ターミネーター ニュー フェイト あらすじ。 解説・あらすじ

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』ネタバレあらすじ結末|映画ウォッチ

ターミネーター ニュー フェイト あらすじ

2作目以降不評が続き、どんどんとファンの心が離れていっている印象がある本シリーズ。 そんな印象を払拭しようと新しい3部作の1作目として公開された 『ターミネーター 新起動』も批評的・興行的に不発に終わり、新三部作構想そのものが頓挫してしまいました。 そして今回も 『ターミネーター ニューフェイト』を1作目とした新3部作の構想があるようですが、既に本作が1億ドル近い赤字を出すことが予想されています。 何となくまた3部作が実現することなく終わってしまいそうな雰囲気があります。 このシリーズってどうしても1作目と2作目が面白すぎるあまり、それ以降の作品がその呪縛から逃れられなくなっているように感じます。 低予算映画ながら、壮大な物語のバックボーンを打ち出し、ひたすらにサイボーグと人間の「追いかけっこ」で魅せた 『ターミネーター』。 一気にビッグバジェットムービーと化し、派手なカーチェイスなども交えながら、1作目の裏返し的な物語で見る者を圧倒したシリーズ最高傑作の 『ターミネーター2』。 ただこれ以降の作品は、言わばこの2作品の遺産を食いつぶしているだけの焼き直しかリブートにしかなっていません。 そのため 『ターミネーター ニューフェイト』には、この負のサイクルを断ち切る役割が求められていると感じます。 焼き直しでもなく、オマージュ盛り盛りのリブートでもなく、シリーズの新境地を見せる作品が必要です。 『ターミネーター ニューフェイト』 あらすじ 人類滅亡の日である1997年の「審判の日」は、 サラ・コナーの活躍により回避された。 しかし、その後平穏に暮らしていた彼女の前に未来から再び派遣されたターミネーターが現れ、 ジョンを殺害してしまう。 怒りと復讐の念に燃える彼女は、未来から次々に派遣されてくるターミネーターを破壊することだけを生きがいにするようになった。 ある日、メキシコシティで暮らす少女 ダニーの下に、最新型ターミネーター 「REV-9」が送り込まれ、命を狙う。 窮地に陥った彼女の前に、同じく未来から彼女を守るべく派遣された グレースが現れ、交戦状態になる。 絶体絶命の状況ながらも何とか逃げ出した彼女は、 サラ・コナーと合流し、 「REV-9」を打倒するべく、 「ある場所」を目指すこととなる。 テキサス州の森の中にあるその場所にいたのは何と ジョンを殺害した T-800だった・・・。 スタッフ・キャスト 脚本には、DCヒーロー映画の脚本を数多く担当してきた デビッド・S・ゴイヤーが起用されています。 『ダークナイト』のような素晴らしい作品も手掛けた一方で、正直脚本的にはイマイチな 『マンオブスティール』や 『バットマンVSスーパーマン』なども手掛けているので、何とも微妙な期待値です。 撮影は、低予算ながら見事なアクション映像を見せてくれた 『デッドプール』から引き続いて ケン・セングが担当しました。 編集にも、 『デッドプール』にて独特のコメディメイドでキレッキレな編集を披露した ジュリアン・クラークが加わりました。 音楽には 『マッドマックス怒りのデスロード』や 『アリータ バトルエンジェル』の劇伴音楽も作曲した トム・ホルケンボルフがクレジットされており、こちらも非常に楽しみなところです。 まず最大の驚きはリンダ・ハミルトンの帰還でしょうか! 『ターミネーター2』以降シリーズから遠ざかっていた リンダ・ハミルトンがシリーズに帰って来ることは感慨深いですよね。 そしてニューヒロインの1人であるグレース役には、 『オデッセイ』や 『ブレードランナー2049』で知られる マッケンジー・デイビスが起用されました。 もう1人のニューヒロインであるダニー・ラモス役には、期待の新人 ナタリア・レイエスが起用されています。 そして新型のターミネーターであるREV-9を演じるのは、 ガブリエル・ルナですね。 彼は 『エージェント・オブ・シールド』などに出演していたことでもお馴染みです。 さらにジョン・コナーと若かりし頃のサラ・コナーがCGIで復活してスクリーンに帰って来た点も驚きでした。 より詳しい情報を知りたいという方は、映画公式サイトへどうぞ! 心機一転のリブートだった本作は、 『ターミネーター』1作目と分岐した別の世界線の物語を描いています。 つまり1997年が「審判の日」ではなくなってしまった世界線であり、シリーズ1作目と2作目が辿った道とは別の方向へ物語は突き進んで行きます。 そして新たに3部作を立ち上げるとして、その1作目となったのが 『ターミネーター ニューフェイト』であり、本作は再び、いや三度目の、いや四度目の 『ターミネーター2』の続編と言えるかもしれません。 果たして見たかったのは、こんな続編なんだろうか? C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film 公開前に海外の評価が流れてきて、そのコメントの中に 「『ターミネーター』版『スターウォーズ フォースの覚醒』だ!」というものがあったんです。 「フォースの覚醒」を大酷評した当ブログ管理人的には、もう既に嫌な予感はしていたんですよね・・・。 『ターミネーター ニューフェイト』を見て、率直に感じたのは、これを作るためにわざわざ『ターミネーター2』を掘り返す必要があったのか・・・という失望です。 というのも、見ていて全く目新しい部分もなく、ひたすらに過去作への目くばせばかりが目立ち、その展開の大半がシリーズのどこかで見たことがある要素のパッチワークなのです。 冒頭の服のくだりなんかはまだ、捻りがあるので面白いと思いましたよ。 タイムスリップしたら、まずは街の人間から服をかっぱらうのがシリーズのお約束なわけで、そこに本作は少し小ネタを忍ばせていました。 グレースは女性の衣類ではなく、男性の衣類を奪い、その後にやって来た REV-9は触れただけで衣服をコピーしてしまいます。 こういうちょっと捻りのある小ネタは面白いと思いましたが、それにしてもどこかで見たことのある展開とファンを喜ばせるためのオマージュが多すぎて、目新しさがないのは絶望的です。 T-1000とほとんど変わらない、無表情で追いかけてくる最強の敵REV-9• リンダ・ハミルトンの帰還とアーノルド・シュワルツェネッガーの登場• シリーズのどこかで聞いたことのあるセリフの繰り返し• 『ターミネーター2』で描き切ったように思えるT-800は人間になれるか?というテーマの焼き直し• 『ターミネーター3』とほとんど同じ敵の倒し方 あのシーン「You are terminated. (お前を抹殺する)」というセリフまで同じですからね・・・。 さんざんコケにしてた3作目と同じシチュエーションを作品のクライマックスに持ってくる神経がイマイチ理解できませんでした。 また、肝心の物語の大筋は、 『ターミネーター2』とほとんど同じで、T-1000のパワーアップ版である REV-9がひたすら追いかけてくるだけで、特に捻りもないので、中盤くらいでかなり飽きてきます。 そもそも本シリーズの生みの親である ジェームズ・キャメロンは、とにかく映画の革新性を追求してきた人物です。 とりわけシリーズ1作目は、かなり低予算な作品でありながら、サイボーグやAIへの恐怖をベースにし、壮大なSF設定とゾンビ映画のシチュエーションを掛け合わせた見事な映画に仕上がっていました。 続く2作目は、一気に予算も増え、大規模なカーチェイスなどを取り入れつつも、1作目の反転構造で見る者を翻弄し、さらには無表情で迫りくるT-1000という革新的で印象深いヴィランを生み出しました。 そんな常に映画の革新性を追求してきた彼が、仮にも製作で携わっている作品がこんなにも保守的で、既視感に満ちているのは、ただただ残念としか言いようがありません。 『ターミネーター3』は、確かに ジェームズ・キャメロンが携わらず、後に 「スープに小便をされたような気分だ」というコメントを残したことでも知られています。 しかし、そんな彼が製作として携わって、わざわざ 『ターミネーター2』の正当な続編と銘打ってまで公開したかったのが、こんな映画なのかという失望は計り知れません。 そういうテイストがなかったわけではないよね・・・? もちろん、老いた旧型マシンということでT-800が最新型のターミネーターと戦うという展開を描いた点から考えても、そういう方向性がなかったと言えば嘘になります。 しかし、大きな問題はそもそも本作に登場するT-800(カール)はこれまでのシリーズにずっと出演してきたキャラクターではなく、本作の新キャラクターであるという点です。 『ターミネーター』シリーズにおいては、1作目でも2作目でもT-800はそのラストで機能停止してリセットされてきました。 そのため 『ターミネーター ニューフェイト』に登場するT-800(カール)はX-MENシリーズのウルヴァリンのようなシリーズを背負ったキャラクターとは言い難いのが事実です。 しかもどうしたってT2のラストの溶鉱炉に沈むシーンを超えられないんだよね! そうなんです。 T-800が命を賭して守るという展開はT2やT3でも何度も見た光景ですし、それでいてT2のラストの印象が強過ぎるので、もはやそれを超えることが不可能に近いわけです。 そのため、老いたT-800(カール)が命を賭して REV-9を倒すという展開には既視感と見劣りしか感じないのです。 そう考えると、『ターミネーター』『ターミネーター2』というシリーズの基幹となる2作品を背負って立つサラ・コナーを中心に据えた『ローガン』的な作品を目指した方が良かったのではないかというのが個人的な意見です。 幸いにも本作のテーマ性は 『スターウォーズ フォースの覚醒』に似ており、「伝説とその継承」にあったわけですから、シリーズを背負ってきた伝説の英雄 サラ・コナーの「死」を描いたとしても調和性はあったはずです。 ただ、それが出来なかった理由も分かるのは、今作がそもそも3部作構想の1作目だったという点ですね。 『ローガン』という作品は言わば一度限りの必殺技なんだよね・・・。 個人的には、本作 『ターミネーター ニューフェイト』は単発の作品にして、 サラ・コナーが最後の力を賭して次世代の「ジョン」を守る物語にして欲しかったですかね。 人類とテクノロジー、不信感と分断の物語 本作において1つ印象的だったのが、メキシコとアメリカの国境線が物語の大きなキーになっていた点です。 この2つの国の国境線について考える時に、真っ先に頭に浮かぶのは、アメリカ大統領の ドナルド・トランプですね。 彼は下火になりつつあったメキシコからの難民、不法移民の問題を扇動的に取り扱い、国境に壁を築くなどという無謀な公約を打ち立てて、国民からの支持を得ようとしました。 そういった背景を鑑みると、本作において ダニーを殺害すべく迫って来る REV-9が中盤以降ずっと国境の警備隊の服を着ているというのは1つ興味深い点だと思います。 というのも、近年 ドナルド・トランプ氏の扇動的な発言に伴いメキシコからアメリカへ渡ろうとする不法移民の数はどんどんと増加しています。 下火になっていた不法移民の問題が皮肉にも、彼らを排除しようとする人たちの声と、彼らが押し上げた大統領の影響で、再び顕在化する事態となったわけです。 つまり、 ドナルド・トランプ氏がありもしない幻想を打ち立て、それに踊らされたアメリカ国民が不信感を募らせ、結果的にその幻想を現実にしてしまったという皮肉めいた事態を引き起こしているんですね。 最近のニュースでは、彼の政策により多くのメキシコ人家族がバラバラにされているということが話題になり、批判が過熱しました。 本作 『ターミネーター ニューフェイト』の国境の警備隊の服を着ている REV-9は、まさしくこういった国境の厳しすぎる警備が人と人とを分断しているという現状を反映させているようにも思えます。 C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film 他にもアメリカではテロが発生したことで、イスラム教徒への地域コミュニティでの不信感や排斥が起こり、その結果として国内でテロリストを生み出してしまういわゆる 「ホームグロウンテロリズム」が問題となっています。 人間というものは、不信感に常に苛まれている生き物であり、その不安から逃れるためにテクノロジーに頼ります。 アメリカ同時多発テロが起こり、大きな衝撃をもたらした時、アメリカ政府は、一般市民の通話やテキストメッセージに関する記録を収集するための監視プログラムを構築し、人々のコミュニケーションを管理しました。 『ターミネーター』シリーズにおけるスカイネットという存在もまさしくそうで、人間が自分たちの不安要素、危険分子を抹消するためにAIテクノロジーに頼ろうとしています。 しかし、人間というものは面白いもので、そうして自分たちが頼るテクノロジーにも強い疑念と不信感、恐怖を感じるのです。 その顕著な例がAIであり、映画を見ていてもAIが人間に反旗を翻す設定の作品は限りなくありますし、他でもない『ターミネーター』シリーズがそんな人間のAIに対する恐怖や不信を具現化した作品の先駆けとも言えます。 そして、そんな人間の不信感とAIテクノロジーへの傾倒が生んだ悪しきヴィランであるスカイネットないしターミネーターたちに、人間とターミネーターが力を合わせて立ち向かう様を描いたのがシリーズ2作目でした。 今回の 『ターミネーター ニューフェイト』は、その主題をさらに掘り下げつつ、近年のアメリカとメキシコの国境の問題を絡めてアップデートしました。 人間がAIに対して抱く不信感、そして人間が人間に対して抱く不信感。 そういった負の感情が生んだ化け物が REV-9という形となり、ダニーたちに襲い掛かってきます。 そんなREV-9に対して、アメリカ人とメキシコ、人間とターミネーターが手を取り合って真っ向勝負を挑むのです。 本作における1つ印象的な設定が、 T-800が家族を持って暮らしているというものです。 確かに 『ターミネーター2』は溶鉱炉に沈みゆく T-800の親指を立てる動作で、AIにも人間性が宿り得るという可能性を示して見せました。 『ターミネーター ニューフェイト』は、そこをもう少し展開して、AIが人間と同じように家族を持って、平穏な生活を送っている様を描きました。 本作が、今を生きる私たちに伝えようとしていたのは、異なる国の人と手を取りあって生きることと、そしてAIというものを私たちの未来のパートナーとして捉え直すことの大切さなのだと思います。 私たちはAIというものを漠然とした理解で恐れ、自分たちの仕事を奪うなどという偏見めいたイメージで捉えています。 AIは確かに人間の社会を一変させるでしょうし、今ある人間の仕事を奪っていく可能性は少なくないでしょう。 劇中でも工場の仕事がAIロボットに奪われるシーンが描かれていたね! ただ、それは発想を変えれば、AIに私たちが仕事を任せることで、人間はよりクリエイティブな仕事に没頭できるということでもあります。 つまりAIというものに対して恐怖や不安を抱くのではなく、むしろその性質をしっかりと把握することで、よりよい未来を作っていくためのパートナーとして考えるべきです。 そのメッセージ性が、 T-800が家族を持って暮らしているという設定に現れているように感じられました。 また、国や宗教、文化の異なる人間に対しても排他的で、非寛容の姿勢が目立つ時代になりつつあります。 アメリカではメキシコないし南米からの移民・難民に対する風当たりが強くなっており、ヨーロッパでも難民排斥の風潮が高まっています。 しかし、そんな不寛容の姿勢と不信感が新しいテロを生む原因になっていることも否定できません。 人間とAIが、様々な人種の人々が互いに手を取り合って前を向き、「ニューフェイト」を作っていくのだという力強い思いを、『ターミネーター』シリーズらしく伝えてくれたように感じられました。 ただ女性の力強さを押し出しただけの作品ではない 近年ハリウッド映画界においてフェミニズム的な風潮はかなり強く、多くの作品で女性が全面に押し出されています。 ただ雑に「強い女性」をアピールしようとする作品も多いよね・・・。 最近のディズニーが特にそんな感じですが、とにかく強い女性を描くことにこだわりすぎるがあまり、物語としての面白さが死んでいたり、逆に男性蔑視的になっている印象すら受けることもあります。 そもそも 『ターミネーター』シリーズは、女性が主人公の作品と言うこともあるんですが、現代のフェミニズム的な価値観にそぐわないのは、 サラ・コナーが ジョン・コナーを生む人間だから重要視されているという設定ですね。 近年、女性を「子供を産む機械」のように捉えることは、タブーとされますので、その点でダニーという女性が、彼女の子供ではなく彼女自身の強さゆえに求められているという点が描かれていたのは、非常に良かったと思います。 まあこれだけだったら、他の雑な「強い女性」アピールの作品と変わらなかったかもね・・・。 『ターミネーター ニューフェイト』が素晴らしかったのは、最初から ダニーを最初から「強い女性」として描こうとしたのではなく、彼女の成長譚の中で「強い女性」として確立されるまでを描こうとした点だと思います。 C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film 冒頭での彼女は、ただ単に未来からやって来た守護者に守られて、逃げ回っているだけの存在に過ぎません。 もちろん運転の仕方も知らなければ、銃の扱い方も知りません。 薬局では、男性の助けを求めて何とか グレースを運び出すことができました。 そんな彼女が、 サラ・コナーと グレースとの旅の中で、車の運転もそうですし、銃の扱い方も覚え、そして何より精神的に成長していきます。 逃げるばかりだった彼女は、最後には自らが囮になってでも REV-9と戦う決意を固めるのです。 そして何より個人的に良かったのは、 REV-9を ダニーが打倒してしまうという安っぽい象徴性のあるシーンを設けなかったことです。 結局本作において、戦いを「ターミネート」したのは、 T-800でしたし、 ダニーには REV-9を倒し切ることはできませんでした。 しかし、大切なのは、そこではありません。 逃げることしかできなかった少女が、銃の使い方も運転の仕方も知らなかった少女が、圧倒的な力を誇る敵の前に自ら立ち、そして立ち向かったというその精神的な成長にあるのです。 そしてラストシーンでは、彼女が自ら車を運転する様子も描かれていました。 近年のハリウッド映画は、「強い女性」を描きたいがあまり、物語の丁寧さや妥当性を失っている者すら見受けられます。 ただ、 『ターミネーター ニューフェイト』はあくまでも丁寧に、何者でもなかった1人の少女が「強い女性」として確立されていくまでの確かな道のりを映画の中で描きました。 ラストシーンで、彼女が「今度は グレースを殺させない。 」と言っていたのも印象的で、まさしく「守られる側」から「守る側」へという成長譚の結実としては完璧だったと思います。 おわりに いかがだったでしょうか。 今回は映画 『ターミネーター ニューフェイト』についてお話してきました。 正直に申し上げると、キャメロンにとっては本当にこんなのが「正統続編」なのか?という疑問と失望が大きすぎました。 確かにアクション映画としては非常に見応えがありましたし、どちらかと言うとアメコミ映画風味のアクション仕立てになっていたのではないでしょうか。 飛行機での無重力コンバットやダムの激流の中での戦いなど、これまでのシリーズにはなかったような演出もあり、その点は非常に楽しめました。 ただ、それにしても、ここまで過去の作品のオマージュだらけ、既視感だらけの作品をいまさら作る意義はどこにあったというのでしょうか。 というよりこのシリーズは、 『ターミネーター2』の呪縛から抜け出せないのであれば、もう新作を作るのを諦めたほうが賢明だと思います。 だって、あの作品はもう非の打ち所がないほどに完璧な映画であり、どうしたって超えることはできないですよ。 であれば、今回の 『ターミネーター ニューフェイト』もそうですが、似たようなテイストの脚本で勝負しても勝ち目はありません。 結局のところ、今作は過去作の遺産を食いつぶしただけの続編に思えました。 もうこのシリーズはこのままフェードアウトで良いんじゃないでしょうか・・・。 今回も読んでくださった方、ありがとうございました。 関連記事.

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映画ターミネーターニューフェイトのネタバレと感想!続編の可能性も考察!

ターミネーター ニュー フェイト あらすじ

CONTENTS• 映画『ターミネーター ニュー・フェイト』の作品情報 C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film 【公開】 2019年公開(アメリカ映画) 【原題】 Terminator: Dark Fate 【監督】 ティム・ミラー 【製作】 ジェームズ・キャメロン、デビッド・エリソン 【脚本】 デビッド・ゴイヤー、ジャスティン・ローズ、ビリー・レイ 【キャスト】 リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイビス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボニータ、エドワード・ファーロング 【作品概要】 1984年に低予算で製作され、大ヒットした『ターミネーネーター』と、1991年に公開された『ターミネーネーター2』の正当な続編。 ジェームズ・キャメロンが製作に参加した他、監督は『デッドプール』のティム・ミラー。 主演のアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンに加え、2017年のSF大作『ブレードランナー2049』でアンドロイドの娼婦、マリエッティ役を演じたマッケンジー・デイビスや、人気TVシリーズ『エージェント・オブ・シールド』でゴースト・ライダー役を演じ、人気急上昇中のガブリエル・ルナが出演。 映画『ターミネーター ニュー・フェイト』あらすじとネタバレ C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film 人類が滅亡を迎える「審判の日」を回避した2020年のメキシコ。 タイムマシンにより、女性戦士「グレイス」が送り込まれてきます。 グレイスは、騒ぎを聞いて駆け付けたメキシコの警察を瞬時に倒し、その場にいたカップルから服と車を奪い逃走します。 メキシコの工場に、弟のディエゴと勤務している女性ダニーは、父親と弟に朝食を作り工場へ出勤します。 ダニーが出勤した後、新型ターミネーター「REV-9」が時空を超えて現れます。 REV-9は、ダニーを探しているようでした。 ダニーとディエゴが勤務している工場に、2人の父親が訪ねてきます。 「ダニーに弁当を届けに来た」と言う父親を、ディエゴが怪しんでいると、ダニーを発見した父親がREV-9に姿を変えます。 明らかにダニー殺害を狙っているREV-9。 そこへ、工場に潜入していたグレイスが現れ、REV-9に応戦します。 全く状況が掴めないダニーですが、グレイスに促され、ディエゴと共に工場から車で逃げ出します。 ですが、REV-9も大型トラックに乗り込み追いかけてきた為、ハイウェイで激しいカーチェイスを繰り広げます。 REV-9は強力なパワーを持つ内骨格と、液体金属である外側を分離できる能力を持っており、戦いの中でディエゴは死亡しグレイスも負傷します。 REV-9に追い詰められ、絶体絶命の状況に陥るダニーとグレイスの前に、1台の車が現れます。 中から現れた女性は、REV-9に強力な武器を打ち込み、激しい爆発でREV-9を一時戦闘不能状態にします。 REV-9を完全に破壊する為、ダニーとグレイスに「待っていろ」と話すその女性は、「審判の日」以降、人類の指導者となるはずだった、ジョン・コナーの母親「サラ・コナー」でした。 C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film REV-9を完全破壊しようとするサラを「信用できない」と判断したグレイスは、サラの車を盗み、ダニーを連れて逃走します。 グレイスは、ターミネーターに対抗する為、自ら志願して自身の体を強化していますが、激しい新陳代謝から、体力を消耗し意識を失います。 薬局に逃げ込み、グレイスに必要な薬を入手し、逃げようとするダニーの前に、再びサラが現れ、2人を助けます。 サラの隠れ家に身を隠し、意識を取り戻したグレイスは、サラが1998年に、スカイネットから送られて来た新たなターミネータに、息子のジョンを殺された事を聞きます。 それ以降サラは、謎の人物から送られてくるメールで、ターミネーターが出現する地点を知り、そこへ向かいターミネーターを破壊する事を生き甲斐にしていました。 その為、REV-9が現れる地点も知っていたのです。 グレイスは、スマホの情報から、サラにメールを送る謎の人物の位置を探り、テキサス州にいる事を突き止めます。 その位置情報は、グレイスが過去に送られる前に、リーダーに刻まれたタトゥーと同じ場所でした。 グレイスとダニー、サラは謎の人物がいるとされる場所を目指し、メキシコと米国の国境へと向かいます。 道中、グレイスが2042年から送られて来た理由を聞かされます。 2042年では、スカイネットが消滅し、ジョン・コナーも存在しませんが、新たな戦争用人工知能によって作られた「リージョン」という機械軍団によって、人類は滅亡へ向かい、追い詰められていました。 そこへ、人類の救世主として登場したのがダニーで、「リージョン」は2020年のダニーを消す為に、REV-9を送り込んで来たのです。 グレイスの任務は、2020年のダニーを守る事でした。 メキシコと米国の国境へと到着したグレイスとダニー、サラですが、米国国境警備隊に不正入国として捕まり、留置所へ送られます。 その留置所で、警備隊に紛れ込んでいたREV-9が現れ、ダニーの命を狙いますが、グレイスが応戦します。 留置所から逃げ出したダニーとグレイスは、サラと3人でヘリコプターに乗り込み、REV-9を振り切ります。 ヘリコプターで、メールの送り主の場所まで到着した3人。 姿を見せたのは、ジョンを殺害した、スカイネット社のターミネーター「T-800」でした。 ジョンを殺害したT-800は、その後、ある母子と出会い、父親として暮らす中で、人の心を理解できるようになっていました。 T-800は、サラに新たな生きがいを与える為に、ターミネーターの転送場所を教えていたのです。 サラへの罪滅ぼしの為に、共にREV-9と戦う事を希望するT-800。 サラは怒りを押し殺して、しばらく共闘する事にします。 あらゆる武器が通用しない、REV-9を破壊する唯一の方法は、REV-9の中の核デバイスを爆発させる程、強力な威力を持つ兵器でした。 サラは、友人であるディーン少佐に、REV-9に対抗する為の兵器である「EMP(電磁パルス)」を要請します。 ディーン少佐との取引の現場に向かった、グレイスとダニー、サラ、そしてT-800。 ですが、そこへREV-9が現れます。 グレイス、ダニー、サラ、T-800は飛び立つ輸送機に逃げ込みますが、追ってきたREV-9も乗り込んできます、 戦いの末、REV-9を振り落としますが、その結果「EMP」が使用不能となってしまいます。 絶望に陥るダニーに、グレイスは「ダニーが人類のリーダーである事」「幼いグレイスを引き取り、育ててくれたのがダニーである事」を伝えます。 そこへ、REV-9が軍用機を使い、輸送機に再び乗り込んできます。 グレイス、ダニー、サラを脱出用のパラシュート車両に乗せ、T-800はREV-9を飛行機ごとナパーム弾で吹き飛ばします。 水力発電所に逃げ込んだグレイス、ダニー、サラは、合流したT-800と共に、追いかけて来たREV-9と戦闘を開始します。 T-800とグレイスは協力して、REV-9を水力発電所の回転タービンに巻き込み、装置ごと爆破します。 T-800とグレイスは行動不能になるほどの大きなダメージを受けますが、液体金属の外側が破壊され、骨格だけになったREV-9が姿を見せます。 絶体絶命のピンチですが、グレイスの体内に埋められている動力源で、REV-9を破壊できる事が判明します。 動力源を失うとグレイスも命を失う事になる為、ダニーは拒否しますが、グレイスの説得で決心し、グレイスの体内から動力源となっていた兵器を取り出します。 ダニーはREV-9に、動力源となっていた兵器を埋め込もうとしますが、REV-9の圧倒的な力の前に圧倒されます。 REV-9に首を絞められ、絶命寸前となるダニー、その状況を目の当たりにしたサラが、T-800に助けを求めます。 サラの叫びで再び動き出したT-800は、REV-9と戦い、グレイスの動力源となっていた兵器を突き刺します。 それでもダニーの命を狙うREV-9を、T-800は溶鉱炉跡へ道連れにしREV-9を破壊、T-800も完全に停止します。 数日後、公園で遊ぶ幼いグレイスを眺めるダニーは「二度と、あなたを殺さない」と誓い、サラと共に去っていくのでした。 映画『ターミネーター ニュー・フェイト』感想と評価 C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film 1984年に低予算で製作されながらも大ヒットしたSF作品『ターミネーター』。 アーノルド・シュワルツェネッガーの、出世作としても知れていますね。 その7年後の1991年に『ターミネーター』の15倍とも言われる製作費で、当時の最新技術を実験的に使用し、 SF映画の新たな扉を開いた作品『ターミネーター2』。 「SF映画の金字塔」とも呼ばれる「ターミネーター」シリーズは、 映画史に残る作品と言っても過言ではありません。 ですが、『ターミネーター』の生みの親であるジェームズ・キャメロンは、 『ターミネーター』の権利を、当時の妻だったゲイル・アン・ハードに1ドルで売却したという話があり、『ターミネーター3』からはシリーズに関わっていませんでした。 ですが、米著作権法で2019年に『ターミネーター』の権利がジェームズ・キャメロンに戻った事で、『ターミネーター ニュー・フェイト』は、 『ターミネーター2』の直結の続編として、ジェームズ・キャメロンが製作に携わり、『ターミネーター』『ターミネーター2』で主人公のサラ・コナーを演じた、リンダ・ハミルトンが復帰した事で話題になっている作品です。 『ターミネーター2』の直結の続編と聞くと、「審判の日」を回避したジョン・コナーのその後を描いた『ターミネーター3』や、人類とスカイネットの全面戦争が行われている、未来の世界を舞台にした『ターミネーター4』は無かった事になるのか?というと、そうではありません。 『ターミネーター ニュー・フェイト』は、これまでのシリーズで描かれてきた「スカイネットが未来を支配した世界」とは、 別の時間軸の物語になっています。 その事を印象付ける要素として、これまで「ターミネーター」シリーズの最重要人物だった、未来の救世主ジョン・コナーは、映画上映開始40秒で、いなくなります。 これは、ジェームズ・キャメロンのアイデアで「シリーズで神格化されたジョン・コナーを退場させる事で、 これまでのシリーズへの先入観を排除する」という目的があった事を語っています。 ジョン・コナーがいなくなった未来では「スカイネット」に代わり「リージョン」という機械軍団が、人類の破滅を目論んでおり、「リージョン」と未来で戦っている女戦士グレイスが送り込まれてくる事で始まる、 新たな「ターミネーター」の物語となっています。 作品前半で工場を舞台にした戦いを見せた後に、一転してハイウェイでのカーチェイスが展開される流れは、 『ターミネーター』のクライマックスと、『ターミネーター2』の前半場面を彷彿とさせます。 本作の敵であるREV-9も『ターミネーター』の敵だった、T-800の骨格から『ターミネーター2』の敵である、T-1000型のような液体金属のコピーを生み出す、 1作目と2作目の敵を融合させたような能力を持っており、合体と分離を繰り返す戦い方は、見ていて非常に面白いです。 シリーズ全作に登場している、アーノルド・シュワルツェネッガーもT-800役で登場。 28年ぶりのサラ・コナーを演じるリンダ・ハミルトンと共に、EV-9との激しい戦いを見せます。 このように、『ターミネーター ニュー・フェイト』は、 1作目と2作目を受け継ぎながら、監督のティム・ミラーは新たな「ターミネーター」の世界を作り出しており、ジョン・コナー不在で「ターミネーター」の世界を描くというアイデアは、生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に関わったからこそ、生まれたアイデアと言えます。 ちなみに、本作に登場する強化人間、グレイスは『攻殻機動隊』の影響を受けている事を、監督のティム・ミラーは語っており、これも、これまでの「ターミネーター」の世界を破壊したからこそ、登場させる事ができたキャラクターです。 新たに生まれ変わった世界を見せる『ターミネーター ニュー・フェイト』。 その内容は 殺戮マシーンがもたらす絶望に、人類の希望で対抗する「ターミネーター」シリーズならではの作品となっています。 まとめ C 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film 『ターミネーター ニュー・フェイト』で描かれているテーマは、 人種差別への批判であり、現在のアメリカが抱えている問題でもあります。 メキシコから始まる本作の物語は、メキシコ国境の移民抑制を推し進める、トランプ政権への批判が込められています。 また、 人間と機械、強化人間が、人類の希望を根絶やしにしようとする殺戮マシーンと戦う展開は、人種を超えて手を結び、真なる敵を見極めて戦う必要性を訴えており、作中でダニーが語る「 私たちを争わせて滅ぼす事が、奴らの目的だ」というセリフにも、その想いは込められています。 「ターミネーター」シリーズには、強いメッセージが込められており、ただのSF作品では終わらない点が、人気シリーズとなった要素です。 『ターミネーター ニュー・フェイト』を楽しむ為には、最低限『ターミネーター』と『ターミネーター2』を鑑賞しておく必要がありますが、 『ターミネーター』と『ターミネーター2』は本当に名作なので、まだ未鑑賞の映画ファンの方がいるならば、 今すぐご覧になる事を強くおススメします。

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【ネタバレあり】『ターミネーター ニューフェイト』感想・解説:望んだのはこんな続編か?

ターミネーター ニュー フェイト あらすじ

概要 [ ] キャッチコピーは『 時代は変わった。 運命はどうだ。 』である。 また、『』生誕35周年記念作品であり、『』(1991年公開)の正統な続編と本作を位置付けるシリーズの生みの親であるが製作に復帰し 、も28年ぶりにサラ・コナー役で復帰した。 また、ターミネーターとは別に常人より強い能力を持つ 強化人間(Enhanced Human Being, エンハンスド・ヒューマン・ビーイング)も登場した。 日本においては、2019年に本国のがに買収されて以降は、映画配給をが担当している。 また、アメリカ国内では指定となっており、日本国内では指定となった。 また、本作には「」のが沢山含まれている。 ストーリー [ ] 1998年、とその息子は、にあるを訪れていた。 しかし、突如が目の前に現れ、その場でサラを残しジョンを抹殺する。 スカイネットはジョンを抹殺するためT-1000の他にもT-800を送り込んでいたのだった。 T-800はそのままビーチを後にする。 2020年。 に住むは、弟のと共に勤務先の工場に出勤していたが、そこに彼女の父に擬態したが現れる。 間一髪で駆けつけたに助けられ、3人で逃亡を図るも、交戦は続きディエゴは殺害されてしまう。 2体に分かれたRev-9はグレースとダニーを挟み撃ちにし、絶体絶命の最中、サラが現れRev-9を一時的に無力化する。 サラは呆然とする2人に「」と言い残し、橋の下へと降りていったが、その隙にグレースはサラの車を乗り逃げし、ダニーに対して父親が既に抹殺されていることを車中で告げる。 逃亡の最中グレースは強化の副作用で瀕死の状態に陥ってしまう。 薬局を訪れたダニーとグレースを駆けつけて来たサラは2人を隠れ家へ連れて行き、グレースの治療を行った。 目が覚めたグレースはサラとお互いの情報を共有し、サラはこれまでの戦い、ジョンの死、そして何者からか送られてくるメールの情報通りに現れるターミネーターを狩り続け、今回のメールでグレースの出現を知ったことなどを明かした。 グレースはダニーを守るために送り込まれて来た強化人間であること、反乱を起こした存在が「リージョン」であることを2人に伝える。 サラは話をまとめ、ダニーは自分と同じく「抵抗軍の指導者の母親となる存在」であると推測し、協力を約束する。 グレースが司令官から教えられていた協力者とサラへのメールの送り主が同一人物であることを知った3人は、アメリカへの入国を決意。 ダニーの叔父の協力を得て国境を越え、Rev-9を危機一髪で退けた3人は、ヘリコプターでメールの発信源とされるテキサス州ラレドへ向かう。 そこで3人が出会ったのは、かつてジョンを抹殺したT-800だった。 T-800は3人に対し、自分について詳しく語った。 「カール」と名乗り、家族を得たことによりジョンを殺したことに対する良心が芽生え、自らが感知したタイムスリップの予兆をサラに伝えることで彼女に生きる目的を与えようとしていたのだった。 そして一行はキル・ボックス(罠箱)で待ち構えRev-9を破壊することを決意する。 Rev-9を破壊すべく、サラの旧知である米軍少佐と接触しを入手するが、そこへRev-9がヘリコプターで強襲、一行は輸送機で上空へと免れるが、EMPが破壊されてしまいRev-9を止める有効打を失ってしまった。 それでも困難に立ち向かおうとするダニーに対し、グレースは抵抗軍の指導者になるのはダニー自身であり、リージョンの反乱によって孤児となった自分を助けてくれたのも彼女との真実を明かした。 その直後空中給油機を奪取したRev-9に追いつかれ、衝突の末に2機はダムに墜落する。 直前に装甲車で脱出し、水力発電所のタービン室まで逃れたダニーたちは、この場所をキル・ボックスと定めた。 Rev-9と激しい戦闘の末にグレースは重傷を負い、T-800も機能を停止する。 満身創痍となりながらもダニーを抹殺しようとするRev-9を前に、瀕死となったグレースは自らの動力源「パワーパック」を武器として用いることを提案し、拒絶するダニーを説き伏せてパックを摘出させて息絶えた。 大切な人々を失ってしまったダニーは怒り狂いRev-9へ挑むが一蹴され窮地に追い込まれてしまう。 絶体絶命の中、再起動したT-800の助力でダニーはRev-9の頭蓋骨格にパワーパックを突き刺し、T-800はRev-9を引きずり発電所のピットへと落下し、「ジョンのために」と言い残し互いに機能を停止した。 登場人物 [ ] 役名 俳優 日本語吹替 マディ・カーリー カール 少女期のグレース ステファニー・ギル 黒木彩加 レヴ-ナイン () ダニーとディエゴの父親 エンリケ・アルセ なし ダニーの叔父 トリスタン・ウヨア なし ジュード・コリー なし 製作スタッフ [ ]• 監督:• VFX:• 音楽: 製作 [ ] 2019年4月4日(米国時間)にラスベガスにて開催された「Cinema Con」に登壇したアーノルド ・シュワルツェネッガーやリンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、その他スタッフによれば、本作は「『ターミネーター2』に残してきたものを再開する物語」とされている。 リンダは出演の依頼に6週間ほど熟考する時間をもらったうえでトレーニングを積み撮影に臨んだ。 『ターミネーター2』当時と同じく現場では腕立て伏せや懸垂を重ねてシュワルツェネッガーを驚かせた。 23日には『ターミネーター』シリーズの映画化権を持つの株式を取得した企業が共同製作に加わることも発表された。 2019年5月23日に最初の予告編が公開され、同年8月29日 審判の日 に、2つの予告編が公開された。 また、ターミネーターシリーズにおいて名台詞の「」を意味する「I'll be back」は今作も登場する。 2020年3月4日にはDVDとブルーレイが同時に発売され、DVD・ブルーレイには複数の特別収録があり、数々の未公開シーンも収録されている。 海外評価 [ ] 本作は批評家から絶賛されているところもあり、映画批評集積サイトの「」には300件以上の多数のレビューがある。 平均点は10点満点中6. 3点となっており 、インターネット総合評価では、批評家による加重スコアが100のうち54、観客によるスコアが10のうち4. 1となっている。 は10点満点のうち8点 GREAT を付け、「 ターミネーター:ニュー・フェイト は前の3作がつまずいた点で成功し、クリエイティブ性においても、商業面においてもフランチャイズを良い状態に戻しており、ジェームズ・キャメロンによる初期2作の成功点を巧みに活かしながら、初登場のキャラクターたちと新たな危機を創り出し、人類の発展に困難な課題を突き付けている」と評した。 興行収入 [ ] の報道によれば、にで世界初公開された北米初日興行収入では当初の予想は約40億円だったが、公開された日が平日との事もあり約11億円に留まる。 そのため、一部のユーザー達から厳しい評価をされていた。 興行収入が現時点で約287億円 であり、製作費の約203. 5億円 の他数億のマーケティング費用がかかっているのに割が合わず、 11月当初では合計約100億円の赤字計上が浮上していた。 日本では劇場公開開始に際して行なわれたでの本編映像一部公開に加えて 、シュワルツェネッガーら主要キャスト達の来日 、記者会見 、ジャパンプレミア が功を奏し、による全国映画動員ランキングでは2週連続で1位を獲得した。 また、日本の累計興行収入は約23. 5億円となっている。 続編の意図 [ ] ジェームズ・キャメロンは、「人間と人工知能の関係を描きたい」と『ターミネーター ニュー・フェイト』の続編の実現に熱意を燃やし、早くから、『ターミネーター2』(1991)の正統なる続編である本作を皮切りに、新たな3部作のプロットをすでに完成させていたことを明かしている。 「米Collider」の取材にて、キャメロンは「『ターミネーターシリーズ』に戻ってきた大きなモチベーションのひとつは、人間と人工知能の関係を描けるということだ」と語った。 また、「今回では土台を作り、2作目や3作目で深く掘り下げて行くことになる」とも述べた。 予約特典としてマルチプレイヤーで使用可能な「Terminator Dark Fate キャラクターパック」があり、サラ・コナー、T-800、Vector Lancer スキン、7日間のBoostなどを含む。 これは現在ストアにて有料配信も行われており、「Terminator Dark Fate キャラクターパック2」にはマルチプレイヤー用のグレースとRev-9を収録している。 脚注 [ ] []• Fleming Jr, Mike 2018年4月13日. Deadline. 2018年10月24日閲覧。 Topel, Fred 2018年1月10日. 2018年1月27日閲覧。 Couch, Aaron 2019年3月22日. 2019年3月22日閲覧。 Trumbore, Dave 2018年10月23日. Collider. 2018年10月23日閲覧。 シネマトゥデイ. 2019年4月5日. 2019年4月6日閲覧。 映画ナタリー. 2019年4月5日. 2019年4月6日閲覧。 20th Century Fox Japan. 2020年3月20日閲覧。 Variety. 2019年11月3日. 2019年11月13日閲覧。 Variety. 2019年12月7日. 2019年12月7日閲覧。 Variety. 2019年12月7日. 2019年12月7日閲覧。 Variety. 2019年12月28日. 2019年12月28日閲覧。 ShortList. 2019年5月28日. 2019年6月27日閲覧。 THE RIVER. 2019年4月11日. 2019年4月13日閲覧。 映画board. 2019年4月20日. 2019年4月21日閲覧。 シネマトゥデイ 2019年10月11日. 2019年10月11日閲覧。 Taniguchi, Munenori. 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