バセドウ 病 寿命。 バセドウ病は完治する?薬・入院・手術の期間・アイソトープ治療は

バセドウ病は完治する?薬・入院・手術の期間・アイソトープ治療は

バセドウ 病 寿命

したがって、義歯はこれらがもっていた機能を回復するものでなければなりません。 「なぜ義歯が必要か」ということを理解するためには、口の役割についても知っておく必要があります。 口から食べること、咬むことの重要性 〔1〕栄養摂取 口の働きとしてまず第一に思い浮かべるのは、食べること飲むことで、体に必要な栄養や水分を摂取することがあげられます。 咀嚼(噛む力)機能が低下すると、低栄養になったり胃腸障害を起こしてしまいます。 咀嚼は、食物と唾液を混ぜ合わせることによって、嚥下(のみこみ)や消化吸収を助ける働きをしています。 顎位が不安定な人は安定している人と比較して、食後に食べかすが多く残ってしまいます。 そして、義歯を装着することになって、奥歯で安定して咬むことができ、咀嚼・嚥下しやすくなると同時に、誤嚥(誤って気管に入ってしまうこと)の防止にもなります。 一方、口の中には多くの感覚受容器が存在しています。 おいしいものをおいしいと感じ、満足感を得たり、また逆に、体に害のあるものや熱すぎて食べられないものを後続の消化器官に入れないなどの生体防御の役目も果たしています。 〔2〕脳の活性化 よく咬むということは、学習や記憶などの脳の働きにも重要な影響を与えているといわれています。 ある小学校で実施された咀嚼と知能に関する研究では、よく咬んで食べることによって知能の発育が促進されることが報告されています。 また咬むことで脳の血流量が増加し、大脳皮質の活動が活発になり記憶や学習能力が向上したり、学習及び記憶を促進させる脳内化学物質の濃度が高まるという報告もあります。 粉末食と固形食で飼育したマウスを使った実験では、固形食を咬んで育ったマウスの方が脳の老化が遅く、寿命も長かったという結果がでています。 〔3〕口から食べたい 高齢者への欲求希望のアンケート調査で、食べることに関する欲求が高いことが報告されています。 口から食べ、味覚を楽しむことによって、精神的な欲求が満たされているわけです。 太りすぎといわれたら 肥満とは、単に体重が重いことではなく、身体に必要以上の脂肪を貯蔵している状態をいいます。 絶えず脂肪という余分な荷物を背負っているのと同じですから、長い間には内臓に負担がかかり、さまざまな生活習慣病の引き金になります。 今日からでも減量を始めましょう。 基本は食事と運動、そして規則正しい生活を送ることです。 まず標準体重を出しましょう。 セルフチェック〜こんな生活習慣が肥満を招く• 朝食を抜くことが多い• 人より食べるペースが早い• おなかいっぱい食べないと気がすまない• 食事の時間が不規則• 清涼飲料水やお酒をよく飲む• しょっぱいものや、甘いものが好き• 満腹でもおいしそうなものは食べてしまう• 間食をしがちで、夜食の習慣もある• 外で食事をしてきても帰宅したら、寝る前でも食べる• いつもエレベーターやエスカレーターを利用する• 休みの日は家の中でゴロゴロしている 体脂肪を減らす食生活• 一日に身体が必要とする栄養素を過不足なくとり、適正なエネルギー量を守る• 砂糖や油脂の量を控える• たんぱく質と、脂質代謝をスムーズに行うビタミン、ミネラルをしっかりとる• 野菜、海藻、きのこなどの食物繊維をたっぷり食べる• アルコールや嗜好品を控える• 味付けは薄めにする• 朝食と昼食をメインにして夕食は軽めにする• 欠食をせず、食事は一日3回規則正しく• よく噛んでゆっくり食べる• 外食はできるだけ避け、どうしてもというときは定食ものを頼み、主食を残し、エネルギー量を調節する 出来そうなことから少しづつ実践していきましょう。 減量とあわせて運動する習慣をつけましょう。 とくに、効率よくエネルギーを消費できる有酸素運動(酸素を多く取り込む運動)がおすすめです。 (散歩・ジョギング・速歩・縄跳び・自転車・水泳など) 甲状腺 中年の女性にとても多い病気です。 15〜20人に一人の割合で、程度の差はあってもこの病気をもっていると言われます。 この病気は自己免疫疾患といって、自分自身の甲状腺に対して抗体が作られてこの抗体と甲状腺が反応し慢性的に炎症を起こす病気です。 この炎症のために甲状腺が腫れて固く触れるようになります。 腫れ方の程度は人によって様々です。 腫れがひどい場合声が嗄れたり、のどの違和感を感じるようになります。 熟練した医師が診察すれば容易に橋本病と診断できます。 甲状腺に慢性の炎症が長年持続するため次第に甲状腺の働きが低下してくる場合がよくあります。 甲状腺はサイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)という二種類の甲状腺ホルモンを作っている臓器です。 これら二種類の甲状腺ホルモンは身体の新陳代謝を調節する毎日の生活にとってとても大切なホルモンです。 橋本病ではこれらのホルモンを作る働きが低下して身体の異常をきたしてくる場合がよくあります。 ホルモン不足になると疲れやすく、体重が増加して、まぶた・下腿・足などがむくむようになります。 このような症状が出た場合は甲状腺ホルモンがかなり不足していると考えられますから薬による治療が必要と判断されます。 また、全く症状がなくても健康診断や血液検査でコレステロールや中性脂肪が高い場合は橋本病でないか一度甲状腺ホルモンのチェックをしておく必要があります。 甲状腺に原因がある場合は高脂血症の治療薬を服用しても良くならないことがあります。 その他CPKという筋肉に含まれる酵素が高くなることがあります。 また心臓に水が溜まったり、肝臓の異常をきたしたりする場合もあります。 以上のような症状や検査の異常がある場合は橋本病を疑って一度甲状腺ホルモンの検査を行なっておくことをお勧めします。 また橋本病と診断された場合でも甲状腺ホルモンが正常である場合も多く、特に治療をしなくても良い場合も多々あります。 甲状腺ホルモンが正常である場合年に2〜3回の血液検査で甲状腺ホルモンが下がっていないかチェックする程度でよいと考えられます。 また甲状腺が固く腫れている場合年に1回くらい甲状腺の超音波検査(エコー検査)を行いガンなどができていないか調べておくようにして下さい。 あさくら診療所でも六月から甲状腺の超音波検査と乳腺の超音波検査開始 甲状腺の異常が気になる方は一度診療所を受診してください。 あさくら診療所所長 河本一成 バセドウ病とはどんな病気? バセドウ病とは甲状腺という臓器(首の前にあり、気管の前に蝉が逆さまに止まったような形をしています)の働きが異常に活発になって起きてくる病気です。 手が震えたり、動悸がしたり、食欲が旺盛であるにもかかわらず痩せてきて疲れやすくなったり、目が飛び出てきたりします。 原因は自分のからだの中に甲状腺に対する抗体(甲状腺自己抗体と言います)ができ、この抗体が甲状腺の働きを活発にして甲状腺ホルモンというからだの新陳代謝を調節しているホルモンが必要以上に作られ、このホルモンが様々な症状を起こしてきます。 20歳から30歳にかけての女性に多い病気で、若い人の場合には動悸や手が振るえるという症状が出やすく、食欲が旺盛なので痩せることはあまりないようです。 中年になってから発病すると痩せてきて疲れやすいといった症状が出やすいようです。 バセドウ病の治療法について 治療法には大きく分けて3つあります。 原則として(1)まず内服薬による治療から始めます。 内服薬による治療で甲状腺の働きが数ヶ月のうちに正常になれば少しずつ内服薬を減らしていって1年から3年くらいの期間内服薬が必要なくなる程度まで治療します。 内服薬による副作用で治療を継続することが困難な場合は(2)手術治療あるいは(3)放射線治療(アイソトープ治療)に治療法を変更します。 また内服薬を増やしても甲状腺の働きが正常にならない場合や甲状腺の腫れがひどくて内服薬を減らせない場合も手術治療か放射線治療を検討します。 それぞれの治療法には一長一短があり、年齢や生活様式、仕事の条件、美容的な側面などその人に合った適切な治療法を選ばなければなりませんから担当の医師とよく相談することが大切です。 妊娠とバセドウ病 バセドウ病は20〜30歳代の女性に多い病気ですから、妊娠期の治療が問題になります。 妊娠中に抗甲状腺薬を服用していても胎児に奇形等の異常を起こす確率は通常の妊娠と比較して同程度であることがわかっています。 しかし妊婦や胎児にとって絶対安全というわけではありません。 妊娠中はむしろバセドウ病の治療を優先させることが大切と考えられます。 出産後に授乳させる場合、メルカゾールは4錠/日以下、チウラジールは8錠/日以下の服用量であればまず授乳には差し支えないと考えられますが、母乳中に薬が含まれることには変わりがありません。 妊娠初期の1ヶ月から3ヶ月にかけてバセドウ病でなくても甲状腺ホルモンが高くなることがあります。 これは胎盤から妊娠初期に分泌されるhCGというホルモンが甲状腺を刺激することによって起こる現象です。 妊娠3ヶ月を過ぎると甲状腺ホルモンは徐々に正常化しますから心配ありません。 この場合はバセドウ病と早合点せずに経過をみることが必要です。 放射線治療(アイソトープ治療)について 最近は放射線治療を積極的に考えるようになってきています。 以前は若い20歳、30歳の方は敬遠されがちでしたが、治療の安全性が確立してきています。 妊娠年齢の方でも6ヶ月から1年程度妊娠を避ければ放射線治療も安全と考えられています。 また授乳中は放射線治療は避ける必要があります。 あさくら診療所所長 河本一成 甲状腺腫瘍 甲状腺にできる腫瘍には良性と悪性のものとがありますが、良性腫瘍のうちで最も多いのが「濾胞腺腫」という腫瘍です。 また悪性腫瘍のうちで最も多いのが「分化型乳頭腺癌」で悪性腫瘍の八割近くを占めます。 その次に多いのが「分化型濾胞腺癌」で2割近くを占めます。 この他に稀に特殊な腫瘍が見られますが、実際の診療現場ではこの3種類の腫瘍が99%以上を占めます。 ですから甲状腺に腫瘍が見つかった場合、まずこの3種類以外の特殊な腫瘍なのか、この3種類のどれかの腫瘍に当たるのかの区別が問題になります。 この3種類以外の腫瘍の場合は急激に大きくなる悪性度の高い癌の場合が多いです。 また急いで治療をしければならないことが多く、生命予後も悪いことが多いと言えます。 逆に先に挙げました3種類のどれかに当たると判断された場合は生命に影響を与えることは稀であり、ある程度時間をかけて治療を考えることができます。 腫瘍の大きさや何時頃から出来ていたかも参考になります。 また画像診断としては超音波検査が最も的確に腫瘍の状況を把握できます。 また腫瘍に細い針を刺して行う吸引細胞診という検査も腫瘍の細胞の悪性度を見るのに参考になります。 甲状腺の超音波検査と細胞診を定期的に行い、手術治療が必要かどうか経過を観ても良いものかの判断を行います。 「分化型乳頭腺癌」の典型的なものは超音波検査でほぼ診断できます。 最も紛らわしいのが良性の「濾胞腺腫」なのか「分化型濾胞腺癌」かの区別ですが、これは手術をして摘出した腫瘍を丹念に検査してみないと診断できない場合が多いのが実情です。 この場合は腫瘍の大きさである程度判断しています。 もちろんいろいろなケースがありますから一応の目安です。 何れにしましても甲状腺にできる腫瘍の多くは命にかかわることが少ないため、手術が必要かどうかの見極めが重要です。 言い換えれば必ず手術治療をしなければならない腫瘍を見極めることが重要です。 甲状腺の腫瘍で気にかかることがありましたらご相談ください。 あさくら診療所所長 河本一成 甲状腺の超音波検査(エコー)を実施しています。 (予約制) 詳しくはお問い合わせ下さい。 レム睡眠とノンレム睡眠 人は眠りについてから次第に眠りが深くなり、1時間半ぐらいたつと眠りが浅くなり最初のレム睡眠に入ります。 レムとは眼球が速く動くという意味で、眠りとしては浅く、夢を見ていることが多いのです。 一般的にレム睡眠はからだを休める睡眠で、ノンレム睡眠は脳を休める睡眠といわれます。 高齢者の睡眠 人間の睡眠リズムは年齢が進むにしたがい変化します。 高齢者のリズムは成人の時と違って深い眠りが少なくなり、しばしば夜中に目が覚める傾向にあります。 そのため、日中ウトウトしたり、早い時間に眠くなったりし、その結果、朝早く目覚めてしまうという悪循環を繰り返します。 また、脳の機能の老化によって環境の変化にうまくついてゆけなくなります。 適応の幅が狭くなり、これまで気にとめなかった些細なことが気になって眠れなくなったり、眠れないことを心配して一層眠れなくなることが多くなるのです。 睡眠剤 まず、薬を服用する前に日常生活の改善を心がけ、生活のリズムを取り戻してください。 その上で薬を処方してもらってください。 薬を服用するにあたって以下のことを守ってください。 睡眠剤は眠るためではなく、規則正しい生活のリズムを取り戻すことを目的として服用してください。 医師は患者さんの状態を観察しながら、計画的に処方しますので、必ず処方にしたがってください。 自分の判断で服用を中止したり、服用量を増やしたりしないでください。 不眠がひどくなったり、からだに異常を感じた時は必ず医師に相談してください。 「睡眠薬は副作用がこわい、服用をはじめるとくせになってやめることができない」などと、睡眠剤を誤解していませんか? 現在、多く使われている睡眠剤は「ベンゾジアゼピン系の睡眠剤」といわれるものが多く、より安全で、長期間服用しても、依存性の少ない薬です。 また、服用を続けても効果は落ちないので、量を増やすことはありません。 また、薬を突然やめると、服用し始めた頃より強い不眠が起こるため、薬がやめにくくなります。 しかし、医師の指示のもと徐々に減量することで薬をやめることはできます。 次回は、個々の薬について説明したいと思います。 では、「おやすみなさい」(薬剤師) 睡眠とくすり 前回では、睡眠の基礎知識と簡単な薬の説明をさせていただきました。 今回は、薬について、もう少しくわしくお話させていただきたいと思います。 現在、処方される睡眠剤は不規則な服用をしたり、勝手に服用量を増やしたりしない限り、深刻な問題は生じません。 しかし、脳に作用して眠りを誘う薬ですから、ごく稀に以下の症状が出る場合もあります。 翌日まで眠気が続く(持ち越し効果) 薬を服用した翌朝から日中にかけても作用が続き、ねむけ・ふらつき・めまい・からだがだるい・うまく話せないなどの症状が出ます。 体に力が入らない(筋弛緩作用) 力が入らず、足で体が支えられないほどふらつくなどの症状が出ます。 薬をやめると眠れない(反跳性不眠) 毎日続けて服用している薬を突然やめると、薬を服用しはじめた頃より強い不眠状態が、数日間にわたって起こります。 夜中の出来事を覚えていない(記憶障害・健忘) 薬の効いている間の出来事(夜間トイレに立った事・言った事・聞いた事など)を記憶していません。 アルコールと併用するとこの症状が強く出ますので、アルコールの摂取をひかえてください。 記憶障害(健忘)と痴呆(ボケ)は異なります。 次に、当診療所でよく処方される睡眠剤について、お話しましょう。 血中濃度半減期(血中で薬の有効成分が当初の半分量になるまでの時間)の長さから、超短時間型(2〜4時間)・短時間型(6〜10時間)・中間作用型(12〜24時間)・長時間作用型(24時間以上)の4群にわけられます。 アモバン錠(7. 5mg)〜超短時間型〜 速効性で持続が短いので夜間目覚めた時の追加投与も比較的安心であり、旅行時などの一過性不眠にも適します。 また、睡眠パターンの改善により自然な眠りを回復することができ、筋弛緩作用が弱いです。 リスミー錠(2mg)〜短時間型〜 切れ味は低下しますが連用による蓄積は軽度で持ち越し効果は比較的少なく、筋弛緩作用も少ないです。 ロヒプノール錠(1mg)〜中間型〜 30分程で効果があらわれ、6〜8時間程持続しますので、寝つきの悪かったり夜中や朝早く起きてしまう方にも適しています。 持ち越し効果は少ないのですが、半跳性不眠に気をつけてください。 ユーロジン錠(2mg)〜中間型〜 反跳性不眠や不安は短時間型に比べて少なく、途中で起きてもその時間は短く、回数も少ないため、安定した睡眠が得られます。 ダルメート錠(15mg)〜長時間型〜 半減期が47〜100時間と長く、反跳性不眠が少ないため長期間の頑固な不眠につかわれたり、睡眠剤からの離脱に利用したりします。 以上、主な薬について一般的な作用を述べてきました。 薬の選択については、不眠のタイプ・高齢者かそうでないか・原因となる病気の有無などによって、医師が処方します。 ですから、勝手にへらしたりやめたりせず、必ず医師と相談してください。 (薬剤師) インフルエンザ流行の季節になりました 今年もインフルエンザが流行する時期になりました。 インフルエンザも「カゼ」の一種ですが通常のカゼが鼻水や咳などの症状から発症し37〜38度程度の発熱であるのに対し、インフルエンザの場合は39〜40度の悪寒・高熱で急激に発症します。 症状も重症化し5〜7日間高熱が続きます。 死亡率は人口10万人当たり平均5〜10人ですが、特に65歳以上の高齢者では10〜45人と年齢が上がるにしたがって急激に死亡率が上がります。 ですから高齢者の方は特に予防接種を受けられることをお勧めします。 インフルエンザの予防策としては原因になるインフルエンザウイルスとの接触をできるだけ避けることが重要です。 人ごみを避け、外出する時は大きめのマスクをつけるのも効果があります。 また帰宅時によく手洗いをすることも予防に効果があります。 また日頃から栄養バランスのとれた食事をとり、適度な運動をして体力をつけておくことも重要です。 現在日本で使われているインフルエンザワクチンは、感染力のない「不活化ワクチン」です。 鶏の有精卵にインフルエンザウイルスを注入し増殖させて作ります。 卵アレルギーのある人は接種できない場合があります。 インフルエンザにはいくつかのタイプがありますが、現在流行しているのは、A香港型、Aソ連型、B型の3種類であり、これらの3種類の全部に対応できるよう混合型ワクチンになっています。 インフルエンザワクチンを接種しても100%予防できるわけではありませんが、予防接種によって重症化を防ぐことはできます。 施設などに入所されている高齢者の方にインフルエンザの予防接種をすればインフルエンザによる死亡率を80%程度減らすことができたという報告もあります。 特に予防接種が勧められる人は、65歳以上の方、老人ホームなどの施設利用をされる方、肺や心臓に病気のある方、糖尿病や腎臓病で免疫が低下している方、高齢者・病気の方と同居されている方、人ごみの中で仕事をされている方などです。 予防接種をしてから効果が出るまでに2〜3週間くらいかかりますから、12月中旬くらいまでに予防接種を受けておかれると良いでしょう。 今年の冬から春にかけて中国を中心に流行したSARSと症状がよく似ていますから、高熱が出た場合にSARSと区別をするためにも特に海外に出かけられる方は予防接種を受けられることをお勧めします。 あさくら診療所でも適宜予防接種を行っていますからお尋ねください。 あさくら診療所所長 河本一成 肌の乾燥 現在の日本人の肌は悪化の一途をたどっているといわれています。 その原因は・・・ 乾 燥 肌にとって大敵なもののひとつに「乾燥」があります。 冷暖房が普及し、室内の湿度は低く、空気そのものがひどく乾燥しています。 冬場はもちろん、夏も冷房が身体に悪影響を及ぼし、(乾燥肌)を引き起こします。 偏 食 偏食は肌にばかり悪いわけではなく、健康にとってひとつも良いことはありません。 特に肉食に偏りがちな欧米化した食事は、肌にも良くないのです。 ストレス 身体に様々な影響を及ぼすストレスですが、肌にも影響していることがわかりました。 ストレスが高まると、皮下の血液循環が悪くなったり、ホルモンのバランスが崩れたりして顔色がくすんだり、脂ぎっているのに肌そのものがカサついたりします。 不規則な生活 24時間化した現代の生活は、人間本来の生活リズムを崩してしまいました。 特に不規則な生活は体内時計が狂って、肌の新陳代謝がスムーズに行われなくなりがちです。 乾燥肌のケアと予防 入浴時のケアが大切です。 体は毎日ごしごし洗い過ぎないように、また、洗ったあとも石けん分が残らないように十分にすすぎましょう。 入浴で汚れや汗だけでなく、皮膚に必要な皮脂も洗い落とされていることが皮膚の乾燥の誘引となります。 入浴後、全身に保湿剤を塗ると効果的です。 生活 決まった時間に睡眠をとり、寝不足は避けましょう。 毎日きちんとバランスの良い食事を取りましょう。 不適切なダイエット、野菜や果物の不足は皮膚のハリがなくなります。 かゆみを伴う人はアルコールや刺激物は控えめにしましょう。 部屋が乾燥する場合は加湿器などを使用するとよいでしょう。 室内湿度は60%程度が理想です。 また暖房のききすぎには気をつけましょう。 花粉症 今年は冷夏の影響で花粉の飛散量は少なめ!?との情報があります。 しかし花粉症はあるシーズンから突然に発症することがあり、去年までなんともなかった人が急に花粉症の症状に悩まされることもあります。 アレルギー体質の人は要注意とされ、症状が出ていなくてもできるだけ花粉には触れない方が良いといわれています。 同じ花粉症の人でも、花粉飛散開始の早い時期から症状が出る人もいれば、大量飛散の日だけ発症する人もいます。 これは一説によると、人それぞれに花粉症が発症してしまう花粉の許容量があるためだと言われています。 どちらにしても花粉症の症状を抑える対策とは、花粉を浴びる量を少なくすることが重要です。 毎年2月から4月にかけて大量の花粉を飛ばすスギが、花粉症の大きな原因であることはよく知られていますが、花粉症を引き起こす植物は他にもたくさんあります。 特にヒノキの花粉は、スギ花粉の飛散がおさまりかけた頃にたくさん飛び、その両方に反応してしまう人も多いようです。 花粉症の原因となる代表的な植物 樹 木 スギ(2〜4月) ヒノキ(3〜5月) など イネ科 カモガヤ(5〜7月) オオアワガエリ(5〜8月) など キク科 ブタクサ(8〜10月) ヨモギ(8〜10月) セイタカアワダチソウ(10〜11月) など このように花粉は年中飛んでいます。 自分はどんな植物に対してアレルギー反応があるのかを知っておくことは、予防する上でも大切なことです。 血液検査で確定診断が可能です。 花粉が多く飛ぶ日は、晴れて気温が高い日・乾燥して風が強い日・雨の日の翌日で晴れた日などです。 外出時にはマスクやメガネの装着を。 花粉症の主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみですが、この時期は、風邪症状との区別が難しい場合もあります。 「私は花粉症だから」とか「私の場合は風邪だ」といった思い込みは危険です。 花粉症の人が気がつかないうちに風邪をこじらせてしまうこともあります。 自分の症状をよく観察して、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。 特に毎年、花粉症に悩まされている人は早めに対策をしましょう。 現在内服薬のほか、点鼻薬・点眼薬なども幅広く使われています。 肩こり 肩こりは、筋肉の緊張が積み重なり、血行障害をおこし筋肉に老廃物が蓄積するためです。 この溜まってしまった老廃物こそが、こりや痛みを引き起こす発痛物質ですから、「こる」「痛い」といった症状が現れるのです。 しかも、そのままの状態で放っておくと、発痛物質がさらに筋肉の収縮を促してしまうので、症状はさらに悪化。 肩こりの悪循環に陥ってしまいます。 主な原因は姿勢の悪さ・冷え・運動不足・ストレスなどです。 肩こり予防のポイント 〔1〕正しい姿勢を・同じ姿勢を長く続けない…力を抜いて背筋を伸ばす、2〜30分毎に一息を、椅子の高さは適正に、目を疲れさせない 〔2〕肩を冷やさない…お風呂でよく温める、肩が冷えない服装を 〔3〕適度な運動を欠かさない…お風呂のあとが効果的、仕事の合間に運動を、(特に肩こりに効果的な運動は水泳です).

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日本人女性の国民病「バセドウ病」「橋本病」の恐怖〜もし妻がなったら、この薬と手術はやめたほうがいい(週刊現代)

バセドウ 病 寿命

病態・原因 [ ] 甲状腺刺激ホルモンとして機能する自己抗体の無秩序な産生がその本態である。 の摂取量が少ない地域(など)では、ヨウ素を大量摂取することで、潜在的なバセドウ病を発病することがある。 これはヨードバセドウ病と呼ぶ。 過剰分泌の主な原因は 、• ヨード過剰摂取(ヨードバセドウ病)• 胎生期マイクロキメラ• ストレス• アレルギー• 薬剤(アミオダロン,インターフェロン等)• エルシニア腸内感染症• ウイルス感染 甲状腺の表面には、によって産生される(thyroid stimulating hormone;TSH)、別名:チロトロピン、の(、TSHレセプター、チロトロピンレセプター)が存在する。 バセドウ病では、この受容体に対する自己抗体である、別名:抗チロトロピンレセプター抗体(thyrotropin receptor antibody;TRAb)、が生じる。 それがTSHの代わりにTSHレセプターを過剰に刺激するために、甲状腺ホルモンが必要以上に産生されている。 甲状腺ホルモンは全身のを高めるホルモンであるため、このホルモンの異常高値によって代謝が異常に活発になることで、肉体及び精神に様々な影響を及ぼす。 この自己抗体 TRAb 産生が引き起こされるメカニズム・原因は、2007年の時点では知られていなかった。 ( 以下に述べるように2017年にはメカニズム・原因ともに判明)。 過度な・過労が発症・再発に関与しているという説もある。 またバセドウ病を発症する場合、多くはその家系内に甲状腺関連の病気を患った事が多いことから的な要因の寄与が大きいと考えられている。 2015年鳥取大学らの研究グループが、このバセドウ病を引き起こしているTRAbがに感染したから分泌されていることを示し、EBウイルスがバセドウ病の一つの原因となっていることを明らかにした。 原因に関わる研究 [ ] 2011年から鳥取大学医学部医学科分子病理学分野の研究グループはEBウイルス(Epstein-Barr virus;EBV)というB細胞指向性で9割以上の人間が保有しているの一種の再活性化とバセドウ病の自己抗体(抗TSHレセプター抗体、TRAb)産生との関連を指摘し始めた。 また同年の症例報告では、EBVの初感染によるの発症に伴いTRAbのレベルが上昇した小児の例が確認され、 in vivo(生体内)におけるEBVとバセドウ病の関連を示唆している。 2016年の研究では、15例の健常対照群に比べ34例のバセドウ病患者ではTRAb-IgMとTRAb-IgGの抗体価が顕著に高いことが示されている。 しかしながら、全IgM価よりも全IgG価の方が高いにも関わらず、TRAb-IgM価の方がTRAb-IgG価よりも高いという結果が出ている。 一方で、EBVが再活性化しているバセドウ病患者においてはTRAb-IgM価が高いことが観察された。 そしてTRAb-IgMの生理学的な特徴、TRAbのアイソタイプとバセドウ病の病態との関連を明らかにする必要が生じた。 また、14例の健常対照群と13例のバセドウ病患者のリンパ球におけるEBVの再活性化を誘導し、両方のリンパ球においてIgG4の産生を確認している。 これは2014年の和歌山大学の研究グループによる、バセドウ病患者の一部において血清IgG4価が高いという結果 に一致している。 IgG4への遺伝子再編成には性サイトカインとIL-10という免疫抑制系のサイトカインが必要である が、EBVのBCRF-1遺伝子の転写産物はIL-10のホモログ であり、さらに EBV-encoded small RNAs EBERs は宿主のB細胞にIL-10の産生を促す ので、EBVのIL-10のホモログとEBERsによって産生が促されたIL-10が制御性T細胞の代わりにIgG4へのクラススイッチに寄与しているようである。 統計 [ ] バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気、すなわちを起こす代表的な病気である。 中年以上の女性がバセドウ病に罹患した場合、と誤認する事が多い。 ほかの甲状腺の病気と同じように女性に多い病気だが、その比率は男性1人に対して女性4人ほど。 甲状腺の病気全体の男女比は男性1対女性9の割合であるから、甲状腺の病気のなかでは比較的男性の比率が高い病気である。 発病年齢は、20歳代と30歳代で全体の過半数を占め、次いで40歳代、50歳代となっており、青年から壮年に多い病気といえる。 何らかのを持っている人が多い。 典型的な症状 は、• 心拍数の増加と血圧上昇• 不整脈• 大量発汗と体のほてり• 手の振戦(ふるえ)• 神経過敏と不安・焦燥感• 睡眠障害(不眠症)• 食欲が亢進するにもかかわらず、体重が減少する• 疲労や脱力を感じるにもかかわらず活動レベルが高まる• 排便回数増加(ときに下痢を伴う)• 生化学的検査上のコリンエステラーゼの低下(検診結果を解釈する上で、この所見を認めた際、甲状腺機能亢進状態も鑑別診断に挙げる必要がある) 人間関係に及ぼす影響 [ ] この疾患は、患者のおかれた社会的立場にも影響を及ぼす。 性格に驚くほどの変化をきたすことが多い。 ある程度自分の苦しみを隠す能力はあるが、すぐに行動や言葉に著しい変化が現れ、他の人は簡単に変化に気がつく。 その変化の原因が突き止められない限り、 問題の元を突き止めることができない。 特に夫婦関係に支障をきたすケースが多い。 患者は気分の変転が多くなり、がうまくいかず、多くはの行動を歪んで認識する。 患者自身が病変による不慣れな感覚を理解するのに苦労しており、配偶者もストレスを共有するため、誤解や誤った期待などの混乱、些細なことでの口喧嘩をもたらす。 患者は口論のストレスにうまく対処できずに不仲になる危険性をはらむ。 甲状腺機能低下症であっても亢進症であっても、どちらも行動の変化を惹起する。 検査 [ ]• 血液検査• 甲状腺ホルモン• T3, Free T3• T4, Free T4• TSH• 電解質 全身の上にあるNa-Kポンプにもアクセルがかかりになる。 抗TPO抗体(thyroid peroxidaseに対する抗体、抗ミクロゾーム抗体と近い) でもバセドウ病でも抗TPO抗体は、しばしば認められる。 画像診断• 頸部レントゲン撮影• 頸部エコー … 血流の増加はドップラーエコーで"thyroid inferno"と呼ばれる。 との鑑別に有用。 甲状腺• 生理検査• … 頻脈、時にを合併する。 診断 [ ] 甲状腺腫大、、、体重減少、手指、発汗増加等の甲状腺中毒症所見などからバセドウ病が疑われる場合、血中の甲状腺ホルモン測定などにより判断する。 甲状腺ホルモン:freeT4、freeT3の高値、TSHの異常低値。 ただしeuthyroid Graves' diseaseの場合はホルモン正常であるので注意。 自己抗体:抗TSH受容体抗体(TRAb)陽性、または抗TSH受容体刺激抗体(TSAb)陽性。 甲状腺機能の亢進:甲状腺シンチでの摂取率高値、エコーでの血流増加。 これについては、日本甲状腺学会より「甲状腺疾患診断ガイドライン2013」として「バセドウ病の診断」が提示されている。 病理学 [ ] が過度に利用される疾患であるため、甲状腺濾胞には、光学顕微鏡下でも明らかな空泡が生じる。 治療 [ ] 薬剤による治療 [ ] 甲状腺ホルモンの合成を抑える薬(抗甲状腺薬:(チアマゾール、メルカゾール)、(チウラジール、プロバジール)を、規則的に服用する方法。 定期的に甲状腺ホルモンの量を測定しながら、適切な量の薬を服用することで、血液中の甲状腺ホルモンの濃度を正常にする。 薬で甲状腺刺激ホルモンの量を調整することで普通の人と変わらない生活を営むことができるが、甲状腺刺激抗体が消えるまで薬を飲みつづける必要がある為、完治には長い期間を要する。 これらの副作用は服用開始から3か月以内に現れることが多い。 無顆粒球症が生じたら直ちに服薬を中止し、他の治療法に切り替える必要がある。 メルカゾールではMPO-ANCA関連がまれに引き起こされる。 プロピルチオウラシルは重症肝障害が出現することがあるため、ガイドラインでもメルカゾールを第一選択薬としている。 アイソトープ(放射性ヨード)内用療法 [ ] の一種であり、非密封に分類される。 外来治療が可能であり、簡便性の面で優れている。 甲状腺細胞数を減少させ、産生・分泌される甲状腺ホルモンの量が減ることで治療効果を発現する。 治療効果に即効性はなく、およそ2 - 6か月で甲状腺ホルモンの量が減少すると言われ、手術に比べ患者への総合的な負担が少なく、抗甲状腺薬より早く治る(註:症状軽減ではなく、原因治療による治癒を指す)のが、この治療法の長所である。 ただし、放射性ヨードの最適量を算出する方法が存在せず、経験的に甲状腺機能の亢進をほぼ確実に是正できる量を、患者個人の因子を考慮せず、一律に投薬するため、時間経過とともに細胞が減りすぎて、逆に甲状腺の機能低下が発生することもある。 を用いるので、の影響が全くないとはいえず、中や中の女性および、すぐに妊娠を希望する女性などには行なわない。 放射線の影響は約4か月でなくなるとされることから、4か月で妊娠を許可している施設もあるが、甲状腺機能の変動があるため、全身状態を考慮すると、1年は待つべきとされる。 は施行する際に、前処置が必要である。 と言うのも、非放射性同位元素のヨードが体内に大量(または通常量であっても)にあると、体内の全ヨード中の放射性ヨードの占める割合が著しく低下する。 こうした状態では、ヨードは無作為に甲状腺に取り込まれることから、確率的に甲状腺に取り込まれる放射性ヨードが治療量に達しない恐れがあるため、前処置としてヨード制限を行なう。 西欧諸国では、食物中に含まれるヨード量が少ないため、ヨード制限はヨードが含有していることが明らかな食品を避けることで、比較的容易に制限することが可能である。 日本で普及している食品(外食も含め)には、を使用しているなどにより、非明示的にヨードが含まれているものも多く、医師により摂取可能な食品の指導を受け、食事に対し十分な注意を払う必要がある。 その一環で、治療前にで一般に用いられるの使用も避けるのが原則であるが、無機ヨードが甲状腺へ取り込まれる量は僅少であり、実臨床では治療前に造影検査を行なっていても、ヨード内用療法の効果に与える影響は、無視できる程度である。 RI治療により、バセドウ眼症 が悪化することもある。 眼症を持つ患者のRI治療の適応は、ヨード内用療法以外の治療法も視野に入れ、慎重に判断する必要がある。 また眼症増悪の際には、投与、またはパルスとX線によるの併用が施行される。 13mCi投与により、ややover-burnとすることが多い。 手術 [ ] の一部を残して、切除する方法。 甲状腺組織量を外科的に減量し、過剰な甲状腺ホルモンの分泌を是正する。 他の治療法より効果発現が速く、再発も少ないという利点がある一方で、周術期管理のために入院を要する。 合併症としては、麻痺によるなどが知られている。 また、皮膚切開が通常衣服で覆われない位置で行なわれるために、(傷跡)が整容性を減じることは、適応判断に影響を及ぼす。 手術は全身麻酔で行なわれるため、侵襲性が高く、患者が高齢者である場合や、心疾患や腎疾患がある場合には原則として外科的治療を選択することはない。 術前に最適な甲状腺組織の切除量を推定する方法は知られておらず、外科的治療によって理想的な甲状腺機能を得ることは甚だ困難で、甲状腺機能亢進症の確実な制御を優先して、十分量の切除を行なうため、術後に甲状腺機能低下症に陥ることが多いが、その場合の治療は通常のと同じであり、甲状腺ホルモン薬(チラーヂンSなど)を、術後は服用を続けることとなる。 なお、再発した場合は再手術は行なわず、ヨード治療などに切り替える。 予後 [ ] バセドウ病は適切な治療を行なえば予後良好である。 しかし、無治療のまま放置すると、致死的結果を招くこともあり得る。 心臓に与える影響として洞性は必発で、臨床的により深刻なに至ると、心房内に鬱滞した血液が凝固してを生じ、血栓症としてを起こし、脳梗塞に至る危険性もある。 この場合、性の脳梗塞とは異なり、後方循環系にも脳梗塞が起こりうる。 は、早急に専門医に紹介されるべき病態のひとつである。 は、そのものは生命には関与しないが、発作と同様に車の運転中などに発作を起こすと事故に至ることも懸念される症状のひとつであり、広義では予後に影響を与える。 妊娠・出産 [ ] 適切な治療が行われていないとき、妊娠中、へその緒を通しての胎児への栄養がうまく送れなくなり、胎児が発育遅延になる場合がある。 母体のTRAbやTSAbが多い場合、これらの抗体が胎盤を通して胎児に送られるため、新生児に一時的にバセドウ病の症状が現れることがあるが、これらの抗体は新生児が産生しているものではないため、やがて症状は消える。 甲状腺の治療薬は長い間、胎児の奇形に寄与すると信じられていたが、現在では否定されている。 歴史 [ ] アイルランドの医師グレーブス 1835年 によって初めて報告された。 その後バセドウ伯 1840年 が独自に発見・報告し 、によりこの名が付けられた。 症状の「メルゼブルクの三徴」は、バセドウの出身地、 ()の地名に因む。 本症の発見前後、日本の医学は主にドイツからの情報に依存していたため、グレーブス病()ではなくバセドウ病と呼ばれる事が多い。 ANCA関連血管炎とバセドウ病との関連 [ ] 未治療のバセドウ病患者や抗甲状腺薬内服後に陽性となる症例が報告されている。 そのほとんどはMPO-ANCAである。 抗甲状腺薬内服後にANCA陽性となった場合は無症状で低抗体価ならば内服変更はせずに経過観察でもよいという報告はある。 しかし、血管炎症状合併時や高抗体価の場合は内服薬の変更が好ましいとされている。 脚注 [ ] []• ドイツ語の"ow"は「オウ」という二重母音ではなく「オー」と長音で発音されるため、正確には「バーゼドー」だが、慣用として「バセドウ病」という表記が定着している。 MSDマニュアル プロフェッショナル版• 712-716, :• Viral Immunology. 30 3 : 240-249. , : , , :• 66 3 , 261-266, 2016-09. 科学評論社• 長田佳子、林一彦、 出版:科学評論社 , ,• Viral Immunology. 24 2 : 143-9. , , :. 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バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の症状

バセドウ 病 寿命

よく耳にするこの巷説。 男性にしてみれば、あんまり長生きして一人残されるのは考えもの、かといって早死するのはもちろん嫌、どちらにしてもなんとも辛い話です。 しかし、男性はもともと女性よりも寿命が短いことに加えて、妻より年上であることが多いため、このようなケースが多いのは自然なのかもしれません。 国立社会保障・人口問題研究所という研究機関が発行している雑誌『人口問題研究』の55巻1号(1999年)に掲載されている記事です。 日本人男性と日本人女性を、配偶者ありの群、配偶者と死別した群、配偶者と離別した群、未婚の群に分類し、それぞれの平均余命を算出しています。 単に平均余命を算出するといっても、国勢調査や人口動態統計のデータを基礎にしつつ、いろいろな要因で生じる誤差を取り除くためにさまざまな数学的な処理が必要なようで、なかなか大変な作業のようです。 記事中には難解な解説があり、仕事の大変さがうかがわれますが、ここでは気になる結果の部分だけ覗いてみることにします。 少し心配なのは、配偶者と離別した男性です。 平均余命の伸びが少なく、年々、他の群との差が開いてきています。 配偶関係別に本人の死亡の原因を検討した結果(表2)をみると、妻と離別した男性は老衰や肺炎による死亡が少ないことがわかります。 肺炎は高齢者の死亡原因として常に上位にあるものですから、老衰と肺炎が少ないということは、高齢になる前に他の事柄が原因で死亡する確率が高いことを示唆しています。 実際、妻と離別した男性は肝硬変により亡くなる率が他の群と比較して非常に高く、これにはアルコール摂取量が増えることが背景にあると想像できます。 また妻に生活習慣を管理される手綱から放たれた男性は、健康面の自己管理が不十分になりがちなのも影響することでしょう。 加えて離別の背後にある夫婦とそれを取り巻く人間関係の複雑さに起因するストレスも無視できません。 なお肝硬変と並び他の群より高い死亡原因として、自殺が挙げられているのも気になるところです。 気道の炎症や発作の原因として、子どもの場合はアレルギーの関与が強く、大人の喘息の場合はアレルギー以外の影響が強いという違いがあります。 大人に多い非アレルギー性喘息のタイプの一つに、NSAIDs過敏喘息(アスピリン喘息)というタイプがあります。 薬の名称でいうと、アスピリン、インドメタシンなど多数あり、医師が処方する薬だけでなく、市販薬の成分にもとてもよく使われています。 これらNSAIDsによって引き起こされる喘息をNSAIDs過敏喘息といい、発作が重症になることが多いことが知られています。 そしてNSAIDs過敏喘息は発症頻度に顕著な性差があります。 女性が男性の2-3倍です。 また、喘息のある女性が妊娠すると、病状が悪化する場合と改善する場合があるのですが、男児を懐妊した場合は女児を懐妊した場合に比べて病状が軽減することが多いとする報告があります。 さらには、閉経後の女性に行われることがあるエストロゲン(女性ホルモンの一種)補充療法によって、喘息が悪化するケースがあることも知られています。 これらはいずれも性ホルモンと喘息の関係、とくに女性ホルモンが喘息を悪化させる可能性を指し示しています。 しかし、相反する結果が出た研究もあって、今のところまだはっきりとしていません。 成人女性の喘息患者さんの3? 4割が、月経に伴い病状の悪化がみられるとされています。 これを「月経喘息」と呼ぶこともあります。 一般に生理の3-4日前に症状が悪化し、生理が始まると軽快することが多く、また、ふだんの喘息の重症度が高いほど生理に伴う病状の変化が大きくなる(悪化しやすい)傾向があります。 このような変化が生じる理由も実はまだよくわかっていませんが、やはり性ホルモン分泌の変化が影響していると考えられます。 また、月経前に体液が貯留しがちになる影響で、気道の粘膜にも浮腫(むくみ)が起き、発作が起きやすくなるのではないか、という考え方もあります。 「いつかはがんになるのだろうか」と漠然とした不安をかかえている方は少なくないと思います。 2人に1人は一生のうち一度は何かしらのがんにかかると考えられます。 多くの方が抱く不安は、残念ながら今のところ的中する確率が高いと言えます。 がんにも男性に多いがんと、女性に多いがんがあります。 そして、同じ臓器のがんでも、男性と女性で発生しやすい場所や発病しやすい年齢が異なるがんがあります。 また、新しい抗がん剤の中には、その効果に性差があることもわかってきました。 ひとくちに「がんの性差」と言っても、その内容はこのように多岐にわたります。 今回はまず、がんの部位別に患者数の性差を厚生労働省『患者調査』の受療率でみてみましょう。 とくに喉や食道、胃などの上部消化管、気管支や肺などの呼吸器、そして膀胱のがんなどは、受療率自体が多く、かつ性差が大きいことが示されています。 喉や食道、胃、呼吸のがんは喫煙習慣が発病に関係していますので、喫煙率の差の影響がそのまま受療率の差として表れていると考えられます。 また、喉や食道のがんはアルコール摂取習慣も関係しており、その影響もあると言えます。 肝臓がんも男性に多く、これにもアルコール摂取の差が影響していると考えられます。 もっとも、女性の場合は月経(生理)により肝臓に負担をかける鉄分が常時男性よりも少ないことや、女性ホルモンの炎症抑制作用などががんを抑えるうえで有利に働くこともわかっています。 一方、女性に多いがんとして、甲状腺のがんが挙げられます。 がんに限らず、甲状腺炎・甲状腺ホルモン分泌異常(バセドウ病や橋本病)など、甲状腺の病気は女性に多いという特徴があります。 なお、甲状腺がんの多くは進行が遅く治療しやすいタイプですが、なかには進行が早いタイプもあり、そのタイプでは患者数の性差が少ない(男性の患者さんも比較的多い)傾向があります。 当然ですが受療率で性差が見られるがんは死亡率にも性差があるわけですが、両者をよく比較すると、性による差があまり変わらないがんと、差が拡大または縮小しているがんのあることが見てとれます。 食道や胃、膵臓、結腸(大腸)などのがんは、受療率の性差と死亡率の性差があまり変わりません。 その一方で、肝臓がんや膀胱がんは、受療率ほどの性差が死亡率ではみられなくなり、胆のうがんではむしろ女性の死亡率のほうが若干高くなっています。 反対に、呼吸器のがんは、受療率の差以上に死亡率の差が開いています。 このような変化は、がんの種類によっては治療効果にも性差があることを示しているという見方ができます。 とくに、近年開発が相次いでいる「分子標的薬」と呼ばれる抗がん薬は、効果がある患者さんとそうでない患者さんの差がはっきりしており、例えば肺がんに用いられる分子標的薬であるゲフィチニブ(商品名はイレッサ)は、男性よりも女性のほうが効果の発揮されるケースが多いことがわかっています。 ヒトのからだは常に体外から侵入しようとする細菌やウイルスの攻撃にさらされています。 なんの抵抗もせずにそれらが体内に入って増殖するのを許したら、それこそ、あっという間に感染症にかかり、たいへんなことになってしまいます。 そうならないように、細菌やウイルスの侵入に対処するシステムがあり、それを「免疫」といいます。 例えば予防接種。 感染症の原因である「抗原」(細菌またはウイルス)を、毒性を弱めてワクチンとして体内に入れます。 すると、抗原を排除する「抗体」が体内に作られて、仮に抗原が体内に侵入してもすぐに排除されるので感染症にかかりくく、かかったとしても重症にならずにすみます。 予防接種は「免疫」のシステムを上手に利用した感染症予防法と言えます。 一つは、からだにそれほど有害と言えないものに対する過剰な免疫反応で、「アレルギー」と呼ばれる病気です。 花粉症などはその代表例と言えるでしょう。 本来、鼻や目(結膜)から花粉が少々入ってきたところで、病気になるわけではありません。 ところが免疫が花粉を抗原だと認識してしまうと、花粉に対する抗体反応が始まり、目のかゆみや涙目、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が現れてしまうのです。 過剰な免疫反応が問題になるもう一つのケースが、自分の正常なからだに対して作用してしまう「自己免疫疾患」です。 関節リウマチ、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、バセドウ病、橋本病、シェーグレン症候群、クローン病、1型糖尿病などが該当します。 そして、女性の罹患率が男性よりも多いことが知られています。 統計によって差異はありますが、関節リウマチや多発性硬化症は2-3倍、全身性エリテマトーデスやバセドウ病は6倍前後、橋本病、シェーグレン症候群は10倍ぐらい、女性が多いと報告されています。 なぜ自己免疫疾患の罹患率にこれほどの差異が生じているのか、その理由はまだよくわかっていません。 現在のところ、性ホルモンの関与が有力視されています。 その傍証として、それら性差のある自己免疫疾患の発病が、女性ホルモンの分泌が活発になる思春期に多いこと、月経周期にあわせて病状が改善または悪化しやすいこと、妊娠期間中は病状が改善または悪化することがあること、男性ホルモンの補充によって症状が改善し、女性ホルモンの補充によって症状が悪化する場合があること、動物実験においてオスの精巣を摘出すると病気が進み、メスの卵巣を摘出すると病状が改善することがあるなどが上げられています。 免疫が正常に働くためには、まず最初に、自分のからだとは異なるものを「異物」として認識する必要があり、それができなければ抗原を排除しようがありません。 妊娠は、女性のおなかの中に自分とは異なる生物(赤ちゃん)を宿すことですので、もし免疫システムがこれを異物だと認識してしまったら、赤ちゃんは育たず、人類は滅亡してしまいます。 ですから、女性の妊娠中、赤ちゃんに対しては免疫システムが作動しないようになっています。 このような、複雑なシステムにする必要があるために、免疫にエラーが起きる確率が増えるのではないか、というわけです。 41倍の開きがあるため、1. 41を掛けて調整しました。 そして、その計算結果が1に近いものを表にまとめてみました。 一つは「う蝕」、いわゆる虫歯、そしてもう一つは「口内炎及び関連疾患」で、いずれも口の中のトラブルです。 『患者調査』の傷病部類は、内臓の病気や骨の病気、感覚器の病気、精神疾患など、ありとあらゆる病気を細かく分類したもので、その分類数は350近くもあります。 その中で、最も性差の少ない二つの病気がともに口の中のトラブルだというのは、少し驚きですね。 この中にも「歯肉炎及び歯周疾患」という口の中のトラブルが含まれています。 どうやら口の中というのは、からだの中で最も男女差の少ない部位、ということなのでしょうか? 性差が生じる理由ならあれこれ思い巡らすことはできても、性差のない理由というのはなかなか思い浮かばないものですね。 強いて言うなら、虫歯や歯周病などは発症数自体が多いうえに、年齢による偏りが比較的少なく(若年者にも多く)性差の影響が現れにくいこと、性差よりも個人差(徹底した歯磨きの習慣の有無)のほうが大きな影響力があること、などが理由なのかもしれません。 そのときは、男性に多くて女性には少ない病気トップ10と、女性に多くて男性に少ない病気トップ10を示しました。 今回は、そのときに挙げた合計20の病気を、65歳で区切って、患者数の性差が65歳以前と以降で拡大するのか縮小するのかをみてみました。 結果はご覧のとおりです。 65歳以前にみられた患者数の性差が65歳以降になると縮小する傾向が見てとれます。 高齢になるにつれて、男性も女性も病気にかかりやすくなり患者数が増えます。 そのため、性差の影響が相対的に少なくなることがうかがえます。 例えば、65歳前から男性に多かった病気の中には65歳以降に性差が拡大したものが四つあります。 一方、65歳前から女性に多かった病気で65歳以降に性差が拡大したものは一つでした。 また、女性に多い病気の多くは、女性が65歳以降になると患者数が減り、そのために性差が縮小しています。 その一方で、男性に多い病気の多くは、65歳以降、男女ともに患者数が増え、その結果、比率で表したときの性差が見掛け上、少なくなることも見てとれます。 なお、表中では、患者数が65歳以降に減っている場合は数値を緑色で、65歳以降に増えている場合は数値をオレンジ色で表示しています。

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