向が込められたものとなります。 上司や目上の人には「ご承知ください」、「ご承知おきください」を使わないよう心がけましょう。 社内で第三者に関する情報共有や他部との権限争いでまれに「ご承知ください」、「ご承知おきください」とかなり厳しいメッセージを発する場合があります。 「ご承知ください」、「ご承知おきください」と言われた方は発信元の意図をしっかり見極める必要がありますので注意しましょう。 「ご承知ください」、「ご承知おきください」の言葉が、電話などを除いては直接口頭で使われることは滅多にありません。 まれに当事者の立場上、口頭で強く言わざるを得ない場合、あるいは厳しく忠告しなければならないときがあります。 電話では一方的に要件を伝えるのに「ご承知ください」、「ご承知おきください」の言葉がよく使われます。 また、電話での受付応対などでは、不特定多数が対象となるため目上とか上司を気にする必要はありません。 電話では淡々と要件を相手に伝えることが大切です。 次に受付などでの電話応対の事例を示します。 ・チケット購入について 【例文】(予約受付電話窓口):お問い合わせのコンサート・チケットですが、一度購入されますと主催側の事情でない限り、払い戻しが出来ませんのであらかじめご承知おきください。 ・病院の受付について 【例文】(病院電話窓口):お尋ねの診療受付時間ですが、午前中は11時まで、午後は3時まで受け付け業務を行っております。 なお、受付時間を過ぎますと本日の診療を受けられませんのあらかじめご承知おきください。 このように「ご承知ください」、「ご承知おきください」の前に「あらかじめ」と伝えることで受け取る方の印象が少し和らぎます。 電話での応対次第で「ご承知ください」と厳しく言うとトラブルも発生しかねませんので注意して使いましょう。 「ご承知ください」、「ご承知おきください」をメール等で使う場合は、代金請求や貸付金の取り立てなど、一方的な通知による厳しい対応となるようなときです。 このほかに、社内での他部署との情報共有などでは敬語の必要もなく事務的な事項の伝達に使われる場合があります。 メールは電話での応対とは異なり、一方的に送り付けることができますので、相手の状況を勘案(かんあん)する必要はありません。 次にメールでの事例を示します。 ・送信のみのメール 【例文】本メールは送信のみで対応させていただいております。 お客様がこのアドレスに返信されても当方ではメールを受信できませんのでご承知ください。 ・督促 【例文】〇月〇日付の内容証明付き書面にて売上代金の督促を致しましたが、未だに何の連絡もいただいておりません。 ・他社のクレーム対応に関する情報共有(社内他部署担当者への連絡) 【例文】A社からの不良品納入については、既に当部からクレームを別紙のように申し立てておりますのでご承知おきください。 なお、社内の目上や上司に対して情報共有に気を遣わなければならない場合には、次のように言い換えることが出来ます。 【例文】A社からの不良品納入については、既に当部からクレームを別紙のように申し立てておりますのでご承知おきのほどお願いいたします。 官公庁などでは目上や上司に関わらず内部の情報共有では敬語表現の言い換えは行われず「ご承知おきください」の使用が常態化しています。 店頭での休業掲示や、ウェッブ上での免責の通知などに「ご承知ください」、「ご承知おきください」が頻繁に使われます。 情報の受け手が不特定多数で特に気を配る必要が無い場合に用いられます。 次に店頭掲示とウェブ掲示、公共施設での事例を示します。 この間は入店はもとより電話受付も出来かねますので予めご承知おきください。 ・ウェッブリンク情報 【例文】当該サイトからリンク設定されている他のウェッブ上の情報につきましては、当社は一切の保証は出来かねますのでご承知ください。 ・公共施設の利用 【例文】本施設のご利用にあたりましては、次の利用条件ならびに関連法規の制約を受けることを予めご承知おきください。 【例文】本館では貴重品のお預かりはできませんので予めご承知ください。 「承知」の類語には、「承諾」、「了承」、「了解」、「納得」、「心得る」など多数があります。 「承知」という言葉を使っても状況に応じたそれぞれの意味があるということです。 「ご承知ください」、「ご承知おきください」の類語には「ご了承ください」、「お含みおきください」、「ご承知おき願います」などがあり、状況に応じた言い換えが可能です。 類語「ご了承ください」は事情をくんで納得すること、類語「お含みおきください」は事情を理解して考慮に入れることを意味しています。 類語「お心得おきください」は事情を理解して承知する意味ですが滅多に使われることはありません。。 「ご承知おき願います」はあとに起こる事柄を予想して、前もって知っておいていただきたいという意味です。 「願います」を使った丁寧な表現にもなっています。 これらの類語を使って「ご承知ください」を言い換える場合には、同じような類語でも微妙なニュアンスの違いがあるので注意が必要です。 次にこれらの類語を使った言い換え表現の実例を示します。 「このメールは、暗号で保護されていないことをご承知ください」を類語「ご了承ください」に言い換えると「このメールは、暗号で保護されていないことをご了承ください」となります。 「ご承知ください」は、保護されていないという事実を知っておいてください、という意味になります。 類語「ご了承ください」は、保護されていないという事実を納得して受け入れておいてください、という意味です。 単なる事実の是認ではなく納得して受け入れるという意味で類語「ご了承ください」の方が相手側に強く申し入れていることになります。 不特定多数の場合と取引先とでは表現にも工夫が必要です。 状況に応じて類語を用いた言い換えを上手に使えるようにしましょう。 「ご購入の製品には色彩に幾分濃淡のばらつきがあります。 品質には全く変わりがありませんのでご承知おきください」を類語「お含みおき」に言い換えると「ご購入の製品には色彩に幾分濃淡のばらつきがあります。 品質には全く変わりがありませんのでお含みおきください」となります。 類語「お含みおきください」は予め事情を理解して考慮に入れるという意味合いがあります。 「含む」は「承知」よりも間接的な表現を取っており動作の曖昧さを残した形になります。 そのため「ご承知おきください」よりも柔らかい表現となります。 「ご承知おきください」を言い換えて「お含みおきください」を使う場合には、「知っておいてください」のより優しい表現になることに留意しましょう。 「当社としいたしましては、当該製品に関する一切の責任を負いかねますのでご承知ください」を類語「ご承知おき願います」を使って言い換えると「当社としいたしまては、当該製品に関する一切の責任を負いかねますのでご承知おき願います」となります。 「ご承知ください」、「ご承知おきください」の方が強く厳しく「知っておいてください」という意味合いが出ています。 類語「ご承知おき願います」、「ご承知願います」は、「ご承知ください」、「ご承知おきください」とは違い丁寧な依頼の敬語表現となっています。 「ご承知願います」は直接的な表現すぎますので、敬語として使うには言葉が足りません。 「ご承知のほどよろしくお願いいたします」とするのが良いでしょう。 「ご承知ください」や「ご承知おきください」を言い換えて「ご承知おき願います」では意味合いが大きく変わります。 厳しい通知や告知の意味が薄れないように言い換え表現を使うときには注意しましょう。 「ご承知ください」は正しい敬語表現ではありません。 「ご」は接頭語で尊敬の意味を表します。 「承知」は知っていることの謙譲語です。 また、前記の通り、「ください」は動詞「くださる」の命令形で、相手に何かを請い求める意味です。 自分が「承知しました」と上司や目上の人に謙譲語を使うのとは違い、相手に「承知してください」と命令形で依頼するのは敬語表現とはなりません。 同様の理由で「ご承知おきください」も敬語表現ではありません。 この点、上司や目上の人に敬語表現を用いないのは失礼にあたりますので気を付けましょう。 尊敬語「ご承知」を使って敬語表現をするなら、必ずしも十分に丁寧ではありませんが、「ご承知願います」となります。 もっと敬った言葉を補って表現すると「何卒、ご承知おきのほどお願い申し上げます」となり、請い願う気持ちをより強く示す敬語表現となります。 ・ビジネス文書・メールなどで使う場合 【例文】今般お知らせしました「A社撤退情報」が部外秘であること、何卒、ご承知おきのほどお願い申し上げます。 ・ご案内状で使う場合 【例文】講演会当日はたいへん混み合うことが予想され、駐車場が満車になる場合がありますので、予めご承知おき願います。 ・社内での目上や上司に使う場合 【例文】先般、ご指示をいただきました件、別添ファイルの通りB社に通知しましたので、ご承知おきのほどお願いいたします。 「ご認識ください」とは物事を見分け、本質を理解し、正しく判断してください、という意味になります。 「ご認識」という尊敬語を使っていますので、「ご承知ください」と同様な意味合いです。 判断を迫るという意味では「ご認識ください」の方が強い表現となります。 ・警告として用いる 【例文】三か月以上パスワードの変更を怠るとPCが大変危険な状態になることをご認識おきください。 ・一方的通知 【例文】当講演会終了後、出版本の予約を受け付けますのでご認識ください。 敬語表現である「ご承知願います」を言い換えて「ご認識ください」と使う事はできません。 意味合いや使い方が違います。 「ご認識ください」は敬語表現ではありませんので、上司や目上の人には使わないように注意しましょう。 「ご認識ください」を言い換えて「ご認識のほどお願いいたします」、あるいは「ご認識いただきたくお願い申し上げます」と言い換えれば丁寧な表現となります。 「ご予定おきください」とは前もって見込んでおいてください、という意味です。 予め日程の中に織り込んでくださいということです。 尊敬語「ご予定」を使っていますが、「ご予定ください」は「ご承知ください」と同じ使い方で、予定することを相手に依頼しています。 「ご予定ください」は敬語表現ではありませんが、掲示板や案内板などで使われます。 あるいはメールなどで日程を知らせる場合に用いられます。 次に案内・連絡の事例を示します。 ・掲示板などでの表示 【例文】新規プロジェクト説明会は午後3時より開催されます。 ご予定おきください。 ・メールなどでの案内 【例文】定例部内会議は11時からB会議室で開かれますので部員はご予定おきください。 「ご予定おきください」は敬語表現ではありませんが、丁寧な表現に言い換えると「ご予定おきのほどお願いいたします」あるいは「ご予定いただきたくお願い申し上げます」となります。 「ご予定おきください」も「ご承知おきください」と同様に、上司や目上の人には使えません。 「ご予定の程よろしくお願いいたします」とすれば丁寧な表現となり上司や目上の人にも使えます。 「お留めおきください」とは心にとどめておいてください、という意味です。 気にかけてください、あるいは、覚えておいてください、ということです。 多くの場合「心に」を伴って使われています。 ・内々のお知らせ 【例文】本件、差し支えなければ、お心にお留めおきください。 ・注意喚起 【例文】本件は緊急災害時には不可欠の情報となります。 心にお留めおきください。 「お留めおきください」は「ご承知ください」と同様に、尊敬語「お留め」を使っていますが、敬語表現ではありません。 失礼な表現となりますので、上司や目上の方に「お留めおきください」とは使わないように注意しましょう。 「お留めおきお願いいたします」あるいは「お留めおきのほどお願いいたします」とするのが上司や目上の人にも使える丁寧な表現になります。 相手方の呼称は「貴職、貴殿」(尊敬語)で、自分のことは「小職、私」(謙譲語)などと使います。 相手の会社は「貴社、御社」(尊敬語)で、自社のことは「当社、弊社」(謙譲語)などと使います。 相手方の行為「ご承認、ご承諾、ご承引」(尊敬語)で自分の行為は「承認、承諾、承引」(謙譲語)などを使います。 次にこれらの尊敬語と謙譲語を使った取引先などの事例を示します。 【例文】〇月〇日、貴職の弊社へのお立ち寄りをお待ちしております。 なお、当日の打ち合わせには私どもから部長以下3人が参加させていただきますので、あらかじめご承知おきのほどお願いいたします。 【例文】弊社から貴職あてにお送りしました書面には、新規プロジェクトに対する当方の所見を述べさせていただきました。 本件ご承知おきのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 なお、「ご承知おきくださいますようお願いいたします」という尊敬語と謙譲語を駆使した表現があります。 掲示板やメールでの丁寧な表現で使われますが、上司や目上の方に用いない方が無難です。 「ご承知ください」や「ご承知おきください」などの意味や使い方はお解りになりましたか?尊敬語や謙譲語が複雑に入り乱れて使われるのがビジネス上の文書やメール・手紙などです。 見慣れない敬語表現に最初は戸惑いますが、何度も見たり実際に自分でビジネス文書や手紙を書いてみることで難しい尊敬語や謙譲語の意味や使い方が解ってきます。 電話、ラジオやテレビ、そしてパソコンなどの登場によって、コミュニケーションの方法やスタイルは歴史的にも大きく変化してきました。 それとともに、敬語表現も大きな変遷(へんせん)を遂げています。 儀礼を重んじ格調の高さを要求される敬語表現を身に着けることはビジネスでは不可欠です。 難しい敬語表現を軽快に使って一段上のビジネス・スキルを目指しましょう。

次の