甘露 寺 み つり 誕生 日。 甘露寺蜜璃「よーし 頑張るぞォ! 甘露寺蜜璃 凄くやる気満々のみつりちゃん 私もパワー貰」

炭カナ「#カナ炭向けカナヲ誕生祭2020 カナヲちゃんおめでとう!!(1/2) 」

甘露 寺 み つり 誕生 日

人が恋柱を見る時、視線は胸元に吸い寄せられる。 だが本当に注目すべきは彼女の下半身だ。 彼女の短いスカートの下には、天才の業が隠れている。 『鬼滅の刃』第22話 視界が令和に染まる ちょっと前に 恋柱こと 甘露寺蜜璃が話題になっていた。 お願いだから女性キャラも、普通に人間として戦わせてくれ……— 酒向萌実|GoodMorning SAKOMOMI この人の感想については意見がいろいろとあるだろうが、本記事の主題はそこではない。 主題に関わるのは、この人が甘露寺のキャラデザの どこに注目していたかである。 『鬼滅の刃』第22話 ツイートから分かるように、着目点は甘露寺の 「胸」であった。 これは今回に限った話ではない。 多くの人が立場によらず甘露寺の胸に注目する。 それは 「乳柱」というスラングが誕生していることからも分かる。 俺はこの風潮に疑問を投げかけたい。 お前たちの視点は 令和にあるのではないか、と。 『鬼滅の刃』の舞台設定は 大正時代である。 同じ日本であるとはいえ、令和である現代とは 文化が違う。 それなのに令和の視点で語っていいものだろうか。 そんなはずはない。 やはり時代を考慮した上で語るべきだ。 令和ではなく大正のレンズを通すと、甘露寺の姿が違って見える。 胸よりも下半身、つまり スカートが気になるのだ。 そして彼女のスカートをめくると、 前田という天才の業が見える。 大正っていつだ 本題に入る前に、『鬼滅の刃』の時代設定を確認しよう。 あらすじにも書いてあるとおり、 「時は大正」である。 大正時代は 1912年7月30日から 1926年12月25日までだ。 最終選抜で遭遇した手鬼の発言から計算すると、 1話時点では1912年 大正元年 もしくは1913年 大正2年 と考えられる。 とはいえ作中では具体的な年月日が提示されていないため、ざっくりでいいと思われる。 1910年以前なら 鬼滅前、 1910年代・20年代ならほぼ 鬼滅中、 1930年以降なら 鬼滅後。 これくらいの認識をもって読み進めてほしい。 授乳の道具 なぜ我々は甘露寺の 胸の露出が気になるのだろうか。 同じく柱の 不死川も鍛え上げた胸筋を見せつけているし、 伊之助に至っては上半身を完全に露出している。 『鬼滅の刃』第22話 『鬼滅の刃』第11話 これは 女性の乳房は性的なものとされているからである。 もちろん男性の胸部に性的魅力を感じる人もいるが、扱われ方がまるで違う。 現代の日本における女性の乳房は、 準性器とでも言える状態にある。 しかし、このような文化は 「昔」からあったわけではない。 そもそも日本では乳房どころか、 「裸体」ですら性的なものとされていなかった。 幕末から明治初頭にかけて日本にやってきた外国人たちは、往来から見えるところで行水している日本人に驚き、書き記した。 それほど裸体を見られることについて、日本人は気にしていなかったのだ。 江戸時代の日本人が性的対象とみなしていたのは 「行為とセットになった性器」である。 その心情を感じたければ、 春画を見るといい。 性器・結合部こそ入念に描かれるが、肉体の他の部位については描き込みが少なく、男女差も小さい。 むしろ髪型や衣服の方が重要視されている。 Kitagawa Utamaro [CC0], 上記の絵には俺が修正を加えたので、結合部に興味のある人はリンク先に飛ぶといい。 他のも見たい人は下記リンクから。 とはいえ裸体が気にされていなかったのはせいぜい明治初頭までの話。 外国との交流が増えるに連れ、裸体は「恥ずかしいもの」となっていく。 その象徴とも言えるのが 「腰巻き事件」である。 明治34年 1901年 の白馬会第六回展において、黒田清輝の『裸体婦人像』を始めとする裸婦画が、 著しく風紀を乱すとして警察が展示の制限を求めたのだ。 『裸体婦人像』Kuroda Seiki 1866-1924 [Public domain], 警察は特別室での展示を求めたが、黒田らは反対。 結果、額縁ごと 下半身を布で覆って展示することになったのである。 だが 上半身はそのままだった。 乳房は性的であると見なされなかったのである。 結局、日本で乳房が性的対象とされるようになるのは、戦後の 1940年代後半からである。 アメリカを中心とした欧米の文化が一気に押し寄せたためだ。 アメリカでは 1920年代の終わりから豊満な肉体が求められるようになり、 1940年代には 「胸の谷間」が注目されるようになる。 そして 1950年代から60年代にかけて、 グラマーの黄金時代を向かえた。 この時代の流れが、日本人の感性を変えたのだ。 マリリン・モンロー, Teichnor Bros. , Boston [Public domain], ではそれ以前における日本で乳房はどう見られていたかというと、それは 「授乳するための器官」である。 なにせ「おっぱい」という言葉さえも江戸時代では 母乳のことでしかないし、使われることもほとんど無かった。 一般的に乳房のことも指すようになったのは 1940年代後半のことで、国語辞典に「おっぱい」が登録されたのは 1955年まで待たなくてはいけない。 このように、日本において女性の胸部が露出しているのを「性的」とみなすのは、完全に 鬼滅後なわけである。 谷間に注目するのは アメリカでさえもまだだった。 ゆえに当時における甘露寺のトップスは 「奇妙」であるとはいえ、今ほど 「性的」と見なされなかったと言えるだろう。 しかも 他の柱達の格好も相当に奇抜である。 『鬼滅の刃』第22話 甘露寺の胸ばかり見てしまうのは、我々が令和に生きているからなのだ。 そのため彼女の ボトムスの意味を見逃してしまう。 膝上のイノベーション 甘露寺のスカートは短い。 丈が膝上であるため、現代の感覚でもアレは ミニスカートと言えるだろう。 だが、あれを素直に「ミニスカート」と呼んでいいものだろうか。 冒頭に貼ったTogetterに対するブコメで、「ミニスカートは女性の開放の象徴としての意味を持っていた」ことを指摘したものがあった。 これはおおよそ正しい。 ミニスカートを最初に発表したとされるフランスのファッションデザイナー、 アンドレ・クレージュは明確にそのことを語っている。 現代女性は働き、活動的な生活をしている。 ゆえに服は行動が重視されなくてはいけない。 現代女性は男性と平等であることを望んでいる。 ゆえ服装で男女平等を実現しなくてはいけない。 現代女性は性的タブーを捨て去ることを望んでいる。 ゆえにあるがままの肉体を見せなくてはいけない。 デザイン段階で女性解放の思想が込められており、フェミニズムの目指すところそのものである。 また、 1950年代後半のイギリスでは、ファッションデザイナーの マリー・クワントがミニスカートを自身のブティックで販売し始めている。 Mary Quant, Jac. とはいえ 自由で活動的な女性から生まれ、そんな彼女からの人気を得たのだから、やはりこのミニスカートも「女性解放の象徴」と言っていいだろう。 これまでミニスカートの始まりを簡単に紹介したが、 鬼滅よりざっくり40〜50年後であることに気がついただろうか。 ここまで時代が離れすぎていると、甘露寺のスカートを語るのには不適切であるように思える。 ここで 1930年に出版された 北澤楽天のマンガ 『女百態エログロ漫画集』の1ページを見てもらおう。 『楽天全集 女百態エログロ漫画集』 クレージュより 35年も前のマンガにミニスカートの女性が描かれている。 だがこれは北澤楽天や日本のファッションセンスが世界に先駆けていたことを意味しない。 1920年代にも丈の短い ショートスカートが世界的に流行したためだ。 これについて語るにはウィンブルドンへ飛ぶ必要がある。 現代のテニス ローンテニス は19世紀末のイギリスで考案された。 当初はガーデン・パーティーの余興に過ぎなかったが、広まるに連れて本格的なスポーツとなり、 1877年からウィンブルドン選手権が開催されるようになる。 1884年には女子シングルスも開催されるようになった。 ここで問題になったのが、女性のテニスウェアである。 ガーデン・パーティーから始まったこともあり、当初のテニスウェアは ドレスに限りなく近かった。 しかしそれではプレイしにくい。 そこで選手たちはウェアの改良に乗り出す。 1884年ウィンブルドン初代女子チャンピオンの モード・ワトソンは、シンプルで 「裾の短い」ドレスで試合に出場した。 Maud Watson, 不明 [Public domain], これのどこが「裾の短い」なんだと思うかもしれないが、女性の 「足首が見える」格好は十分に大胆な格好だったのである。 これを受けて20世紀初頭まで、女性のテニスウェアは「細身の長袖」と「足首までのスカート」が定番スタイルとなった。 スカートの裾を引きずらないようになったとはいえ、これでもまだ「動きやすい格好」とは言えない。 それに当時はコルセットをつけてプレイするのが一般的であった。 カリフォルニアのテニスプレイヤー、 エリザベス・ライアンの回想によれば、「プレイ中の動きで鋼鉄の芯が折れ、体を傷つけることもあった」という。 試合後の更衣室には 血のついたコルセットや下着が放置されていた、とも。 この状況を一変させたのが「テニスの女神」とも称される スザンヌ・ランランである。 彼女は 「襟なし・袖なし・ひざ丈スカート」でコートに舞い降りた。 Suzanne Lenglen playing 1920, Agence de presse Meurisse [Public domain], 大会の役員達は「そんな裸のような格好でコートに立たないように」と注意したが、彼女は一歩も引かず 「ダメならフランスに帰る」と言い放つ。 優れた選手であるランランを帰らせるわけにもいかず、結局この格好で出場することが認められた。 こうして彼女はウィンブルドンで 1919年から大会5連覇を達成し、 1925年にまた優勝した。 これは女子シングルス・ダブルスの両方である。 ランランの活躍の影響はテニスコートの中にとどまらなかった。 街を歩く女性達のスタイルも 開放的なものへと変えていくのである。 それまでのバストとヒップを強調し、盛られた服装は前世紀のもの。 これからの時代は 動きやすさだ、と。 こうしてスカートの丈は上がっていき、1920年代にショートスカートが流行するのである。 このように丈の短いスカートは、クレージュやクワントが「ミニスカート」を生み出す前から存在した。 そしてランランを発端とするショートスカートの流れは、我々にヒントを与えてくれる。 戦いに勝つためにスカートの丈は短くなる、と。 ショートスカートの登場は 鬼滅後である。 ゆえに甘露寺のスカートはショートスカートの系譜に連なるものではない。 あれは 収斂進化と考えるべきだ。 ワトソンやランランはテニスで勝つために丈を短くしていった。 甘露寺のスカートも 鬼を倒すという明確な目的があったからこそ、 世界に先駆けたデザインとなったのではないだろうか。 この仮説にはちゃんと裏付けがある。 栗花落カナヲが着ている隊服を見るといい。 カナヲのスカート丈の変遷 戦いの経験を積むに連れ、彼女の スカート丈は短くなっていく。 やはり鬼を倒すためには、スカート丈を切り詰める必要があるのだ。 とはいえカナヲのスカート丈はダーウィン主義よろしく少しずつ短くなっていったのに対し、甘露寺のは最初から短かい インテリジェント・デザインである。 我々はここで鬼殺隊服のデザイナー、 前田まさおと向き合わなくてはならない。 前田という天才 甘露寺の隊服をデザインしたのは鬼殺隊服縫製係の 前田まさおである。 『鬼滅の刃』12巻 鬼殺隊の隊服は 「特別な繊維」で作られている。 通気性はよいが濡れ難く、燃え難い。 雑魚鬼の爪や牙ではこの隊服を裂く事すらできないほど頑丈。 そんなゴアテックスの上位互換みたいな繊維である。 そんな特殊で頑丈な繊維である以上、隊服を縫製するには 高度な技量が求められると思われる。 そして間違いなく前田はその技量の持ち主だ。 だが、前田が持っているのは技量だけではなかった。 天は彼に 時代の先を行くセンスを与えたのである。 クレージュがパリコレでミニスカートを発表するのに先駆けること半世紀、前田はスカート丈を短くするべきだと分かっていた。 運動性を追求するなら脚は自由であるべきで、動きを制限するスカート丈は必要最低限の長さに切り詰めるべし。 めくれやすくなるが、ズロースを履けば問題ない。 時代は 「 裳断 モダン 」である、と。 Toglenn , こうなると甘露寺のトップスは 前田のセンスが先走り過ぎた結果ではないかと思う。 「胸の谷間に性的な意味を見出さない時代」の人間であるのに、彼は「ドレスのようなスタイル」に美しさを見出していたのだろう。 その天性のセンスによって。 しかも彼にはそれを実現する技術があった。 前田の悲劇は彼が 未来に生きていたことにある。 その技術は求められるが、 センスは求められない。 我々が大正時代の感覚を理解できないように、前田の周囲にいる人間もまた、 彼の感性を理解できないのだ。 天才であるがゆえの孤独と苦悩。 とはいえ前田に非が無かったわけではない。 彼は 自分の感性を強引に押し付けているからである。 しかも隊服は先に書いたとおり頑丈で 鎧の役割を持つ。 いくら自分の好みだからといって、隊員を危険に晒すのは間違っている。 芸術家の中には作品第一な身勝手な者もいるが、前田はまさにそのタイプと言えよう。 だから 「ゲスメガネ」と呼ばれてしまうのだ。 しかし前田にも救いの時が訪れる。 恋柱、甘露寺蜜璃と出会うことによって。 恋柱のモード 甘露寺は当初、前田による隊服をそれが 「普通」だと騙されて着ていた。 彼女が真実に気がつくのは柱合会議で蟲柱、 胡蝶しのぶと会った時である。 しかし彼女は以降も前田デザインを着用し続けている。 それはあのデザインが 彼女に適しているからだ。 極めて薄く柔い刀を使う甘露寺の 流法 モード は、 筋肉の柔さと 関節の可動域の広さによって成り立っている。 ギリギリまで切り詰められた隊服は、そんな彼女の動きを制限しない。 これにより彼女は 思うがままに戦えるのである。 さらに前田デザインの欠点である「防御力の低下」も甘露寺にとって問題ではなかった。 これは 筋肉で解決できる。 『鬼滅の刃』14巻 甘露寺の筋密度は常人の8倍である。 そんな筋肉で構成される甘露寺の 「肉の宮」は、隊服が引き裂かれるほどの攻撃にも耐えきった。 肉体が隊服より強靭なのだから、隊服による守りが薄いことを気にする必要はない。 こうして前田は 甘露寺という最高のモデルと出会うことで、自身の作品を世に披露できることとなった。 甘露寺は時代の先を行くデザインを身にまとい、 戦場 ランウェイ を進むのである。 終わりに 『鬼滅の刃』ではしばしば 家父長制に通じる発言がされる。 しかし、それを批判する者は少ない。 現代の価値観ではアウトでも、 大正時代に生きる彼らなら当然のことだからである。 異なる時代を舞台とする作品と接する時は、 当時の価値観を考慮しなくては正しく読み取れない。 これは服装についても同じことである。 甘露寺蜜璃を、そして前田まさおというキャラを正しく理解するためには、当時の服飾文化を知らなくてはいけない。 この記事がその助けとなれば幸いである。 : : : : ただしオーガスとガダムによるロマンス小説におけるヒーローの身体を表す頻出語トップ7に「胸」は含まれていない。 何が求められているか知りたい人はを読むといい。 : イギリスのジャーナリストであるジョン・レディー・ブラックは、1862年頃なら江戸と横浜の近辺で見られたし、1874年頃でも居留地のすく近所で毎晩見ていると書いている。 : 以前に無修正で春画を載せたら評判が悪かったので。 芸術だし、現代にアレで性的に興奮する人は少ないから問題無いと思ったのだが、気にする人はそこそこいた。 なお、ダビデ像で批判が来たことは今のところ無い。 : 地域によっての差はあるが。 : 明治4年に「裸体禁止令」が発令されたのが大きい。 外国人から好奇の視線を受ける機会が増えたことも理由として挙げられる。 : 当時の新聞記事: : 1955年に刊行された『広辞苑』の初版が最初に「おっぱい」を収録した国語辞典だと言われている。 この時には「乳。 また、乳房」と書かれているため、乳房のことも指すのが一般的となっている。 Twitterで1915年の辞書にも「おっぱい」が収録されているとの指摘を受けた。 : 当初は男子シングルスのみ。 : 1924年は病気のため4回戦後に棄権。 : もちろんランラン活躍だけが全てではない。 時は第一次世界大戦後の激動期。 男性が不足し、社会の変革が進んでいた時代である。 こうした時代背景であったからこそ、ランランの影響が出たと言うべきだろう。 : もっと前がお望みなら、今からおよそ3400年前にまで遡ることができる。 : 12巻掲載の描きおろし8コマ『みつりちゃんの隊服』参照。 : 2巻10話参照。 : 当時、女性の下着は「腰巻き」が一般的であったため、裾がめくれると下着どころか陰部まで見えることが普通にあった。 それに対して洋装下着のズロースは、大事なところを完全に守り切る。 だからめくれても問題ないという認識が一般的であった。 今の感覚で言うならば「スカートの下に短パンを履く」ようなものだ。 : しかし甘露寺の下着は、かなり激しい動きをしていても全く見えない。 当時のダボッとしたズロースではありえないことである。 おそらく踊り子が履くようなキャラコ製のフィットする特殊品なのではないかと考えられる。 : ショートスカートが登場したとき、新聞や雑誌などで「裳断」と称されることがあった。 裳を短く裁断するからである。 髪を短くすることも「毛断」と呼ぶこともあったので、単にうまいこと言いたいだけだと思えばいい。 honeshabri.

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鬼滅の刃で『甘露寺蜜璃』が話題に!

甘露 寺 み つり 誕生 日

【中止】花まつり・宗祖降誕会 【中止】花まつり・宗祖降誕会 2020年6月1日(月)に延期して厳修を予定していた「花まつり・宗祖降誕会」ですが、新型コロナウイルス感染症が未だ収束していない状況を受け、中止させていただくこととなりました。 ご参詣を予定されていた皆さまに向け、配布を予定していた寺報「光寿」第76号をウェブサイト上にて公開しています。 日時 2020年4月1日(水)14:00~16:00 2020年6月1日(月)14:00~16:00【中止】 行事説明 仏教の開祖であるお 釈迦 しゃか さまと、浄土真宗の開祖である 親鸞聖人 しんらんしょうにん のご誕生をお祝いする行事です。 仏祖の誕生を祝う行事のことを「 降誕会 ごうたんえ 」といい、もとはお釈迦さまのご誕生をお祝いする 法会 ほうえ のことでしたが、後に宗祖のご誕生をお祝いする法会を指すようにもなり、諸宗でお勤めされています。 現在では、お釈迦さまのご誕生をお祝いする行事を「花まつり」といい、お釈迦さまの誕生日と伝えられている4月8日前後にお勤めいたします。 ご誕生の時に天から 甘露 かんろ の雨が降り注いだと伝えられ、お釈迦さまの像に 香木 こうぼく を浮かせた水や 甘茶 あまちゃ を 灌 そそ ぐことから「 灌仏会 かんぶつえ 」ともいわれます。 また、浄土真宗本願寺派のお寺では、親鸞聖人のご誕生をお祝いして「 宗祖 しゅうそ 降誕会」をお勤めいたします。 親鸞聖人の誕生日は承安3年4月1日(新暦 1173年5月21日)と伝えられていることから、本願寺で1874年より毎年5月21日にお勤めされ、本願寺派のお寺でも広くお勤めされるようになりました。 仏教で一般に行事といえば、人が亡くなってからの年忌法要等が多い中で、「花まつり」「宗祖降誕会」が行われていることは、私たちにとって特別に意義の深いことであります。 お釈迦さまと親鸞聖人のご誕生をお祝いさせていただくとともに、阿弥陀さまのお心をいただき、お念仏の人生を歩ませていただきましょう。 ご講師 三原雄高 みはら ゆたか 師 (大阪・西区) 本願寺派布教使 大野孝顕 おおの こうけん 正宣寺住職 本願寺派布教使 タイムテーブル 14:00 勤行「宗祖讃仰作法 音楽法要」 14:30 法話(三原雄高師) 15:10 休憩 15:20 法話(住職) 16:00 恩徳讃、住職挨拶.

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#ぎゆしの #恋柱 甘露寺蜜璃は我慢できない

甘露 寺 み つり 誕生 日

甘露寺蜜璃は我慢できない ーーーーーーーーーーーーーーーーー 朝、駅に満員電車が着く。 いつもの様に、私は伊黒さんと乗り込む。 「甘露寺、ドアの方に寄れ」 私よりも背が低いのに、 スっとドア側に私を寄せてくれた。 伊黒さんが 「この電車は人が多いから、次から違う電車にしないか」 と面倒臭そうに言った。 「ううん、大丈夫よ!」 だって、多分この人は無自覚だけど、私を寄せる時は毎回庇うようにしてくれる。 無自覚と気付いたのは、この前顔が真っ赤になっちゃった時に、 ずぃと顔を近づけて、熱でもあるのかと聞いてきた。 キスぐらいできる距離でも、 私のことを心配してくれる伊黒先輩は私の自慢の恋人です。 でもちょっと気になることがある。 いや、正直ちょっとじゃないんだけどね。 伊黒さん、無自覚を自覚しなさすぎて他の子にまで好かれているんです! もちろん私と伊黒さんは相思相愛。 浮気なんてことは絶対無い。 他の子に好かれるようになったのは、前に私が、 『他の子にも優しくしてほしいです』 って言ったから。 優しくするのは良いことなのだけど、伊黒さんの一番は私だから、 偶にやきもち焼いてたりもします。 優しくって言っても、 プリント運ぶの手伝ってたり、一人で黒板消してたり。 伊黒さんと私は同じ剣道部員だから、帰る時も一緒。 帰りも電車なので、また庇うようにされちゃう。 毎日キュンってしているんです。 「そんな相談をしに来たのですか」 しのぶちゃんに尋ねるとそう返された。 ちょっとだけ意地を昼ご飯の時、 しのぶちゃんの教室でごはんを食べていた時に相談したのだ。 「そんな事言って、しのぶちゃんだって冨岡先生とどうなの」 ちょっとだけ意地を張ってみる。 前からしのぶちゃんは冨岡先生と付き合っている。 「まあ、それなり... ですかね」 怪しいと思ったら、女の子同士の意味が深い言葉を囁けばいい。 「しのぶちゃん、首元残ってるよ... 」 パッとしのぶちゃんは手で首元の無いであろう を隠した。 それからしまったという表情を見せた。 にやにやしながらしのぶちゃんを覗き込む。 「へえぇ〜」 「いや、蜜璃さん、違いますよ」 「ふぅ〜ん」 「だから... 違いますから」 「おおぉ〜」 「... 負けましたよ」 やっぱり、そういう事だってしてるんじゃない。 「からかうのがお好きですね、ほんと」 しのぶちゃんが呆れ顔で言った。 今は冬服移行期間だから夏服の人もまだいる。 しのぶちゃんは、冬服の方が似合うと思うけど、 まだ夏服を着てるから、こういうネタで からかえる。 しのぶちゃんは反撃とばかりに私に言った。 「蜜璃さんは伊黒さんとどこまでいったのですか」 グッと息詰まる。 伊黒さんとは仲がいいし、相思相愛だけど。 まだ、誘いが来たことがない。 なんでなんだろう。 返答に困っていると、 「あら、私の勝ちですね」 としのぶちゃんは満足そうに言った。 その日の帰りは、雨だった。 夏らしい天気だなあと思いつつ、 梅雨っぽいなあ、とも思えた。 剣道部の練習所は少し湿っぽい空気が流れていた。 「甘露寺」 帰り際、着替え終わって待っていると声をかけられた。 「伊黒さん」 「傘を持っているか」 伊黒さんはもう夏服を着ていて、 すらりと華奢そうな腕がなんとも言えない。 華奢すぎて、本当に竹刀をふれるかどうかだけど、凄く強いの。 空を見上げながら聞いてきた。 「持っているけど... 」 それから伊黒さんは少し気まずそうに 「入ってもいいか」 と聞いてきた。 伊黒さん曰く、朝の天気予報を見るのを忘れたらしい。 そういうちょっと抜けてるところも好き。 「もうそろそろ、テストだな」 一緒に駅まで歩いていたら伊黒さんは独り言のように言った。 「伊黒さんは成績いいじゃない!私は今回心配だなぁ」 ふぅと溜息をついてしまう。 「俺が教えようか。 嫌じゃなければ」 伊黒さんが提案してくれた。 学年でも成績を争う伊黒さんに教えてもらいたい。 「教えてください... 」 「わかった」 伊黒さんは只事のような顔で言った。 寝る前に携帯にメールが届いた。 【明日の2時頃に駅の改札前にいてくれ。 迎えに行く】 伊黒さんからだった。 ありがとう、とスタンプを返して、はあと息を吐く。 明日の、2時頃。 待ち遠しかった。 「甘露寺」 私が駅に着いたのは2時前だったけれど、 伊黒さんは先に来ていたみたいです。 「待たせてしまったかしら、ごめんなさい、伊黒さん」 「いや、少しだけだから」 伊黒さんの私服はいつもスタイリッシュ。 今日は白のTシャツに黒の上着。 デニムジーンズがよく似合っていた。 手首には蛇のチャームが付いたブレスレットをしていた。 「俺の家でもいいか。 図書館が何処も混んでいた」 ああ、お家で勉強するのね、なるほど。 それって大丈夫なのかな... でも伊黒さんなら大丈夫よね。 「邪魔じゃない?」 「構わん」 伊黒さんは平然とした顔で歩きだした。 歩き出してから、お家に行くのは初めてだったと気付いた。 駅から約五分歩いたマンションだった。 エレベーターで七階まで上がって、 とある部屋の前で伊黒さんは止まった。 「此処だ」 鍵を開けると、伊黒さんの家だった。 簡単な間取りで、清潔感のある家。 一人暮らしっていうのは本当だったのね。 言い方がアレだけど、伊黒さんの匂いがする。 伊黒さんは自分の部屋に案内してから、お茶を入れてくれた。 「物が少なくて済まない。 勉強しかすることがないが、今日はよろしくな」 伊黒さんは同棲している鏑丸くんを撫でながら言った。 「ここは違う計算の仕方を使う。 ここに二乗があるから... 」 「あ、じゃあ... こういう事?」 「当たり」 伊黒さんは問題を解くときによく首に鏑丸くんを巻いている。 それから偶に髪の毛をかきあげたりしていて、すごく格好がいい。 「次にいけるか」 丸つけをしている途中で聞いてきた。 最後の問題に丸をつけてから鞄の中を見る。 「次は物理がやりたいかな」 教科書を鞄から出して伊黒さんの方を振り向くと、割と近い距離にいた。 電車のときとまでは言わないけど、それなり。 別に嫌とかそういう気持ちは全然無いけど、こっちはどきどきしている。 「物理は俺の得意分野だ」 そういうと、元の席に戻った。 嗚呼、ほんとうにどきどきしてしまう。 教えるのがとっても上手くて、分からないところがすぐにわかった。 持ってきた参考書も終わっちゃって、伊黒さんが 「頑張ったな」 と言って、頭を撫でてくれた。 それがドキッとして、目を瞑ってしまった。 でもその手が動かないから、どうしたのかなと思ったの。 目を開けたら、伊黒さんが私をじっと見ていた。 黄色と、黒緑の、蛇のような目。 伊黒さんが、私をギュッと抱きしめてくれた。 私が困惑していたら、 「もう少しこうしてても良いか」 と伊黒さんが囁いた。 いつもあんまりハグとかしてくれないから凄く嬉しかった。 「ずっとでもいいですよ」 はにかみながら言ったら、伊黒さんは 「自覚しないのか、『蜜璃』」 と言った。 え、名前で、呼ばれたの、初めてなんだけど... 2、3回の軽いキスだった。 甘露寺が何が起きたか分からない顔をしていた。 「我慢していたんだが。 続きがしたくなった」 伊黒が学校では見ることの無い表情を浮かべる。 「お前が、良いのなら」 甘露寺は心臓が飛び出るかと思うぐらいにドキドキしていた。 「良い、ですよ」 と甘露寺が言った。 それから伊黒が甘露寺をベッドに押し倒した。 伊黒が服を順々に脱いでいく。 黒い上着も、白いTシャツも。 それから熱いキスを交わす。 伊黒の舌がぬるりと甘露寺の口に入り、愛を語った。 「ま、って」 甘露寺が荒い息で言った。 伊黒は素直にキスをやめる。 「体が、熱いのは、気のせいかなぁ?」 甘露寺がそう言いながら服を脱いだ。 白く、柔らかそうな肌がよく目立つ。 重たそうだが、ふわりとした見た目の胸も顕になる。 着ていたスカートも、全部脱いでしまった。 部屋が、甘露寺の匂いに変わる。 触って欲しい、です」 甘露寺は羞恥に堪えながら言った。 伊黒が優しく甘露寺を自身に寄せる。 それから身体のあちこちを撫ぜる。 自身が鏑丸を触るように。 「俺の、蜜璃... 」 伊黒はそう言うと、甘露寺の鎖骨らへんにカリ、と噛み付いた。 付けないでよ、お返しね」 蜜璃はちょっと怒り気味で伊黒の耳を甘く噛む。 ビクン、と伊黒が身を強ばらせる。 「み、つり」 伊黒のを知っている甘露寺は 噛むのを止めない。 耳元で喘ぎ声と重なるような不思議な感覚。 伊黒は限界に近くなっていた。 「もうそろそろ、限界なん、だが」 伊黒がやっとの声で絞り出す。 「あのね、伊黒さん... 」 聞いているのか聞いていないのか、わからないが、 甘露寺は伊黒の腕を抱きしめながら言った。 「今まで誘ってくれなかったのは、なんで... 」 伊黒は少し躊躇ったが、 「... 後悔、させると思った」 と小さな声で言った。 甘露寺は、伊黒に抱きついて言った。 「貴方を愛してるから、絶対、後悔しないよ。 」 伊黒は甘露寺の秘部に手を滑らせる。 愛汁が零れ出していた。 「厭らしいな」 「わたしを厭らしくしたのは、伊黒さんでしょう」 甘露寺がするりと腕を伊黒の背中に回した。 伊黒の指が深く、深く入っていく。 「何処がいいか分かるか、蜜璃... 」 伊黒は愛する人の耳元で囁く。 甘露寺の弱いところも、耳であると知っていたのだ。 伊黒の指周りがきつくなる。 「全部いい、伊黒さんが触ったところ... 」 伊黒はぴたりと動きを止めた。 それから遠慮がちに甘露寺に聞いた。 「今夜は、帰らないのか」 精一杯の考慮だった。 冷静に考えてみれば、 勉強するために家にやって来たのに、 帰ってこないのならば誰だって心配するだろう。 伊黒さんと一緒にいたい」 答えになっていない答え。 伊黒は息を一つ吐いた。 「今日は、ここまで」 そして、甘露寺に上着を被せた。 立ち上がってドアの向こうに行き、 少ししてから暖かいお茶を持ってきた。 「俺も蜜璃と一緒にいたいけど、 親が心配するから今日は帰った方がいい。 」 伊黒はお茶をそっと手渡しながら言った。 甘露寺は、不貞腐れた顔をしながら聞いた。 「伊黒さんがそう... 言うなら。 いつならいいの?」 伊黒は考えた。 此処まで甘露寺を溜め込んでしまったのも、 自分のせいでもある。 だが、テストも控えている。 「そうだ... テストで八十点以上取れたら、また誘う」 甘露寺は 「頑張る!伊黒さん、応援してね!」 ぱあっと明るくなって言った。 「まだ、部活は残ってるからそっちも頑張れよ」 伊黒は甘露寺の頭に軽くキスをして言った。 「伊黒さん、私より強い人だって沢山いるのよ。 両立だって難しいの」 甘露寺はむぅと言った。 グイッと伊黒が甘露寺の腕をとって、 甘露寺に噛み付いた。 二秒程の間だったが、 甘露寺の左耳の下らへんに赤い痣ができるのには十分だった。 「あーあ、見えちゃうじゃない!」 甘露寺は鏡を見ながら怒り気味に言った。 男避けだ、悪いか」 照れくさそうに伊黒が言った。 甘露寺はキュンとなった。 照れ隠しだと、わかっていたのだ。 「じゃあ、私のお願い聞いてくれる?」 「ああ、蜜璃の言うことなら。 全部聞いてやる」 伊黒は当たり前のように言った。 私じゃない人に、優しくしないでよ... 」 恥ずかしがりながら甘露寺は聞こえる大きさで呟いた。 伊黒は驚いた顔をしたが、フッと笑って言った。 「蜜璃、俺はお前にしか目がいかないから。 大丈夫、心配するな」 『そういうとこ、狡いなあ』 と甘露寺は思った。 テストが終わってからは、また各部活活動が再開される。 そのあとは夏休みだから、俺たちは引退していく。 剣道部は八月末の大会に勝てば引退が遅くなる。 まだあと三日間程テスト週間まで間がある。 部活にはそれなりに名が知れた部員が存在するほど、強い。 その部員の中に俺は入っていたり、入っていなかったり。 「伊黒の竹刀はうねりやすいな... どうやっているんだ」 部活終了後、冨岡が更衣室で俺に聞いてきた。 「俺のは我流だ。 どうせ冨岡の方が強いのだ、どうでもいいだろう。 それともなんだ、己の強さを無いものにしようというのか」 素っ気なく言い放しておけば大抵の人は何処か行くが、 此奴だけはどうにもならない。 まあ、時間が過ぎれば誰だって出ていくだろう。 俺は今日鍵当番だから、全員が出るまで待っていなければならない。 〝あ、今日塾だった〟 〝帰り道カラオケ行かね?〟 ガヤガヤとした空気がうすれ、 人気が無くなるのを感じた。 『そろそろ出るか』 立ち上がって更衣室を出ようとしたら、扉が勢いよく開いた。 「甘露寺」 甘露寺が男子更衣室に入ってきた。 あまり、よくない状況。 どうした。 何か用か」 ちゃんと鍵当番と言っておいたはず。 何か嫌な事を言われたのかもしれない。 そんな愚鈍な野郎がいたら俺がぶちのめしてやる。 「伊黒さん、やっぱり待てない」 俯いたまま言っていたので、上手く聞き取れなかった。 「すまない、もういっk」 会話の途中で押し倒されて、甘露寺が俺の上に乗ってきた。 体重以上のものを持ち上げるのは苦ではないが、 としては何かくるモノがあった。 「抱いて... 抱いてよ、伊黒さん」 夏服のブラウスのボタンを外しはじめた。 甘露寺が早々に服を脱いでいく。 「待て、ちょっと待ってくれ」 まず、嫌な事は言われていない、と考えていいだろう。 それから落ち着かせなければいけない。 腕を甘露寺の頭に回し、 グイッとこちらに寄せてキスをした。 ぴたりと動きが止まった。 」 「... 」 強引ではあったが、とりあえず動きは止まった。 「あのな、甘露寺。 言いたいことが幾つかあるんだ」 甘露寺は俺の上から退いて、少し頷いた。 「まず、此処は男子更衣室だ。 次に、俺は自称 健全な男子高校生です」 健全な男子高校生、で甘露寺はびくっとたじろいだ。 「最後に、俺はずっと我慢してるんだが」 あんまり言いたくはなかった。 欲情を抱いているのは、俺にとって恥だから。 明日、起き上がれなくなるぞ」 これは本当だと思う。 男子更衣室、 下校時間過ぎ、 男女二人きり、 他に誰もおらず。 どれだけ俺を攻めるんだ。 いや、攻めるのは俺なんだが。 今日は何曜日だ」 「木曜... です」 嗚呼、もう駄目だ。 なんでそんな顔をするんだ。 物足りない顔。 そんな顔をぐちゃぐちゃにしてしまいたい、 俺の思いも知らないで。 この前のじゃ全然足りなかった俺の欲も知らないで。 甘露寺に深いキスを捧げる。 愛を求めて、長く。 舌と舌が絡まったが、やめてたまるか。 「まっ、て... ねえ、」 甘露寺が可愛い声を出す。 もっと聞かせてくれ。 俺だけに聞かせてくれ。 俺だけの為に。 「ん、ハアッ」 此方も息が切れてくる。 噛み付くようにキスをするんだ、忘れさせないように。 ___どれぐらい長くキスをしただろう。 口と口を離すと、唾液が糸を引いた。 甘露寺が荒く呼吸をしていて、色っぽく見える。 まあ、いつも何かと色っぽいのだが。 「いぐ、ろさん... 」 途切れて出てくる俺の名は、呂律が上手く回っていない。 やっぱりやりすぎたな。 今のは、その... すまない」 頭を抱える。 穴があったら入りたい、 は煉獄の言葉だが今は俺も使いたいものだ。 壁掛け時計は下校完了時間数分前を指している。 俺のジャージを甘露寺に被せて、荷物をまとめる。 その間甘露寺は着替えていたらしい。 少し此処で待っていてくれ」 と言い、鍵を職員室に返していった。 戻ってくると、ベンチに座った甘露寺と目が合った。 しかし、目を一瞬で逸らされた。 あぁ、やってしまったな、俺。 家に帰ったら鏑丸に慰めてもらおうか。 「帰るか」 なるべく平常心を装う。 「はい」 甘露寺は短く返事を返してくれた。 帰り道、甘露寺は少しずつ話してくれた。 先日受けた小テストがあまりよく無かったらしい。 それで80点以上取れないかと心配になったようで...。 甘露寺の言い分を聞いた俺の感想は 『襲いたい』。 かわいい。 心配になって、やばいと思って、俺を襲った。 ああ、本当にかわいい。 「甘露寺」 真剣な顔で問う。 「はいっ」 伊黒小芭内、ここで決めろ。 「明日なら、良い。 」 「えっ」 深呼吸した。 「明日なら、蜜璃を抱く。 今日でも良いが、明日のことを考えると」 甘露寺の顔が紅くなる。 「空けておきます...。 伊黒さんも、空けておいてよ... ?」 「ッ... 、ああ。 わかった」 部屋に帰っても、心臓が口から飛び出そうだった。 俺の彼女は、やっぱりかわいい。 大学に甘露寺も入ったら、結婚しよう。 きっと、これは忘れない。 明日は、ちゃんと空けておこう。 甘露寺はどんな顔をして家に来るだろう。 どんな服を来てくるだろう。 どれだけ、我慢して来るだろう。

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